第5話 手紙と屋上の告白② 奈々海の場合

 最近、よく瀬尾君のことを想うことが増えた。きっかけは?と言われると、先日のカフェでの光景だろうか。

 瀬尾君とあの女子が二人で楽しそうに喋っていた光景は今でも脳裏に刻まれている。思い出す度に胸がモヤモヤする。

 それを全て踏まえ、私が出した結論は、『私は瀬尾君に恋してる』ということだ。

 普通の友達なら胸がモヤモヤすることも嫉妬することもないはずだ。だが私にはその症状がある。ということは私は恋してると結論づける方が妥当だろう。


 それから数週間、様子を伺った。あの二人は仲良く喋ったりはしていたが、付き合ってはいなさそうだった。もうこれは今しかないと思い、告白をすることにした。

 ここでうだうだしてると誰かに取られるかも知れない。だって瀬尾君はかっこいいからさ。


 と、決めたのはいいものの、告白ってどうするのがいいのか。いつも告白される側だったからする側になるのは初めてなのだ。

 そこで思い浮かんだのは、最近見た恋愛青春ドラマの光景。そのドラマでは、ラブレターを下靴箱に入れ、放課後屋上に呼び出すというものだった。

 典型的だけど一番いいのではないかと思う。

 私は早速手紙を書き始める。


 下書きを書いては消してを二三度繰り返して、やっと清書に辿り着いた。こういう手紙を書く時どのように書くのが正解なのか……。 

 結局はありきたりな文面になっちゃったけども……まぁ、いいだろう。

 こういうのって名前書かない方がそれっぽいのかな。ドラマでは書いてなかったんだよね。


 そうして、書き終えた手紙を封筒に入れる。封筒側に何かを書こうかと迷ったけど、あえて何も書かない方が面白いかもと思い、書かずに封をした。

 封をした、と言ってもシーリングスタンプを押したわけでも、シールを貼ったわけでもなく、ただ折っただけ。なぜなら、うちにいい感じのものがなかったから。

 私はその手紙は机の上に置き、一階へ歯磨きをしに降りる。


 階段を一段二段と降りながら、手紙をどうやって靴箱に入れようかと考えていた。普通に朝入れるだけでいいのだが……誰かに入れてるところを見られたくないし、万が一瀬尾君の方が私より早く登校してきたら元も子もない。


「あ、奈々海。歯磨きしに来たの?」


 双子の妹がダイニングテーブルの椅子に座りながら歯磨きをしていた。片手にはスマホが握られていた。何か見ながら歯磨きしていたのだろうな。


「うん」


 洗面台の棚から歯ブラシを取り出し、歯磨き粉を付けてシャコシャコと磨く。ミントのスゥーとした香りが鼻を通る。


「そうそう。私、明日はいつもより早めに出るから。朝ご飯はテーブルに置いとくからよろしくね」

「了解ー。明日何かあるの?」

「うーん。そうだね。人生をかけた一世一代のイベントがね?」

「ほ、ほう……?」


 さすがに妹だろうとも明日告るのとかは言いづらいな。正式に付き合ってから説明しようかな。


「じゃあ、おやすみー」

「おやすみー」


 先に歯磨きをしていたであろう妹よりも早く歯を磨き終え、再び二階へと上がり、明日に備えていつもより早めに就寝した。


 翌朝。いつもより一時間半早く起きた。早めに寝たとはいえ、まだちょっと眠たい……。

 物音と足音を極力立てないように1階へ降り、キッチンの電気を点ける。

 鍋に水と出汁、豆腐以外の味噌汁の具を入れて火にかけ、煮立たせる。その間におかずを用意する。

 今日は和食でいいかなと思い、冷凍庫に入っていたカチカチの鮭を昨晩から冷蔵庫に移し、解凍しておいた。

 鮭は塩を振りグリルに入れて火をつける。そのままグリルで数分焼き上げる。

 そして、丁度鍋の方が沸騰してきたので、火を止めて味噌を溶かし、豆腐を入れちょっとだけ火にかける。これで味噌汁が完成。鮭もそろそろ焼き上がりそうだ。

 ご飯は予約設定していたので朝にはしっかりと炊きあがっている。ご飯と味噌汁は個人でよそうとして、鮭だけお皿に盛り、ラップをかけて置いておく。

 朝食を作り終えた私は、みんなより一足早く朝食を取り、学校へ行く準備をする。


「行ってきます」


 さて、行きますか。学校に。

 朝日が直で顔に当たって眩しい。

 まだ四月の朝はちょっと肌寒い。そんな朝の空気を吸い、ロファーのコツコツという地面に当たる音を聞きながらバス停目指して歩く。

 バスと電車を乗り継ぎ、学校に到着した。予想通り誰もまだ来ていない様子。

 誰かに見られる前にさっさと手紙を瀬尾君の下駄箱へ。なんか、誰にも見られないようにって思うと悪いことしてる気分だな……。


 手紙を入れ終え、教室に行く。静かな校舎内では、私の歩く音だけが響く。階段では足音が反響しまくっていた。

 当然ながら、教室には誰もいない。朝日の差す教室に一人。ちょっと恐怖すら感じてしまうような……。


 荷物を片付け、暇になる。


「外より中の方が少し暖かく感じるな……」


 その絶妙な暖かさとこの静けさが眠気を誘ってくる。

 時刻は7時45分。まだ誰も来ないし、少しぐらい寝てもいいよね。

 私は机に伏せて目を閉じる。一度、目を閉じてしまえば、開く気なんて起きない。そのまま眠りに落ちるのみだ……。


「あれー? 奈々海寝てるな」

「夜更かしでもしてたんじゃない?」

「奈々海ってそんな悪なの?」


 そんな声が聞こえて目が覚めた。むくっと体を起こし斜め後ろを見ると、夏菜と御玖の姿があった。


「あ、奈々海起きたー。おはよー」

「うん。おはよー……」


 このおはようには二つの意味があることだろう。朝の挨拶のおはようと起きたことによるおはようだ。今のはそれを一括にまとめた感じだ。


「よく寝てたねぇー」

「そう?」


 時計を見てみると8時05分だった。大体二十分ぐらいは寝ていた。

 教室には夏菜と御玖以外にも人はいたが、まだ時間も時間。十人もいない。


「横見てみ」

「横?」


 そう言われ、横を見てみるとかわいい寝顔でスースーと寝ている瀬尾君がいた。


「あら、瀬尾君も……」

「そう。私達が来たときには二人とも同じ格好で寝てたよ」


 大体いつもは夏菜たちより後に瀬尾君が登校してくるから、今日は早かったんだな。瀬尾君、今日日直だったしね。

 よかった。早めに登校してきて正解だったよ。


「それで? あの計画は上手く行きそっ?」

「まーね。しっかり準備はしたし、あとは放課後待つだけだよ」

「彼氏できたら、ちゃんとあたしたちに報告してよね!」

「わかってるから。もうちょい声のボリューム落として」


 この二人には事前に、今日の計画のことで相談をしていた。

 夏菜は恋愛のプロフェッショナル……は言い過ぎか。単にそういう青春恋愛系の話が好きな女子とでも言っておこうかな。

 そういうわけだから、いいアドバイスをもらえるのではないかと思い相談していた。御玖はそれについてきた感じ。でもしっかり相談には乗ってくれた。


“キーンコーンカーンコーン”


 八時半。朝の一発目のチャイムが鳴る。それを聞き、瀬尾君が目を覚ました。


「あ、瀬尾君。おはよー」

「おはよう……神崎さん」


 完璧に寝起きの返事が返ってきた。


「朝から寝るって、瀬尾君は寝不足かな?」

「それは神崎さんもだろ?」


 めちゃくちゃその通りなツッコミが返ってきた。

 ただし、私は寝不足ではない。今日に備えていつもより早く寝たぐらいなのだから。


「違いますぅー。決して私は寝不足ではありません!」


 これだけは否定させていただこう。

 瀬尾君は私に早く登校してきた理由を尋ねてきた。けど、正直に答えてしまえば今日の計画が全て水の泡になりかねない。上手いこと誤魔化しながら答えないと。

 今日の会話は気を緩めるとポロッと何か変なことを言ってしまいそうだ。私ってなかなかの嘘下手人間だからね。

 そんな会話を瀬尾君としていると日直で瀬尾君が呼ばれ前へ出ていった。


 朝礼は素早く終わった。さすが瀬尾君。テキパキと仕事こなすねー。

 早く終わったので一時間目まで余裕ができた。そこで私は課題を終わらそうと思う。だって私は偉いから!

 机の中から英語の問題集と数学の問題集を取り出すと、丁度瀬尾君が席に帰ってきた。


「今から私は課題をしようと思う」


 どっちをやればいい?という絶対他人に問いかけるようなことではない質問を堂々と問いかける。


 解答は、なんとなく予想はしてたけど、どっちでもいいんじゃない?という答えが返ってきた。じゃあ、しょうがない。数学をやろうと数学の問題集を取り出すが、問題がちょっと何言ってるのかわかんない。

 数学は諦めて英語の問題集を開く。が、まぁわからないよね。私ってこんなにバカだっけ?


「一時間目、英語の小テストだぞ?」


 もうちょっと早く言ってほしかった。


 結局、テスト勉強なんてする暇もなく始業のチャイムが鳴る。何一つ覚えていない。英語は苦手科目。そんな教科のテストをノー勉で乗り切れるだろうか。小テストだから大丈夫。そう、甘い気持ちで考えていると結構痛い目を見る。

 単語や文法を少しでも覚えていたら希望はあったのかもしれない。だが、現在私の脳内にあるのは今日の放課後のことだけだ。

 私は0点覚悟で小テストを表に向けた――。


「おい、笑うなよ……」

「だって、俺は勉強してるし余裕〜みたいなオーラ放ってたよ? それでこの結果は笑えるでしょー」

「なんでだよ! 実際そんなこと言ってないからノーカンだろ!」


 久しぶりに大笑いをした私。なぜこんなに笑えるのか。

 瀬尾君がテスト勉強する範囲を間違えていたらしく、全然解けなかったと言っていたからだ。そんなん笑うしかないでしょ?

 お互いに今日は運が味方をしてくれなかったみたいだ。まぁ、長く生きてりゃそんな日が一日ぐらいあるよね。そう考えれば今日のことも割り切れるかな。



 そして、早くも午前授業が終わり、昼休みになった。この時間は大体お昼ご飯を食べている。

 私は学食や購買派ではなく、自分でお弁当を持参する派。わざわざお金を使って買いたくない。そりゃ、無料なら食べるよ? 学食も購買もね。朝の準備時間が減るなら願ったり叶ったりだしね。

 私の観察上、結構周りにもお弁当持参勢がいる。夏菜と御玖もそうだし、その他女子はほとんどお弁当を持っていた。逆に男子でお弁当を持ってきている人は数人しかいなかった。


「奈々海。お弁当食べよー」

「食べよー。もう、お腹ペコペコなんだよねー。三時間目に体育はいやだねー。四時間目めっちゃお腹空くから」

「それは思った」

「四時間目ならギリ許せるよね。次はご飯だから」


 体育の時間割って時間によって辛さが変わってくる不思議な科目だ。みんなが最も嫌う時間は5時間目。ご飯を食べたばかりだから消化しきれておらずお腹の中で暴れだす。その日がシャトルランや持久走などの走る競技だったら吐きそうになる。


「今日も奈々海っちの手作り?」

「そうだよー。まぁ、今日はざっくり有り合わせ詰め込んだ感じだから手抜きだけどねー」

「こ、このクオリティーで……」

「奈々海っち喧嘩売ってるのか?」

「売ってないし……。というか御玖のその呼び名はなに?」

「え? 奈々海っちって?」

「うん……」


 御玖が急にいつもと違う呼び方をしてくるものだからなんだか落ち着かなくなる。あだ名をつけるのは構わないから、せめてもうちょいしっかりしたあだ名をつけてほしい。 

 奈々海っちは適当すぎるじゃん。


「今思いつきの呼び方ー。もしかして嫌だった? 嫌だったならやめるよ」

「いや、別にそれはいいんだけど、ならもうちょっといいあだ名付けてよ。」

「ちゃんとしたあだ名ってなにさ……」

「奈々海、あだ名は許してくれるんだ。しかもちゃんとしたやつなら」

「だから、ちゃんとしたやつってなに……」


 御玖はう〜ん……と頭を悩ませて私のあだ名を考える。そこまで真剣に考えることじゃないと思うんだけどね。

 それより、お弁当を食べない?と言ったのは夏菜。早く食べないと昼休みも終わってしまう。

 今日の私のお弁当は、昨日の夕飯で余ってたものプラス玉子焼きとその他諸々を詰めたお弁当。

 ちなみ昨日の夕飯は野菜炒めと小松菜とお揚げを混ぜたおひたしみたいなの。あと、ついでにと思って作って置いたポテサラ。

 お弁当の具材には案外困らなかった。


「ねぇー、御玖玉子焼き交換しよっ」

「え、なぜ?」

「他の家の玉子焼き食べてみたい」

「えー。じゃあ、みんなで玉子焼き交換しようよ。そっちの方が公平だしー」

「いいよー」


 それぞれ大きさ、切り方に家庭で違いがある。玉子焼きを縦に切っている星崎家。斜めに切っているのは私、神崎家と凪本家。

 味にも違いがあった。

 星崎家の玉子焼きはほんのり甘味があった。砂糖が入ってるのかな。一方で凪本家はシンプルに塩を入れているのかあっさりして美味しかった。神崎家は白だしを入れた出汁巻き卵。三人とも玉子焼きの味が違う。被らないのもなかなか珍しい。

 

「どれも美味しかったなー」

「ねぇー。でも、奈々海っちの玉子焼きめっちゃふわふわだった」

「それ思った! 何か隠し味が入ってるのか?」

「重曹でも入れた?」

「重曹は玉子焼きに入れないかな……。ふっくらする理由はね、マヨネーズ」

「「マヨネーズ?」」


 二人は疑問形で復唱する。

 このやり方って一般的に知れ渡ってるものかと思ったらそうでもないっぽい。

 そもそも、マヨネーズを玉子焼きに入れるのは大手マヨネーズメーカーがレシピを出してるからね。


「なんでマヨネーズ入れるとふっくらするんの?」

「玉子焼きが硬くなるのはたんぱく質が結合するかららしくて、マヨネーズを入れることでその結合がゆるくなるんだって」

「ふーん。初耳だねぇー」

「次からあたしもやってみよー」


 そう言いながら私の玉子焼きを横取りしてきた。


「あ! 御玖!」

「ん〜。おいしい〜」


 この二人は変わらない。それは私も一緒なのかも知れない。

 前に進む時を誤ればどうなってしまうのか。今の私にはわからなかった。


“キーンコーンカーンコーン”


 六時間目終業のチャイムが教室のスピーカーから流れる。

 今から終礼をし、解散となる。

 そして、これから大事なイベントが待っている。

 

「じゃあ、またね。瀬尾君」


 またね。それを瀬尾君は“また明日”と言う意味で捉えるのだろうか。普通はそう捉えるだろう。でも今回は意味が違った。それがわかるのは、今は私だけ。


 私はちょっと急ぎ足で屋上に向かう。幸いなことに、うちの学校は屋上が常に開放されている。

 たまにダンス部とかが練習に使っていると聞いたりする。

 

 屋上に着いた私は、柵に手をかけ、ふぅーと深呼吸をし、精神統一をする。


 ガチャというドアを開ける音と同時に風がブワッと吹く。


「待ってたよー。瀬尾暁斗君。君は来てくれると信じてたよ」


 ちょっとラブコメヒロインを意識したって言うのはここだけの秘密。

 そんな変なことを意識してるけど、心臓はバックバク。周りの音が全て心音で掻き消される程に心臓の音が聞こえる。

 瀬尾君との会話は辛うじて聞こえる。だから会話はできていた。


「なになに? 私が、瀬尾君と決闘するために呼び出したとでも思うの?」


 軽口の一つや二つ交わせないと告白なんてできないでしょ。ちょっとしたボケをして緊張をほぐした……つもり。

 私はしっかり瀬尾君と会話できているだろうか。声は震えていないだろうか。顔は赤くないだろうか。

 やっぱり緊張は解れない。緊張するものはしてしまう。しょうがない。人間の心理なんだから。


「それもそうだな。……それで? そろそろ本題と行こうか」

「それ、瀬尾君が言うセリフ?」


 瀬尾君が本題への流れを作ってくれた。


 もう一度大きく深呼吸をして、覚悟を決める。

 人生を変えることを今からする。成功しても失敗しても。どっちにしても運命は変わってしまう。

 告白とは、人生において、とても大きな運命の選択だと私は思う。幸せになるのか不幸になるのかもその時の選択次第。

 さて、やりますか!


「瀬尾君。私は君が好きです。付き合って下さい!」


 少し、間があった。その少しの間ですら永遠に続くような……そんな感じがした。


「俺はまだ、神崎さんの事をよく知らない。知らなさ過ぎる」

「っ……」


 さすがにだめだったか。そう考えが頭をよぎった。

 けど、瀬尾君はまだ言葉を続ける。

 

「でも、神崎さんが俺を好きだと言ってくれるなら、これから知っていく。君の事を――。だから、はい。喜んで」


 一瞬耳を疑った。最初の言葉ですでに私の心は終わったという振られる覚悟をしていたから。


 今、瀬尾君はなんて言った? はい? ホントに?


 そんな疑問に思うことでもないことを疑問に思っていた。ここでホントにいいの?と聞くのは場違いな気がして、その言葉は言わなかった。

 その代わりに感情が溢れ出した。


「も……もぉー心配させないでよぉぉ……!!」


 急に視界がぼやけ、額に何かが流れるような感覚が。

 私は気づいていなかった。私の目から涙が溢れていたことを。


「これからよろしくな。神崎さん」


 安心てヘタとその場に崩れていた私に優しく手を伸ばしてくれた。

 この手を取れるというのはホントに嬉しい。


「こちらこそ……瀬尾君!」


 瀬尾君の手をギュッと取って立ち上がる。

 じゃあ、帰ろうか、と言って屋上の扉の方歩き出す。


「手、離してくれないのか?」

「うん! 瀬尾君のこの手、絶対に離さないから」

「っ……ああ。しっかり握っていてくれ」


 今日は瀬尾君の横に並んで、下校しようかな。


「これが、青春なんだね!」


 今思ったって感じたことをその場で言葉にした。

 家に帰り、私は夏菜と御玖に彼氏ができたことを報告するの忘れないようにしないとね。

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