1-22 『化け物には化け物をぶつけんだよ』
縦横無尽に放たれる銃弾を血の膜で弾き返しオズウェルドからの攻撃は全て根性と気合だけで捌き切る。そうすると信じられない密度まで凝縮された力場が衝撃によって破裂して爆炎を撒き散らす。
そんな風にして一対百二十三(内一人の戦力は二万人分くらい)を相手にし続けるアルフォードは中々決め手を見つけられずにいた。
「オラオラァ!! どうした、さっきより筋が訛ってんぞ!!!」
「っ…………!」
たかだか武装したPMCが百二十人前後など本気を出せばどうという事はない。パワードスーツを着ていても血で針を作り首の隙間を貫けばいいだけの話だ。まぁ、それほどの集中力を与えてはくれないからこうなっているのだが。
オズウェルドはまだ全力を出してはいない。けれど周囲のPMCの対応も含めると攻撃に割けるリソースが圧倒的に少なくどう足掻いても無傷でやり過ごすだけで精一杯になってしまう。
対抗策がない訳ではない。けれどそれは奥の手中の奥の手。この身体が負荷に耐えきれない可能性もあるし何よりも根源的……つまり魂その物が破壊される可能性だって決して低くはない。
ならば。
「“
不可視の障壁で一瞬だけオズウェルドからの攻撃を防ぎ反撃へ転ずる。血の太刀を振りかぶると“氣”を込めて解き放ち通常の何十倍もの威力をもってして吹き飛ばした。
これで決め手にならなくてもいい。今は数秒の時間が欲しいだけ。
「な、何だ、銃が!?」
「勝手に動くぞ!」
吹き飛ばしたオズウェルドが戻ってくるまでの数秒間で出来る事は限られている。だが自分の集中力であれば周囲のPMCを掃討するなど簡単な事だ。
血の糸を全方位に何十本も伸ばしてPMCの持っていた銃を奪い取る。彼らからしてみれば突然不可視の手が自分の銃を奪い銃口を突きつけている様に見えるはずだ。そのまま首元や関節などの隙間を狙って銃弾を撃ち込むと碧い炎が戻って来るタイミングでPMCを掃討し終える。
――これでようやくオズウェルドにリソースが割けられる……!
仙術も血法も言霊も全てをオズウェルドにぶつければ隙くらいは生まれるはずだ。その隙に仙札で彼の潜在意識を切り裂いて潜り込みエルフィへ干渉……そこから人格を引きずり出せれば。
「いってて。擦り傷出来たじゃねーか」
「普通の人間が食らえば背中から内臓飛び出して死ぬんだからな、アレ」
「あっそ。まぁどうでもいいけどな」
たった数秒で百人を片付けた事が意外なのかオズウェルドは周囲を見渡している。
その隙にヴァンダーベルトを探した。この件に【
――逃げたなアイツ……。
必要なデータだけを取って脱兎の如くと退散したらしい。今回ばかりは奴に血の糸を付け忘れているから見つけるのなら自力で探さなければ。
まぁ今はそんな事なんてどうでもいい。目の前の敵をどうにかしなければ。
暗部の決め手がオズウェルドである以上彼を留めておけるだけでもかなりの痛手を与えられるはずだ。欲を言えばエルフィの解放。更なる欲を言えばオズウェルドの撃破。もっと欲を言えば過去の事を教えてもらいたいものだ。
「さて。これでようやくお前の相手を出来る訳だが……」
《
前世の力があるならともかくこの身体で出来る事は限られている。いくら相手が本来の力を引き出せないと言っても現状での全力がどれだけの物なのかは以前の一戦で知っている。気を抜こうものなら死ぬのは確定だろう。
出し惜しみは出来ないからこそ懐から幾つもの仙札を取り出し一斉に消費する。
「ここからは全力でやらせてもらう」
血の太刀に前世の記憶を付与……つまり過去の時間軸まで一時的に干渉して神器の物質と性質を付与させる。そうして身の丈以上の紅い太刀を作り上げると過去に一つ目の切り札として使用していた神器をその手で握る。
「はっ! いいぜ、なら俺も全力でやってやるよ!!」
オズウェルドも薙刀を構えると碧い炎を纏って力場を周囲に放った。正直その密度だけで言うのなら彼の方が圧倒的に上だ。常人がその覇気や力場に触れればあまりの威圧感に気絶するだろう。
だからこそそこに気を取られた。
瞬間移動でもしたの如くオズウェルドの姿が消える。
――消えた? いや、後ろ!!
一瞬の困惑を足踏みの音が砕いて即座に体を動かす。紅蓮の太刀を構えると力場込みで放たれた斬撃は左右に分かれて真横を通過し道中にあった全ての物質を巻き込む。
上空に吹き飛ばされている間に確認した限りでは今の一撃だけで直線三十mは消し炭になった。PMC兵達は巻き込まれていないが反動だけでもかなりの距離を吹き飛ばされている。
「まだまだ序の口だぜ! ――オラァッ!!」
「っ…………!」
地面に着地した瞬間から放たれる力場。碧い炎が迫って来る中で紅蓮の太刀を浴びせると紅色の爆破と共に相殺されて力場を散らせた。
身の丈以上の太刀だから普通に構えて移動すれば剣先が地面に触れる。その剣先が僅かに触れるだけで紅蓮の爆破が軌道を描いて地面を砕いた。
そうして煙幕代わりにしつつ接近すると力の限り振り下ろす。
爆破。そして爆炎。
薙刀も太刀も衝突するたびに碧と紅の炎を撒き散らして周囲の景色を代わる代わる変貌させた。
縦横無尽の斬撃が駆け抜けては炎を切り裂き爆破を引き起こす。
互いに力の限り動くのだから足場が少なくなると必然的に移動しなければならない。だから攻撃の度に足場となる壁や街頭が消し飛ぶと新しい場所へと向かいまた新しい場所へ。そうやって街を破壊しつつも激闘を繰り広げた。
「へっ! 止めるだとか何とか言いつつよォ――――テメーも笑ってンじゃねーか」
「…………!!」
こんなにも全力を放ち戦える時が来るだなんて思ってもいなかった。
前世ではこんな戦闘なんて当たり前。場合によっては国一つを巻き込んで魔神とやり合った事だってある。
こんな事を思ってしまったら流石に戦闘狂でしかないから今までその思考を避けていたが……正直この世界の住人は弱すぎる。異形種でも血法だけで完封出来るのだから。
血法、言霊、仙術、氣、体術、剣術、その他諸々の技術を引き継いでいる自分からしてみれば全力を出せないこの場所は少し物足りなかった。
だからだろうか。オズウェルドという全ての力を放ち戦える相手を前にして「今の自分が全力を出したらどれだけ強いのだろう?」という考えから強くなれる望みを抱き笑いながら戦ってしまうのは。
「分かるぜ。弱ェ奴らとつるんでたら全力を出せねェ。だから強ェ奴と戦うのは楽しいんだよ……なッ!!!」
力場が体を貫いた――――気がした。
即座に防御の構えを取ると紅蓮の太刀の腹に命中した幾つもの斬撃は全てが同時に重なって、力場との相乗効果で途轍もない重撃となり全力で踏ん張っているのに吹き飛ばされた。
「でもま、こんな程度じゃテメーは倒れねェ。だろ?」
そう問いかけられては応えるしかあるまい。
神器を握り締めて僅かな力を籠める。突っ込んだ建物の中から巨大な爆炎を引き起こすと連鎖する爆裂を引き連れながらオズウェルドへと突っ込む。彼はそれを真正面から受けるが、今度は一度も浴びせていないレベルの重撃をこっちから見舞う。だからオズウェルドは爆炎に押し出されると立ち入り禁止のフェンスを突き破って建設予定の空き地へと突っ込む。
硝煙の中から飛び出して彼の足を掴むと土壌を深くまで抉る威力で地面に叩きつける。そのまま縦に回転しながら地面に打ち付けられてはいたが斬撃を浴びせた瞬間に体勢を立て直し、即座に連撃にも対応して薙刀を振るった。
広大な空き地でも全力移動しながらの斬撃では十秒も掛からずに端まで移動出来てしまう。フェンスを突き破って建設現場に突入するとコンクリートや木材を巻き込み破壊しながらも激戦を続ける。
今の時代じゃ建設は半分以上がAIが担ってくれているから人がいる心配もさほどない。
「どうした、そんなモンかぁ!?」
「まだまだ余裕だし! 何ならこのまま小躍りでもしてやろうか!?」
戦場は建設現場から高層ビル跡地へ。
既に支柱と廃棄された機材のみとなった廃ビルは誰もいないからこそ遠慮なく力を振るえる。オズウェルドも人や損害を気にしないなら全力を出せると悟ったのか自ら人気のない方角へと移動していく。
そんな風にして空中でも斬り合っているとオズウェルドを言霊を乗せた斬撃でスラムの道路へと叩き落す。
仙札で探知しても生命反応は一切ない。つまりここなら“アレ”をやっても死人は一切でない。
ここならやれる。
「【外典】展開――――」
紅色の業火を纏い刃を振るうと背後に現れた漆黒の肌をした炎の巨神を呼び出す。
「『――ファレアスの手紙・《
「外典持ちだったのか……」
背後に現れたのは炎の巨神だった。……だが、その姿は焼き爛れた巨大な幼児の体躯。首が取れた首の断面からは無数の鎖が血管の様に飛び出し歪な輪を構成している。
二千年前……よりも遥か昔に存在した“神々の国”から伝わった奇跡の教典――――その真実の一つを映した外典。
【外典】ファレアスの手紙。
《
人々は起こった悲劇を二度と繰り返さぬよう手紙として書き残し世界を去る。それをある旅人が廃村となったその場所で見つけ、後世に残し、世界中の人々が恐れる事で世界抑止力が集合的無意識に反応した事で“一つの神秘”となった。
まぁ、その後なんやかんやあってその力はとある神器に封印される事となる。
名は悪魔を冠し存在は地獄を引き出す。
つまりこの力を使っている時に限り地獄の力を引き出せるのだ。……とはいっても別世界的な意味じゃなく、人々が妄想した地獄を現実世界で無理やり実体化させているような物だが。
「ならこっちもちーと切り札を切らせてもらうぜ」
オズウェルドが両足で踏ん張ると地面に碧い炎が走ってある紋様を象る。それは魔法陣の様な形を描いて構成されると人差し指と中指だけを立て祈るように目を瞑る。そして次の瞬間には歪に蠢く碧い炎を纏った神龍を背に薙刀を握り締めていた。
恐らく現段階でのオズウェルドではこれが精一杯。それはこっちも同じ事だが土俵に引きずり込めるという点においてはこっちの方が優れている。
持久戦なら負けない。
持久戦であれば。
「【『悪魔は囁き地獄へ導く。渇き、疼き、奪った』】」
だが今は時間稼ぎをしている場合ではない。むしろ時間稼ぎは相手の思う壺だ。今は少しでも早くオズウェルドを無力化してエルフィの人格を引き出し、出来る事なら分離させて助け出さなければならない。
その為に少しでも早くオズウェルドを倒さなければ。
外典に記された聖句を詠唱して次第と出力する量を増やしていく。この力はやり過ぎたら辺り一帯を領域に引きずり込んで焦土化させてしまうから損害に気を付けなければならないのだが……相手が相手だ。お偉いさんの人には悪いが全力でやらせてもらおうではないか。
オズウェルドが碧く燃える神龍を全身に纏って突っ込んでくる。だからこっちも紅く燃える巨神をその身に纏うと全力で刃を振り下ろした。
その瞬間だった。
「【『悪魔が天に向けて眼を差し出すと、主は雨をおくられ、乾いたソプテファの地へ悪魔と――――
歪な形と血管が浮き出た銃弾が鼻の先を通った。
「――――っ!?」
弾が通り過ぎた風圧で炎が乱される。横やりを入れられたことでオズウェルドは急停止をして一緒に弾が飛んでいく方角を見た。
――今の弾、まさか!?
そんな事はないと信じたい。確かに予測した地点から円環塔へ直接放つなら自分達が障害になるのは分かる。だからといってその事実を簡単に受け止めたら行動にブレが……。
そんな考えはあっけなく砕け散り、円環塔で突如として大規模な爆発が起こった。
弾が飛んできた方角を見る。
いくら弾丸と言えどあの威力を出せるのなら普通の物ではない。そして何よりも銃弾に浮き出ていた血管と血の尾が証拠を出してくれている。
「……マジか」
肉眼では捉えられないが【外典】の力で視力が格段に強化されているから分かる。【ブラッド・バレット・アーツ】があるとされていたビルの屋上に一人の人影が狙撃銃の様な物を握っている姿が。
再び円環塔へ向けるも外壁には傷が一切なく硝煙のみが周囲に待っている。流石は学園都市の技術の結晶とも言いたいところではあるが、恐らく次の一撃には耐えられない。
今のは試し打ちと言ったところだろう。次は今よりも何百倍も強力な……龍鳳の街を破壊したよりも強い攻撃が飛ぶ。
ルゥナは? ジンは? リアは?
まさか向こうにもこっちと同格の相手がいるのか? もしそうだった場合オズウェルドよりも仲間を優先するべきか? だがここで彼を手放しにしたら円環塔へ向かうだろうからそれこそ――――。
その迷いが体の動きを鈍らせた。
「――どこ見てんだァ!!」
「っ!?」
碧い炎が飛来する。だから紅く燃える巨神で咄嗟に防ぐが、オズウェルドはその力を防御の突破のみに用いて突っ込んでくる。
刹那だけ反応が遅れた代償もあってか薙刀が胴体を貫くのは容易な事だった。
「がふっ――――」
「殺し合いの最中によそ見は厳禁だぜ。ママから習わなかったか?」
内臓はやられていない。だが決して軽くはない。
仙札を使えばすぐに元通りになるが素直にそれをさせてくれるとも限らない。もうじき薙刀から放出される碧い炎が内側から体を焼き尽くすだろう。そうなれば全身丸焦げ人間ステーキの出来上がりだ。
だからこそ今をチャンスにするしかなかった。
相手が「やった」と思ったその瞬間は殺し合いの最中で付け入りやすい隙の一つに入るのだから。
「あぁ、生憎と前の母は俺を生んだ時に死んじゃったんでな」
「っ…………!」
腹に突き刺された薙刀を、腹から飛び出た血を絡める事で固定する。より深く刺すつもりだったのか刃が微塵も動かない事にオズウェルドは眉をピクリと動かした。
そして神器を手放してでも両手で胸倉を掴む。
「……そりゃよそ見もする訳だ。今のママは教えてくんなかったみてーだな」
「んでも――――俺はそんな事を教えてくれる母より、料理の味を教えてくれる母の方がずっと好きだぜ」
こんな形で接近できるとは思いもしなかった。けれどこれはこれで相手の隙を突けるからもう何だっていい。後は思っている事を実践するだけだ。
恐らくこれをすれば次の弾丸が放たれる。流石にそこにまで気を使ってられるほどの余裕はないけれど、あの建物にはルゥナがいるはずだ。きっと彼女ならばなんとかしてくれる。
「なぁオズウェルド、お前がやってる事は間違ってる。でもそれを間違いだって言える奴はごく一部しかいない」
「お前――――!」
そんな他力本願から体を仰け反らせると額を全力で撃ち出した。
「いい加減、大人になろうぜ。――青二才!!」
全力で頭突きをかますとその威力故か、反動だけで体が浮かび上がる程の風圧を生み出してオズウェルドの意識を強制的に奪った。
▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲
深い深い意識の底に眠るのはいつだって自我だ。言い換えれば本性だと言い現わしてもいいのかもしれない。人はその本性を時に隠す。その為に上っ面だけの性格を編み出して表で演じる。
オズウェルドとエルフィはそれの究極系と言っても過言ではない。
いわゆる二重人格というヤツである。
まぁ、本来一つの魂にもう一つの魂が宿るなんて事はありえないから、それが実現しているエルフィは特異体質という証明にもなる。
ヴァンダーベルトが知ってか否か、エルフィも奴が言うこの学園都市に生み出された“一つの神秘”に入るのだ。
そんな謎を解明すべくオズウェルドの……いや、二人の共通意識の中を潜り続ける。本来感覚も何もない精神世界を仙札で可視化しているから海の底へ潜っている様な感覚だ。
そうして辿り着いたのは荒れ果てたスラム街と崩れた建物群。そして、その中に鎖で膝を付きながら縛られている男の子だった。
オズウェルドとは打って変わって容姿は同じでも物静かな印象を受ける少年にむって歩み寄るが、彼は下を向いて黙っているから近づいてきているのに気づいていない様子。
だからしゃがんで視線を合わせると声をかけた。
「よっ」
「――――」
少年は声に反応してこっちを見る。その瞳に映っていたのは相も変わらずどこか気楽そうな自分の顔と、この精神世界に他人が入ってきたという彼自身の驚きだった。
そりゃ精神世界なんて本来は自分だけの物だ。たま~に自分の精神世界を現実世界に引きずり出して戦闘領域に組み入れるやべー奴(総称)もいるが、基本的には認識する事すら出来ない自我の世界。他人が入ってきたのを驚くのは当然だろう。
そして彼はオズウェルドの見ていた景色を知っている様で名前を呼んだ。
「……ある……ふぉーど、君……」
「そう。アルフォード君だ」
「どうして、君がここに……?」
「お前と話しがしたくてさ。ちょいと精神に干渉させてもらってる」
そう言って仙札を見せると手放しては消滅させる。この世界は精神世界で今の自分の身体はゲームのアバターの様なもの。仙札だって実物ではないから消滅したって損害はない。
彼に巻き付く鎖はかなり頑固な物のようで服が張り詰めてしまっている。精神世界だからこそ痣は出来ないがその束縛はオズウェルドの意志を表していた。
けれどいくら干渉出来たってどうこうできる訳ではない。最終的に鎖から解放するのならそれは彼自身の意志で行わなければ意味がない。エルフィは今、オズウェルドの意志によって親の躾のように言う事を聞いている状態なのだから。
「エルフィ。――ルゥナはお前と会いたがってる」
「…………!」
そう言うと彼は目を皿にして反応した。やはり彼女の存在は大きい様子。
手応えを掴むとどっこいしょと目の前に座り込んでエルフィを見た。そして、微笑みながら言う。
「話をしよう。俺が見たルゥナの。んで、お前が見て来た世界の」
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