ネット社会ってどうなのよ



 多分、みなさんのエッセイでテーマに上がっているのかと思います、カクヨムコン10の要項が発表されましたね~。もうそんな時期ですか。本当に1年って早いものです。


 今年は10部門に細かく分かれるとのこと。いつもエンタメに出す私として、現代ファンタジーが分離してくれて、ちょっとほくそ笑んでいるところでありますけど。その前に出るのかどうかも決めていないし、なにを書くのかも決めてはおりません。


 今年は長女が受験生です。親として初めての受験生イヤー。どんなことになるのか、ちっとも想像できません。経験済みのお母さまたちからは「大変だよ」と言われてはおりますが、なにが大変なのか。きっと精神的に大変なんだろうなっては思います。


 だって、私が勉強するわけじゃないですから。心配することと、塾の送り迎えすること。それから、ああ、お金をどうねん出するかって話くらいでしょうか。そして、それがすごく大変なんだろうなーって思います。


 話は戻って、そんな感じなので、カクヨムコン10はまだ未定。それよりなにより、連載中のポコタをやっつけないことには、先に進めません。こちらは、大体、八万文字超えました。まだクライマックスにはちょっと遠いかな? ここから一山あるぞって感じです。


 そしてカクヨムコン10の発表と一緒に見つけたお知らせ。「魔法のiらんどが終了ですー」ってやつ。えー。そうなの? 魔法ってかなり老舗ですよね? 私が独身で、ホムペを運営していた頃からありました。魔法のiらんどってやつ。そーなのか。なんと。寂しいですね。


 先日、ラジオで1か月に1冊も本を読まない人が6割を超えたといっていました。活字離れは深刻です。とかいいつつ、私もカクヨム内で、他の作者さんの作品を読ませていただくのだって精一杯です。なんでこう、時間が足りないんでしょうね。昔と違って、時間が本当に足りなすぎる。娯楽が増えたのでしょうか。スマホを見ている時間が増えたからでしょうか。悩ましい限りです。


 先日、スマホお取り上げ中の娘が、定期演奏会の打ち上げに行かないと言い出しました。理由が「みんなスマホ持っていて、それで盛り上がっているから。オラ、話題についていけないし」というのです。確かに。演奏会後、どの子もスマホを片手に友達と記念撮影。それを加工して大笑いしています。うちの子だけぽつんですよね。なんか、不憫に思えました。


 それからもう一つ。新聞にネットをテーマにした連載コーナーがあるんですけど。先日、そこにAIのことが取り上げられていました。AIはネット上の知識で学習をします。特にウィキペディアは学習の場としては、とてもよい環境のようです。ですから、ウィキペディアに毒(悪意のある嘘)をたくさん書き込めば、AIに誤った理解をさせることができるという話です。AIは正誤の判断はできないでしょう。そのまま「この政治家は差別主義者で——」と誤った情報を伝え続けるでしょう。


 また、とあるAIプログラムでは、世界の指導者たちの画が並んでいて、しゃべらせたい人をクリック。言わせたいコメントを英文で書き入れると、あっという間に、動画を作成できるというものがあるそうです。しかも30秒程度で、料金は日本円で300円程度だそうで。イントネーションや、癖まで精巧に再現してくれるので、まるで本当の動画みたいに見えるそうです。


 色々なことをつらつらと書き込みましたけれども、こうしてみると、インターネットとは、かなり危ないものだということですよね。恐ろしいなって思いました。確かにインターネットから得ているものはたくさんあります。いいことだらけ。便利だし、効率的にもなっております。


 けど、本当にそれでいいの?って。とある国で、未成年者のSNSは禁止にする法律ができたとのこと。そうやって規制していかないと、もう歯止めはききませんよね。インターネットって子供たちにとって、本当に必要なものなのでしょうか。「そういう時代になったんだよ」って言われると、それはそれで致し方ないんですけど。


 長女に私が子供のころの日常について話をしたことがあります。すると、「いいなー」って言いました。「スマホとかないのっていいよね。今はみんなスマホみてんじゃん。テレビも録画だし。なんかそうやって、早く布団に入って、妹と話ししたりするのってあこがれる。そういう世界になればいいのに。オラ、昭和に生まれたかったなー」って言っていました。


 使う人の良心に任せるなんて、夢物語みたいなことでは危なすぎます。もうインターネットなんて、使わなくしちゃえばいいのにって、一瞬思ったりもします。


 昔と違って、自由に創作物を世の中に発信できます。これはインターネットの恩恵の一つ。けれど、発信したい人は増えているのに、読む人が減っているって、どういうアンバランスさなんでしょうか。魔法が閉鎖する原因はわかりません。読み手不足? それとも最近問題になっているサイバー攻撃? わかりませんけど。なにはともあれ、寂しいことに代わりはありません。


 これからの世界はどうなっていくのかしら。昭和のおばちゃんには、恐ろしい時代が来たなとしか思えない今日この頃です。そして魔法にある作品はサイト閉鎖とともに、消えちゃうってことですよね。カクヨムに統合するって書いてあったけど。データ落としておかないと。大変だ!

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