母の夏は終わらなかった……


 

 しばしお休みをしていたエッセイです。二女と長女の大会がありまして。母はいろいろと立て込んでいます。今回の大会でダメだったら、ここで夏コンは終了。それはそれでいいのかも、と思っていましたが、二人とも無事(?)に次の大会の切符をいただきまして、母の夏コンはまだ続くことになりました。


 日曜日に終了したばかりなのに。今週はもうすぐに「次の大会の昼飯どうするか」って問題でLINEが騒がしいです。夏休みの宿題もトンネルに突入しているというのにね。大人はちっとも休めません。お盆には実家に帰る予定でしたのに。部活が増えたので、その日程も変更を余儀なくされて。ゆっくりしたよう。ゆっくりしたいよう。


 小学校時代は、音も小っちゃくて、ソロを任せてもらえずにいた長女も、今では立派なソリストに。先輩と一緒に金管カルテットのソロを見事に吹き切りました。


 それから今年はね。二女のところには作曲された先生がきてくださったんですよ。わお。こんな幸せな機会って本当に皆無なわけです。私の所属していた社会人合唱団にも、かの有名な高田三郎先生がいらっしゃったことがあったそうで。かなり破天荒で音楽に夢中になると、指揮台から落ちてしまうくらいすごい先生だったそうですけれども。私が入団した頃にはお亡くなりになっていたのかな。ともかく、私は直接お会いできる機会がなかったんです。本当に残念。


 作った本人からの指導って、本当に素晴らしい機会です。先生は、子供たちに曲のストーリーを語ってくれたり、ここはこうしたいから、こう書いているんですって説明してくださったり。その練習を境にぐっとうまくなりました。子供とは言え、曲を理解して吹くのと、理解しないで吹くのとでは全然違うものですね~。


 まあね。演奏する側の受け取り方って色々あって、だから演奏も色々になるわけですよね。それがまた面白いなって思う要因でもあるんですけれども。作曲者の意図を聞くって機会は、それはそれで新鮮だなって思います。


 そしてそれって小説もそうで。書き手の思い通りに伝わらないってことも多々あって。カクヨムで感想をいただきますと、「あ、そういう風にも読めるのか」って新しい発見もあって、とっても刺激的ですね。


 あーあ。そろそろ本気で文字を書かないとダメな気がします。あっという間にカクヨムコンがやってきそうですし。次の大会が終わる9月頭を過ぎたら、次作に取り掛かります。こんなに文字を書かなかったのは、久しぶりですが、まあ。致し方ありませんね。今しかできないことってあるわけで。


 もう少し娘たちの夏にお付き合いしていきたいと思います~。毎日暑いですし、雨も降りますね。みなさまもおからだご自愛ください。

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