夏を満喫っていいのかもしれない。



 みなさん、こんにちはー。毎日毎日、体温よりも熱い空気に包まれて、バテ気味の雪です。みなさんの地域はいかがですか? 日本全国が熱風に包まれている感じですよね。


 車を運転していると、道路にタイヤの跡がついているのが見受けられます。タイヤもゴムですから。この熱で溶けているのでしょうか……。恐ろしや。普通タイヤも摩耗が早いのではないかと心配しています。


 そんな中、娘たちの大会が目の前に迫ってきました。二女は地区予選の後、オーディションがありまして、無事に次の大会に出してもらえることになったんです。あーよかった。しかーし。オーディションをするということは、落ちる子もいるということ。なんと、先輩で落ちた子が出た! えー。なんでだ。どう考えてもうちの子のほうが下手だろうって思っていましたが、先生にお話しを聞いてみますと、「4年生は4年生らしくで判断をいたしました」とのこと。


 そっか。学年が上がればハードルが上がるってことですね。それにしても、まだまだへたくそな4年生が受かって、先輩が落ちるなんて。なんとなく腑に落ちません。ただ、先生も落としたいわけではなく、その学年に見合った振る舞いや、心構えを持ってほしいんだろうなって感じます。落ちた子たちにリベンジの場があると聞いた時には、本当にほっとしました。


 できたらみんなで出たいもんね。頑張れ。練習に行く度にその子たちに「頑張れ。大丈夫だよ」と声をかけ続けました。頑張れ。本当にね。音楽の世界は厳しいなって思います。頑張っている=オッケーじゃないわけ。結果を出さないといけないんですよね~。


 そんな中、二女に引っ張られて地元の祭りに駆り出されました。くそー。コロナでそういうところに行かずにすんでいたというのに。だんだんとこういうイベントが増えると、出不精な私は嫌な感じです。


 長女はお友達と行くというので、二女と二人で―—と思っていたのに。結局、吹部の子たちも一緒に連れている羽目に。一人で4年生4人を見るのは大変でした。ものすごい人込みの中、ふらふらと露店に寄ってみたり、友達のところに行ってみたり。もーみんなそれぞれ好き勝手。「手つなげ」と指示をしたものの、はぐれる子続出です。


 しかも、もっとひどいのが、途中から一人増えたってこと。——いつの間にか、5人になってるんですよ。目が点です。


 途中でお母さんと来ていた子が「一緒に回る~」と言って、合流したようで。それはそれでいいんですけど。いざ、帰るぞってなったときに「お母さんどこ?」って始まるわけです。おおおい。母親の連絡先知らんのに、こっちにくっついてきたってこと? しかもお母さんもお母さんじゃないか。子が友達と遊びにいっちゃって、それでいいのかよって話。


 結局、お母さんの携帯番号を知っているというので、連絡をして、やっと母に返すことができました。7時半くらいには家に届けますと約束したのに、帰れたのは8時です。ラインをする暇もなく、遅くなったもので、心配して外に出てきていたお家もあって。もー、人の子を預かるのはこりごりです。


 もともと子ども、そんなに好きじゃないんですよ。私。理由は「得体の知れない生き物」だから。長女は友達と遊ぶ子じゃなかったから、こういうことってなかったんですけれども、二女はともかく交友関係が広いもので、私も初めての経験でした。これからはマメに連絡しなくちゃいかんなって思いつつ、4人を私一人に預けるのもひどくない? と思いました。もう一人くらい、お母さんついてきてくれてもいいのにね。


 この暑い中、本当に疲れました。けどね。最後に車の後部座席に乗っていたお友達3人がこんな話をしていたんです。


「今日は本当に楽しかったね~」

「また来年も来たいね。このメンバーで」

「うんうん。来年も再来年も、その次も!」

「いいね~」


 ——かわいいじゃないか。


 なんだかほっこりとして、3人を送り届けた後。ふと心配になったは、「来年も私が駆り出されるんじゃなかろうな」ってこと。「このメンバーで」って私が入っていないことを祈ります。


 子らの面倒を見たせいで、結局はかき氷で終了の夏祭り。長女も女子4人で花火まで楽しんで帰宅。吹部で忙しい女子たちの束の間の夏休みだったのかもしれませんし。まあ、よしとしましょう。


 みなさんの町でもお祭り復活しているでしょうか。暑い毎日ですが、夏を満喫っていうのも悪くはないのかもしれませんね。

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