喧嘩両成敗……なはずだぞ!?



 じめじめとして熱中症が危ない季節ですね。雨は降っているのですが、太陽が顔を出すと、とたんにじりじりと暑くなります。私の一番苦手な季節がやってきた!


 先日の二女の話の続きがあります。先生から「明日、友達三人で話し合うように」と言われた二女ですけれども、帰宅してどうだったのか尋ねたところ、「教頭先生と、Mちゃん(友達を取った子)と三人で話してきた。二人で『ごめんね』を言い合ってよかった」って言うのです。えー。教頭先生ってなんだよ。すげえ話大きくなってないか?


 一体、どーゆーことだ。Mちゃんって、長女のお友達の妹で、お母さんはよく知っている方です。すぐにラインで事情を聴いたところ、Mちゃん。その前の日に、担任に叱責されて学校を休んでいたそうです。「あなたが悪い。謝りなさい」って。で、三人での話し合いの日は、お母さんと二人で話し合いにだけ参加するために登校していたそうなんですよ。


 えー。そんなオオゴトなのに、我が家には電話一本もないの!?


 なんてことだ。小学4年生なんて、その場の感情で動いているからね。別にその時に友達取られたって、なっても、すぐに忘れるわけ。もともとMちゃんと二女は仲が悪いわけじゃないんです。


 Mちゃんって少しお姉さんだし、かわいくて男の子にも人気がある子。二女からしたら憧れの的です。だから、相反する感情もあるみたいで、複雑な思いを持っているんですよ。だから、仲良くなってみたり、ひがんで文句を言ってみたり。そんな感じ。


 先生が介入してもらうほどのことでもなかったんじゃないかなって思うわけです。長女の時もそうだけど、安易に大人が介入することで、こじれることって多い。子供同士のことはある程度までは見守るべきだと思うんですよね。口出したいところをぐっと堪えて、静観して見守ってくれる先生っていい先生なんだなって思います。


 喧嘩両成敗ですから。二女も悪いところあるんです。うちの子はね、特定の子とだけ仲良くしたいって気持ちが強い子です。独占したいって思うんでしょうね。だから、他の子ともめることもあるわけです。Mちゃんにも非があったのかもしれません。けれど、Mちゃんの心に傷を残すような終わり方はよろしくないと思います。


 大人だから、なにしてもいいってわけじゃないわけ。Mちゃんを傷つけたこと、Mちゃんに謝罪しなくちゃいけないんじゃないかって思うんですよね~。


 今の学校は過剰ですよね。色々と。心配してくれているのでしょう。いじめの芽を早期に摘み取る。小さいもめ事も見逃さないぞってことなんでしょう。親として安心ということもあるけれど。でもね、うーん、どうなんでしょう。


 そしてね。そんなにこじれたのに、我が家には電話一本こないって。我が家は関係ないって思っている証拠ですよね。まるでMちゃんを追求するネタに使われたような気がして。面白くない今日この頃です。




 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る