女子の悩みは小学生から
今日、後輩が子どものことを話していて思い出したことがありました。そもそもはこんな話。
小学2年生の娘ちゃんが、仲良し三人組らしいんですけど、気が付いたら、他の二人に仲間外れにされている、と話したそうです。親としては心配案件です。まあ、学校に行きたくない、と言わないので、様子みていますけど――って。
我が家にもありました。ありました。長女が小学校3年生の時。仲良くしていた子が、全然話をしてくれなくなったって言うんです。初めての子です。母親としても初めてのことで、内心ドキドキが止まりませんでした。えー。それって、なに? いじめられるの? って。
娘もぼーっとしているところがあるから。彼女に、「自分からも話しかけてみたら」って言い含めました。そして、たまたま二者面談があったので、そこで担任の先生に相談してみたんです。そうしましたら、先生からは意外な返答が。
「え! どっちかといえば逆ですね。お宅の娘さんの世界が広がっているようで、Aちゃんが付いていけていない感じです」
えー! 確かにそうかも。3年生といえば、吹奏楽が始まって、新しいお友達ができた時期です。うちの娘が先に別な子と仲良くしちゃっていて、Aちゃんのほうがどうしたらいいのかわかっていなかったようなんです。これは悪いことをした。Aちゃんって、悪いやつだって勝手に思い込んでいたんですよね。
子どもの話って、視野が狭くて、自分よがりです。子の話だけで一喜一憂しちゃいけませんね。後輩にもその話をしました。だから、様子を見てもいいんじゃないかしらって。
吹奏楽の役員やってみて思うのは、子どもって、本当に周囲を見ていないし、今しか生きていないんですよね。友達と一緒に帰る約束をしたそばから、親が来ると一緒に帰っちゃうでしょう? 仕方ないんですよ。そういう生き物たちなんですから。
そんな中で、繊細で、ちょっと色々なことに目が行く子が、こういう悩みにさらされるのではないかと思います。子どもって面白いですね。興味深いです。
とはいっても。小学4年生の二女。女子女子している子なもんで、お友達の奪い合いをしているようで。今日、話し合いをしなさいって先生に言われたそうです。どーなったかしら。女子って難しいですね。大人になっても、それは続く——。
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