そういえば、長女が破局したんです
昨日はエッセイに色々なご意見ありがとうございました。私のつたない文章で、本質を感じ取ってくださった皆様、本当にありがとうございます。昨日の子はですね。運動系に進むとすごい力を発揮すると思うんですよね。からだ動かすの好きそうだもの。音楽って、努力と忍耐が必要なジャンルなものですから。向き不向きがあると思うんですよね。
長女は目標の高校が決まったので、ここのところ張り切って勉強をしています。今回の中間テストも、自分なりには頑張ったらしく、かなり点数が上がるものだと期待していた模様。ところが——蓋を開けてみると、どの教科も点数はプラスアップしましたが、劇的に上がったわけではなくて。本人としてはかなりがっかりした模様。
致し方ありません。なにせ1年生の成績が振るわなかったのです。今回は2年生一発目の中間テストということで、1年生の復習問題も結構でたようで。それが足を引っ張ったようです。いや、少しでも上がったんだ。頑張ったよ。本当。1年生の時みたいに「お母さん、一緒にやって」と言わなくなりましたもん。後は自分自身で努力していくしかありません。
思わしくなかった教科は心当たりあるでしょう? と問うと、頷きます。その心当たりを次回頑張るようにと話しました。勉強中にラインしたり、動画みたりしていることを母は知っていますが、多くは言いません。後は自分で自分の胸に手を当てて、後悔ないようにしなさいってことです。
そんな長女の珍回答をここに書いておきます。本人には許可をもらいました。Twitterにも乗せたので、こちらにもね。
〇マルコ・ポーロ→ ×マルロ・ポーロ
〇バスコ・ダ・ガマ →×バスコ・ダ・ダガマ
〇悪党 →×あくとく
私が先生だったら、もう吹き出しますね。もーね。答案用紙ぐちゃぐちゃにしたくなります。で、彼女の友達の回答もまたこれね。「マルコ・ポーロ」が「マルト・ポーロ」で×。類は友を呼ぶ。頑張れ。中学2年生女子たちよ。
そんな長女ですが。人生で初めてできた彼氏を破局を迎えました。先日の猛暑の日。帰宅後、なんだか元気がないんですよね。暑いせいかな?って思いつつ、台所に立っていますと、突然椅子を持ってやってきます。なんだよ、なんだよ。
私の隣に椅子を置いて座った彼女。ぽつりと一言。「オラ、別れようかな」って。元々「裏表ある性格だから好きじゃないな~」って言っていた彼氏です。別れるのは大賛成ですけど。なにがあったよ。
同じクラスに推し活仲間の女の子がいます。一時期、仲良しになっていたんですが、彼女といると疲れると言って、くっついたり離れたりした関係みたいです。その子、仮にNちゃんとしましょう。そのNちゃんが娘と彼氏が付き合っていることを知りながら、こんな話をするんですって。
「私と彼は幼稚園の頃から付き合っていたんだけど。小学校に入ってからクラス離れちゃったじゃない? だからそのままになってたんだよね~。5年生の時に同じクラスになったらさ。毎日『好き』ってメモ寄越すんだよ~。もう嫌になっちゃうよね」
あー。よくありがちなパターンじゃないですか。女子の嫉妬ってやつですよ。ちなみに、三人は今同じクラス。娘の話だとNちゃんは、娘の彼氏にからかわれるとぶりっこして見せるそう。明らかに好きなんだなってわかるというんです。
「もうね。オラ、めんどくさいの嫌だから。別れる」
「それってNちゃんが、あんたたちを別れさせるために話しているだけじゃないの?」
「うーん。そうかも。でもいいや。面倒だもん。オラと別れた後、あいつがNちゃんと付き合う、付き合わない関係なしに、オラはもういいや。オラには推しがいるからさ。やっぱ、そっちのほうがいいな」
彼女はそう言うと、さっさとラインで彼氏にお別れメッセージを送ったのでした。
思春期女子って大変ですね~。なんだか見ているだけで疲れるわ。大丈夫だ。キミには、キミを大事にしてくれる男子が現れる。それまでは推しでつないでおけ。そう思った母です。
その日の夜は、二女と二人で長女を慰めました。珍回答で我が家をわかせてくれる長女です。母も妹もキミの応援団だぞ。頑張れ~。明日は英検ね。
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