次から次へと襲い掛かるミッションに雪家は耐えられるのか


 やっと娘の学年閉鎖が解かれました~。ほっとしました。予定通り三日間で終了です。週末の休みと併せると、五日間の休暇です。一応、濃厚接触者ではありませんでしたが、学年みんながお休みになっているのに、あちこちに外出するわけにもいきません。実質、三日間は二女と二人で缶詰状態。いやあ、切ない。これ長女もやってきたら、もう本当に困りますよ。


 久しぶりに仕事に来てみれば、デスクの上は書類てんこ盛りでしょう? この月末は保険請求も重なるから、色々な事業が中止になっていてもなにかと忙しいものです。昨日は仕事に忙殺され、久しぶりに大興奮だったようで、いつまでも寝付くことができませんでした。とほほ。


 長女の学校も複数名、感染者が出ているようで、この週末は部活動全面中止。ずーっと、休みなしで駆け抜けてきた長女にとったら、かなり久しぶりのなにもない週末なわけです。すると、突然「映画に行きたい」と言い出しました。親友のRちゃんと一緒に映画に行くと言い出したんです。いやいや、部活動も感染の影響で中止になっているというのに、遊びあるのかよ、って呆れる反面、気持ちもわかる。ずっと頑張ってきたものね。少しは遊ばせてあげたいわけです。


 ところが。今年の大会でいい成績を残した学校、団体だけが出演できるプレミアムコンサートにご招待されたんですってよー。すげー。親も見に行かなくちゃいけないじゃないか。そして、そのコンサートを最後に3年生は引退です。もう受験ですもんね。こんな9月まで部活やっている子、そうそういませんから。


 しかしー。喜んでばかりもいられません。おいおい、待て。ということは、そのコンサートが終わるまでのこの数週間は、やっぱり新型コロナウイルスには感染することができないじゃないかーー! 大、大、大好きな3年生と演奏できる最後のチャンスです。お休みなんて、いかーん。


 それに、昨日から教育実習の先生が来たそうなんですけれども、娘の推しに似ているようで、もう大興奮です。


「おら、絶対にコロナにはならん。じゃないと。イケボのあの先生が、おらがコロナで休んでいる間にいなくなっちゃうじゃないかーー。ないない! 絶対にない!」って叫んでいます。


 我が家のコロナ対策はまだまだ厳戒態勢が続く。もう精神的にも疲れてきました。あーあ。猫ちゃん欲しいよう。休んでいた三日で仲良しになった、お向かいの猫ちゃん。我が家の住人に慣れてくれたようで、昨日は帰宅してみると、塀によじ登って、我が家を監視していました。さっそく声をかけると、すりすりしてきてくれた! もう仲良しじゃーん。それから、娘たちが帰宅して、「猫ちゃんいたよ……」とカーテンを開けると、なんと。玄関の前に座っているじゃねーか! きゃわたん♡


「なんで今日は遊ばねーんだよ。待ってたぜ」って顔。


 暗くなってからも猫と戯れる我が子たち。ああ、猫のいる生活が欲しいぞ。今の家は賃貸一軒家で、毎日のように大家さんが我が家の前を散歩するんですー。なので、窓から猫が顔を出していたからには、「契約終了!」ってなってしまうでしょう。早く我が子らが自立して、晴れて自由の身になったら、猫が飼えて、本がたくさん置ける家に住み替えてやるんだ!


 ツイッターと近所の猫ちゃんでなんとか精神を安定させていきます。うう。切ないよう。コロナとの闘いはまだまだ続く。


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