「お久しぶりです」と色塗りアプリから学んだこと。
一週間ばかりカクヨムから遠ざかっていました。お久しぶりです。9月に入ってから、色々なことがありましてね。ちょっと、体調も気持ちも滅入ってしまっていました。
子宮腺筋症を持っているんですけれども、唯一の治療薬であるジェノゲストを5月から飲んでいました。しかし、不正出血は続いているし、痛みも時々あるということで、主治医の先生から、治療法を変えようと提案されたんです。それは1か月に1回の注射で、女性ホルモンをかなりぐっと抑えるらしい。だから更年期障害も出てくるし、骨量も減るというデメリットが伴うので、半年しかできないということです。
半年、これをやってからまた、ジェノゲストに戻すと、不正出血がよくなる人が比較的いるという話らしい。ですから、これを間に挟むというわけですね。この注射、生理が来てから打った方が効果が高いそうで、それで8月の下旬からピルを内服して、生理を起こすことにしたんです。
ところがですね、5か月ぶりの生理でしょう? もうね。すっごく痛くて痛くてたまらん。鎮痛剤も倍量くらい飲んでも効かないしね。先週頭は、もう仕事も出来なくて早退して寝ていました。とほほ。担当の先生がいる曜日も決まっているし、辛い症状が数日続いて、もう本当に死ぬかと思いました。三人目妊娠しているのか、ってくらい気分悪いしね。活字見るのも切なかった……。オラのQOLだだ下がりの一週間でした。
結局は注射を打ってもらって、今は痛みもなくなって普通の生活に戻っています。心配していた更年期障害もそう出てこないしね。いい感じです。一つだけ難点は、注射がお高いってことですね。同じ病気で「私は100万以上かけたわよ!」と豪語する義母に比べれば可愛いものかも知れませんが。出費は痛い! 健康一番ですね。
この活字が見られない時期に、なにをしていたかと言いますと、塗り絵アプリにはまっていました。色に番号が振られていて、タップするだけの話で、別に技もなにも関係ない。本当に暇つぶしのアプリです。ゲームとも言い難いですけれども。
そもそも私は色が好きなんです。色フェチではないですけれども、色の歴史を調べたり、鮮やかな色見本を眺めるのが大好きです。作品中、色は和名で統一しているのも、ちょっとしたこだわりなんですけれども。ですから、そのアプリでモノクロのイラストが色鮮やかになっていく様を見るのは、とっても幸せ。
特に〇ィズニーのイラストが多いんですよ。そのアプリ。
某有名アニメ会社のイラストたちは、他のクリエーターさんのイラストと比べると、使う色の数が半端ない。多いものですと、一枚の絵に120種類以上の色が使われているんです。例えば、空。青色だけでも10種類以上使います。ほおお。これは興味深い。
イラストを描くのが好きな二女は、iPadを使って同じアプリにはまっています。彼女は明るい色使いが上手で、大人の私が見ても「へえ、その色組み合わせるんだ」って以外な色の組み合わせをやってのけます。色のセンスがあるんだろうな。ですから、このアプリはとっても面白いみたいです。
やはり、詳細に丁寧に作り込まれているイラストは、目にも鮮やか。ほんの一か所だけしか使われない色もあるんです。これって意味あるのか? って思いながら塗っているわけですが、その色があるからこそ、他が映えるわけです。木の色に水色を使う辺りも意外ですけれども、出来上がったイラストは違和感なしで、ポップで可愛らしい。
小説の創作にもこんな意外性を盛り込んでみたら面白いんだろうなって、思いました。でも意外過ぎてもだめでしょう? 出来上がった時の完成図を俯瞰しておかないと。創作活動は、どれもこれも通じるところがあるんですよね。色塗りアプリにはまった一週間も無駄ではなかった! そう思うことにします。
読む読む溜まっていたものを少しずつ回りたいと思います~。お待ちください。
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