娘の夏が終わった!



 お騒がせしておりました、長女の大会が終わりました~。誰一人欠けることなく、大会参加ができたこと、本当に嬉しい限りです。それと同時に親の役目も終わりました。もう本当に新型コロナウイルスにだけはならずに大会当日を迎えられたこと、それだけでほっと一息でした。


 結果はゴールドをいただきましたけれども。彼女たちの目標は次を向いていたので、帰りのバスの中、みんなで悔し涙を流したようです。飄々としている娘も、「初めて泣いたよ。悔しかった」と言っていました。先生が3年生たちを集めてなにやら話をしてくれたようで、彼らは納得こそできなかったけれども、一区切りついた、ということです。


 3年生はこれから受験です。他の部活の子たちは、すっかり引退して受験勉強に専念しているというのに。吹奏楽の子たちは、部活で忙しかったですからね。もう一つ、3年生と一緒に演奏できる機会が9月に残っていますから。わが娘たちもそれを楽しみにしているようです。


 小学校の頃、同じホールで、同じようなメンバーで、1点差で泣いた大会です。今回もまた、だめでした。この壁は高くて厚い。わが娘たち、先輩の思いを背負って頑張らなくてはいけません。先輩たちが築いてくれた道を、受け継がなくちゃいけないんですよね。


 長女たちの学年は、比較的ぼーっとしていて、おとなしい子が多い。その分、自己主張する子がいないので、まとまりがあります。なんだかんだ言って、小学校時代にも好成績を残し、いろいろな経験をさせてもらっています。自分たちが3年生になったとき、それらが生かされるといいな、と思っています。


 いやあ、それにしても本州の北の最果ては遠かった。次女と一緒に行ってきましたけれども、すっごく疲れましたが、ねぶたを見てきました。美しかったですね。女性のねぶた師の方の作品を見てきました。沖縄開闢をテーマにした作品で、とても美しかった。展示しているものしか見られませんが、実際に動いているところを見てみたいものです。


 馴染みのない私にとったら、作品そのものを単に楽しむ―—ということばかりしてきたわけですが、こうして丁寧に見てみると、作られた方によって全然違くて、自分の感性にマッチしたねぶた師の方の作品を追っかけるってことをしてみるのは、とっても面白いかも。祭りの荒々しさと繊細なねぶたのコラボって、とっても幻想的でいいのでしょうね~。


 昔、社会人合唱団で「血の花」って曲を歌いました。今回、娘たちが演奏した同じホールで。大久保景造作詞、間宮芳生作曲の「五つのピエタ」の一曲です。東北の過酷な状況で飢餓に苦しみながら生き抜く人たちの歌だったと思います。今回、娘たちが演奏した曲も苦しみや絶望の中にある一筋の希望の光を彷彿させるような曲でした。


 生きているといろいろなことがあります。いいことばかりじゃない。それでもどこかに救いがあることを信じてこうして生きていくしかないんだよな……そんなことを、改めて感じながら、帰宅しました。


しかしね。帰宅してみたら、次女の学年がコロナの影響で閉鎖されるというメール。えー、不要不急ではないけれど、遠出しちまったぜ。やっぱり、いろいろなこと、あった!


 今日から三日間は、次女と一緒に自宅待機です。濃厚接触者には当たっていませんけれども、学校休んでいるのに、あちこち外出はできませんからね。さあ、自宅で何か書きたいところ。


 土曜日過ぎたら、なにか書けるかと思いましたが、なーんにも思いつきません。とりあえずパソコン広げて、彼女が勉強している間、隣でぱちぱちしているところです。


 次女は最近、プリキュアにはまっています。今更? って感じですが、今回のプリキュアはセーラームーンみたいに、幼馴染の男子が仮面をつけて登場します。ラブロマンスの予感? そこがちょっと年上女子にも人気の秘密でしょうか。


 いつの時代でも女子の心をくすぐるシチュエーションはお決まりパターン? 王道ってやつでしょうかね。


 おいらもなにか考えてみなくちゃ。うるさい長女は普通に学校登校していいとのこと。鬼のいぬまに……ではないですが、勝負が午前中です。

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