特典会話劇 夕星小学校社会学部活動記録
ご覧くださりありがとうございます。
この「特典会話劇」は、『愛と秩序の四時間目 小学六年生への社会学講義』(Amazonで発売中)をご購入くださったみなさまに期間限定で配布したものになります。近況ノートに掲載していたのですが、このたび社会学カフェ別館に引越ししてまいりました。
『愛と秩序の四時間目〜』は、紫月冴星のnoteで全文を公開しておりますので、もし、ご興味のある方はぜひそちらをご覧いただけると嬉しく思います^^
ここで、本会話劇の前提――『愛と秩序の四時間目〜』のあらすじを簡単にご紹介いたします。
小学六年生「社会」の授業中、ある一人の児童(眞家翔吾)が「社会ってどうやってできているんですか?」と担任教師の久野愛に質問をします。社会科の範疇を超えた質問に、愛はどのように回答するか悩んだ末、「社会学」を使って児童の疑問に答えることに。
愛から語られる「社会学」の独創的な考え方や視点に触れるうち、翔吾は社会学に強い興味を抱くようになり、小学校のクラブ活動として「社会学部」を申請することを決意するに至ります。
『愛と秩序の四時間目〜』におきましては、翔吾が社会学部を創ることを決意して終わりを迎えるのですが、本会話劇はその後日談的な位置付けで当時執筆いたしました。
現在、カクヨムで連載中の『「僕」と「孤独」の境界線〜』の連載が一区切りつき次第、この『愛と秩序の四時間目〜』の続編となる『夕星小学校社会学部!』を連載開始する心算でおりますので、その予習(?)として、お楽しみいただけましたら幸いです✨
それでは、どうぞご覧ください!
【登場人物紹介】
久野 愛(くの あい)
小学校教師六年目の二十八歳。気が強そうに見えるが、自身の教師としてのあり方に悩む繊細な一面も。
◆六年二組の生徒たち
眞家 翔吾(まいえ しょうご)
クラスのお調子者ポジションにいる男子。授業中に何度も質問するその目的は愛をからかうこと…?
笠原 未来(かさはら みらい)
学級委員長を務める才色兼備な少女。勝気さの裏には努力家の顔が。難関中学の受験を控えている。
田中 緋沙子(たなか ひさこ)
関西出身の少女。翔吾に密かな恋心を抱いている。打てば響くようなツッコミの手腕をもつ。
袋井 信(ふくろい しん)
辞書を愛読している。もの静かで口数は多くないものの、その発言は鋭い。スタイルの良い美少年。
◆愛を取り巻く人たち
柳沢 京子(やなぎさわ きょうこ)
教師歴三十年を超えるベテラン。保護者からの信頼も篤い。愛とは水と油の関係。
巫 侑(かんなぎ ゆう)
愛の中学時代からの親友。小学生の時に社会学に出合い、その面白さに目醒めた。
――――――――――――――――――――――――――
【 特典会話劇 : 第一回「社会学部」活動報告 】
愛「今日は、『社会学部』の記念すべき第一回目のクラブ活動ということで……」
翔吾「イエェーイ! やったぜ! 俺が部長…いや、学部長かなっ?」
未来「いいんじゃない? 眞家さんが発起人なわけだし…」
信「うん、僕も翔吾君が適任だと思うよ」
緋沙子「私も賛成〜!」
翔吾「あ、緋沙子ちゃん、五人目の部員を勧誘してくれてホントありがとな!」
緋沙子「えへへ。どこのクラブに入ろうか迷ってるっていうから、ダメもとで誘ってみてんけど、面白そう! ってことで…な? 相澤君!」
哉太「初めまして。去年同じクラスだった田中さんにこのクラブのことを聞いて入部しました、六年一組の
翔吾「よろしくな!」
哉太「よろしく! 先月のあの授業、うちのクラスでもすごく話題になったんだよ」
翔吾「マジ?」
哉太「うん、柳沢先生がすっごい不機嫌な顔でうちのクラスに戻ってきてさぁ。それで、「生徒があんなに真剣に授業を聞くなんて…社会学、うちでもやった方がいいのしら?」なんてブツブツ言ってて」
愛(えええ! 私にはそんなこと全然言ってこなかったのに!)
未来「それで、あなたも興味を?」
哉太「うん。二組にいる知り合いからもなんとなく話は聞いてたんだよ。なんか面白い授業だったって。社会学ってどういうのかは全くわかんないけど、そこまで話題になるくらいなんだからやっぱ興味出てきちゃってね。そんな時に、田中さんに声かけてもらったんだ」
信「そういうことだったんだね。改めてよろしく、相澤君」
哉太「(うわ、これが噂の美少年か…目力強っ)おう、よろしく」
翔吾「ところで久野先生、さっきからずっと気になってたんだけど、そこにいる人は……えっと、どちらさま?」
侑「やぁ。初めまして、子どもたち。巫(かんなぎ)といいます。決して怪しい者じゃないよ。ほら、入校許可証もここにある」
愛「侑! なーんであえて不審者感を出すかな…えっと、こちらは巫侑(かんなぎ ゆう)さん。実は私の同級生なんだけど、私が社会学を知ったのは巫さんがきっかけでね。何を隠そう、巫さんは私以上に社会学に詳しいのよ! それで、このクラブの特別講師をお願いしたの」
侑「そういうことだ。よろしくね」
翔吾「同級生かぁ。ねぇねぇ、巫さん! 久野先生って昔どんなだったんですか?」
愛「こらこら! 眞家さん! そういうことのために呼んだんじゃないから!」
緋沙子「あ、それ緋沙もちょっと気になるかも…」
愛「ええ⁈ 田中さんまで…」
未来「もう! そんなことより、早く『社会学部』、始めましょうよ!」
愛「そうそう、笠原さんの言う通りよ! 記念すべき第一回目なんだし、ちゃんとやりましょう!(有難いんだけど、「そんなこと」って言われちゃうと、それはそれで複雑…)」
侑「そうだな。じゃあ早速なんだけど……みんなはどんなことに関心があるのかな?」
信「うーん……関心、と言われると難しいですね……どちらかというと、社会学について色々知ることができれば、と思って入部を決めたので…」
未来「わ、私も……そうですね(本当は、家族社会学にちょっと興味があるけど……)」
哉太「俺も、まだよくわかってないから、むしろどんなことができるのか教えて欲しいです」
緋沙子「そうやなぁ……私も、最初は社会学について色々知りたいかなぁ」
翔吾「俺、US○についてやりたいです!」
未来「ゆ、○SJって、あの、ハリーポッ○ーエリアとかがある…? 眞家さん、いくらなんでもそれは…」
哉太「ええー、U○Jの社会学かぁ〜なんか面白そう! でも、そんなんできんの?」
侑「できるぞ」
全部員「できるのっ⁈」
緋沙子「…って、なんで翔吾君まで驚いてんねんな! 言い出しっぺやろ!」
翔吾「いや、冗談半分っていうか、US○だったら俺、好きだし、より興味を持ってできるかな〜なんて…」
侑「はは、興味がある対象に取り組んだ方が確かに面白いよな。
そうだな、テーマパークを対象にするなら、たとえば…その人気の秘密を分析することを主な目的に心理学の視点も踏まえて調査をしてみたり、消費社会との関連からテーマパークによって生み出された『文化』とは何なのか考えてみたり……そうそう、『遊園地』との違いを明確にしながらテーマパークの特徴を洗い出すことなんかも考えられるな。何を明らかにするのかにもよるけど、いくらでもアプローチする方法は出てくるぞ」
翔吾「(ひえぇ…なんかすげぇ人が来たな…迂闊に『これやりたい!』とか言わない方が良さそうだな…)」
未来「(すごい…私も巫さんみたいに引き出しの多い人になりたいな)」
緋沙子「(へぇぇ〜…ほんまになんでもできそうやな…私やったらどうしよっかな)」
哉太「(おお…マジで面白そうじゃん。俺もなんか興味あること考えとこ)」
信「僕は音楽に興味があるんですけど、たとえば、ロックミュージックなんかも研究の対象にできるんでしょうか?」
翔吾「いやいや、信! さすがにそれは音楽の授業でやることだろ〜」
侑「できるぞ」
翔吾「ほらな! ……って、え? できるんですかッ⁈」
侑「できるできる。先行研究もちゃんとある」
緋沙子「センコウケンキュウってなんですか?」
侑【ホワイトボードに「先行研究」と書き付けながら】
「先行研究っていうのは、文字通り、先に行われた研究を指しているんだ。この先行研究っていうのが非常に重要でね。自分がこれから調査しようとしている対象や取り組もうとしている研究がどんな位置付けにあるかを確認するにあたってとても重要な研究なんだよ」
哉太「それって絶対やんなきゃだめなんですか? なんか面倒くさそう…」
翔吾「それな! 別に先行研究なんか見なくても、調査や研究を始めちゃってもいいんじゃないですか?」
未来「ちょっと! 失礼でしょ! …あの、どんな位置付けかを確認するってどういう意味ですか?」
侑「はは、大丈夫だよ。面倒だって思う気持ちもわからなくないし。どんな位置付けか、については、これから説明していくよ。
まぁそうだな…たとえば誰にも発表する予定もなく、自分一人だけで楽しむ分には先行研究を無視して好きに取り組んでも問題はないだろうけど……先行研究を確認するメリットは大きいぞ」
翔吾「メリット?」
侑「うん。これは、自分が取り組もうとしている研究が『どんな位置付けにあるかを確認する』ことにも関わってくる話なんだけど――たとえば。これから自分がやろうとしている研究と同じことを、すでに誰かが取り組んでいて、その結果が明らかにされていたらどうする?」
翔吾「え! だったらもうやんなくていいじゃん! その研究を見たら知りたいことは分かるんだし…」
侑「だろ? すでに明らかにされているのに、わざわざ時間をかけるのはもったいない。ただし、『その明らかにされていることは本当に正しいのか?』や、『明らかにされた時期から随分時間が経っていて、時代が変わったことにより研究結果も違ったものになるかもしれない』など、何らかの明確な目的を伴った問いがあるなら話は別だが、基本的にすでにわかっていることをやってもあまり意味はないよな。
つまり、だ。先行研究を確認することで、一体どういうことがこれまで明らかにされていて、逆にどんなことがまだわかってないか、ということがわかるんだな」
緋沙子「なるほど。先行研究を調べた結果、最初に自分がやろうと思ってたことより、まだわかってないことをやる方が面白いってなるかもしれへんよね」
侑「そうだな。それに、先行研究をたくさん調べることで、さまざまな人の視点や考え方に触れることになるから、自分の視野も広がる。思いがけず、自分一人では思いつかなかった研究方法を知って、研究対象を調べるのにより良いアプローチを取り入れることができるかもしれない。先行研究によって自分が興味を抱いた対象をさらに深く知ることにもつながるんだ。
ここで、『どんな位置付けにあるかを確認する』ことが具体的にどういう意味かについてまとめると、『自分の研究テーマにはどのような問いがあって、それらに対してどんなアプローチの方法があるのか? さらには、どういうことがどこまで明らかにされているのか、どんなことがまだ明らかにされていないのか』というのを知ることなんだな」
未来「よくわかりました。ありがとうございます。お話をうかがって、ちょっと気になったんですけど、自分が取り組もうとしている研究や調査に関連するような先行研究が見つからない、なんてケースはないんでしょうか?」
侑「お、良い質問だな」
愛(笠原さん、楽しそう〜! よかったぁ!)
侑「ご指摘の通り、先行研究がほとんど見つからないことは実際にある。研究しようとする対象や関心のあるテーマが新しいことだったり、昔から存在しているんだけれども、何らかの理由で学術的な研究の対象にはあまり上がってこなかったものとか。
研究対象が新しいものの場合はさておき、それなりに以前から存在しているにもかかわらず、先行研究があまり見つからないといった場合、一つポイントになるのが、『どうしてそのことがあまり研究されてこなかったか』に注目してみることだ。もしかすると、…言い方は良くないが、研究する価値があまりないとみなされていたからかもしれない。あるいは、価値がないということではないけれども、研究するにふさわしい方法論が見つからなかったから、という理由かもしれない。
もしくは、社会学に先行研究がなくても、他の…たとえば、文化人類学や民俗学、心理学、哲学などの分野の先行研究を参照してヒントを得る方法もある。あとは……」
愛「か、巫先生! せっかく熱弁してもらってるところ申し訳ないんだけど、そろそろロックミュージックの話を……」
侑「おっと、しゃべり過ぎたな。【信の方を見ながら】すまないね」
信「いえ、大丈夫です。ロックミュージックの先行研究って何があるんですか?」
侑「ロックを社会学的に考えようとする上で必読すべきは南田勝也さんの『ロックミュージックの社会学』だろうね。みんな、ロック、という言葉を聞いて何を思い浮かべる?
おそらく、音楽だけではないはずなんだ。たとえば、『ロックな生き方』をしている人、あの人のファッションはロックだ、とかね。つまり、ロック、という言葉は単に音楽だけを指して使われているだけではなく、実はさまざまな意味をもっていて、ライフスタイルや行為、ファッションなんかに対して『ロック』と呼んだりしているわけだ。
こういうところに目を向けてみると、改めて『ロック』って一体何なんだ?って疑問に思わないかい?
南田さんは、『ロック』をすでに明らかであるものとしてみなさず、『ロック』とは何か、
どういう価値基準で『ロック』だと判断しているのかを考えた。
そこで南田さんは、『アウトサイド』『アート』『エンターテイメント』という3つの指標を用いてロックを社会学的に…主に社会学者ブルデューの理論を参照しながら分析していくんだ。ブルデューも非常に興味深い指摘をたくさんしている社会学者でね。彼についてもおい
おい学んでいこう」
哉太「すいません、『アウトサイド』って何ですか?」
侑「そうだな…『権力への反逆』とか『社会への反抗』のように考えてくれ」
翔吾「盗んだバイクで走り出す〜♪」
愛「眞家さん、渋いの知ってるわね(尾崎って確か…ロック? フォークのイメージもあったような…)」
翔吾「俺のおじいちゃんが好きで、よく口ずさんでたから自然と覚えたんだ」
侑「なるほどな。ちなみに南田さんは日本のロックについても分析しているぞ」
緋沙子「へぇ〜、よかったやん信君! めっちゃ読み応えありそう!」
侑「他にも『ロックフェスの社会学 個人化社会における祝祭をめぐって』という研究もある。【ホワイトボードに書名と著者名を書きながら】これは、永井純一さんという方の研究なんだけど…あ、『祝祭』については大丈夫かな?」
信「お祝いや祭りごと、という意味でしょうか?」
侑「そうそう、『ロックフェス』の『フェス』の正式名称は『お祭り』を意味する『フェスティバル』だろ? で、永井さんはフェスティバルの言葉の意味通りに『祝祭』をキーワードに社会学的視点から、現代社会に固有の問題を明らかにすることを目的にしているんだ」
未来「ロックフェスから、現代社会に固有の問題が明らかになるんですか? あまり関係がないように思えるんですが…」
侑「それが社会学の面白いところなんだな。一見関係がないように見えることが、実は意外なところに繋がっているかもしれない…。
永井さんは、本の冒頭で『フェス』が流行りの『現象』から『文化』として根付いたとされたこと、その芽生えが1997年頃であり、2000年あたりから急速にフェスの数が増えた点などを指摘しているんだけど、『過去にも類似した催しがあったにもかかわらず、日本ではなぜこの時期にロックフェスティバルはフェスと呼ばれ、人びとに受け入れられたのか』という疑問を呈しているんだ。ここはポイントだぞ。過去にも似たような催しがあったにもかかわらず、なぜこの時期なのか、人々に受け入れられたのか、という視点は、まさしく、その時期だからこそ受け入れられた固有の何かが社会にあるのかもしれない、などの発想を可能にするんだ。
永井さんの具体的な着眼点については直接、本を読んで欲しいところだが、永井さんはオーディエンスへのインタビュー調査やフィールドワークから、フェスによって形成される青少年の文化や生活世界を明らかにし、さらにはそれらを通じて現代日本の社会や文化の状況を読み解くことを試みている」
翔&哉「「(ぽかーーーん)」」
愛「(ああ! 二人が違う世界に旅立とうとしているっ!)ゆ…じゃない、巫先生、とっても興味深い内容なんだけど、ちょっと早口すぎるし、何より、彼らはまだまだ初心者だから…」
侑「おお、これは申し訳ない。何しろ小学生を相手に社会学について話すのは初めてで、嬉しさのあまりつい熱が入り過ぎてしまったな。
安心してくれ、子どもたち。何もいきなり研究に取り組もうとは考えていないよ。まずは、社会を鋭く観察し、さまざまな視点から物事を考えていくコツを習得していこう。
そのうち、簡単な調査をしてみるのも面白いかもしれないね」
緋沙子「えー! 調査って、街頭インタビューとかですか?」
侑「ああ、それよりはもう少し型式ばったものになるな。個人情報の保護への配慮はもちろん、必要な手続きをいくつか踏んで臨むんだ。インタビュー以外にも、質問用紙を用いた調査もあるよな。
あと、フィールドワーク…これは現地調査ともいうんだけど、研究テーマに適した集団や場所に調査者が直接訪れて対象を観察したり、現地で資料を集めたり、関係者にインタビューをしたりするような調査法もある」
翔吾「つまりそれって……U○Jに直接調査に行くってことも……」
愛「そんな部費、うちにはありません! 眞家さん!」
信「つまりそれって…ロックを研究するために色々なライブハウスに直接行くってことも…」
愛「ええ⁈ 袋井さんまで⁈ だから、うちにそんな…」
哉太「つまりそれって……」
愛「ええーい! まずはみんな基本から学びましょう! ね、巫先生?」
巫「いや、やはり中にこもって勉強しているだけじゃよくないし…」
愛(侑、お前もかーーー!!!)
[おしまい]
参考
■https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787231901/(青弓社ホームページ)
■https://www.jstage.jst.go.jp/article/soshioroji/47/3/47_168/_pdf/-char/ja
→『ソシオロジ』四十七巻の三号に掲載された南田勝也著 『ロック・ミュージックの社会学』の書評、及び著者によるリプライを読むことができます。
■南田勝也(二〇〇一)『ロックミュージックの社会学』青弓社
■永井純一(二〇一六)『ロックフェスの社会学 個人化社会における祝祭をめぐって』ミネルヴァ書房
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