応援コメント

第4話 コンビネーション(10/14)」への応援コメント

  •  三角ですか、三角関係なんですかね。
     彩香ちゃん、雨模様は読めても恋模様を読むのは難しそうだ、フフッ。

    作者からの返信

    いつも、閲覧と応援コメント、ありがとうございます。

    彩香は、自分の感情を隠すことを思い出しただけです。
    啓吾を「お父さんみたい」と言ったり、茉莉を「素敵な人」と言うのは、意図的に感情を隠しているんです。

    啓吾は、彩香を「保護すべき年少者」と捉えています。
    啓吾が考えているのは、彩香を、無事に元の世界に帰す事。
    そのためには、会社の仕事が自分に合わないと感じつつも退職して無職になるのは延期、彩香のために住居を手配し、怪我を治すために病院を手配し、今は、記憶を取り戻せるように配慮している。
    啓吾は、「これをやる」と決めたらそれについて深くは考えないんです。ただ、目標を達成するためには何が必要かを考え、ステップ・バイ・ステップで実行していく。
    要するに、脳みそが筋肉なんです。

    彩香も、啓吾が自分のために動いてくれている事は分かっていて、以前は、そういう啓吾に、無条件に甘えて良い様に感じていたのです。
    4話序盤の彩香は、---- お嬢様なので慎ましくですけど ----、啓吾への好意は無邪気に分かりやすく表出しています。
    でも、茉莉の存在を知って、彩香は、自分の感情は隠さねばならないと感じる様になったのです。
    そうして、記憶をきちんと取り戻して天上界に帰る事を意識する様になります。

    この先、二人が考えるのは、相手の幸せです。

    編集済