第27話 様々な形
脱ぎ散らかした服に袖を通し、改めて自分の身体の状態を確認する。
手を握ったり開いたり、その場でジャンプしたりと状態を確認する。一通り確認し終えた後、少しだけ闘気を出してみる。
「・・・・・よしっ、これならいけそうだ。そっちはどうだ?」
「ああ・・・・っ!」
同じく服を着て体の状態を確かめていたライラが不意にしかめっ面になる。
「どうした?」
心配になって声を掛けると、ライラは少し頬を赤らめながら頭を振る。
「な、何でもない」
何処かよそよそしく、若干内また気味になっているようにも見える。
「ああクソ、まだ入ってるような感覚が・・・・・・な、何見てんだっ!」
「な、何でもない!」
その一言で何をモジモジしているのかを察して俺は慌ててそっぽを向く。
「そ、それで、いけそうかなのか?」
「ああ、問題ない」
「なら良かった」
チラリとライラを盗み見ると、まだ何か違和感があるのか、頬を赤くしたまま時折お腹をさすったりしている。
『へへっ、随分楽しそうにヤッてたな』
ライラの様子を窺っていると、頭にオグマの下卑た笑いが響く。
「お前・・・・・そう言う事はだな――――」
『あの小娘も随分感じていたみたいだし、お互い楽しめてよかったじゃねえか。これも全て俺様のおかげだな』
その物言いに疑問を抱いた俺はライラに聞こえない様に小声で問い返す。
「どういう事だ?」
『なに、マナを人為的に流し込んで定着させようとすると、色々な調整をしないといけないんだが、その過程でちょっとした副作用みたいなモノが起こるんだよ』
「副作用?」
何か嫌な予感がする。すると、その予感は的中した。
『一種の催淫状態、まあ簡単に言えば、気持ちよくなるんだよ』
「はあッ!?」
「ん?どうかしたか?」
「い、いや、何も・・・・・」
思わずデカい声が出てしまった。
「おいオグマっ、それってつまり・・・・・」
『お察しの通り、お前も小娘もマナとか関係なくヤリたい気分になっていたってことだ。ハハッ!』
「マジかよ・・・・・・」
まさかそんな副作用があるなんて。
『まあ、安心しろ。この副作用は気持ちの問題だ。そんなことしないと固く心を決めていれば防ぐことは出来る』
「はあ?じゃなんであんな方法をわざわざしたんだよ」
『言ったろ?これが一番早くて確実な方法だってな』
言ったな。
『まあ、あれだけ乱れたのは、あの小娘も心のどこかでは興味深々だったってことだ。良かったなソウジ、あの小娘がドスケベで』
「おまっ!」
なんてこと言いやがるっ!
「さっきから何言ってんだよお前は」
「い、いや何でもないんだ、はは・・・・・・」
言えない。ライラもエッチに興味深々だったんだよ、何て・・・・・
(これは墓場まで待って行こう)
硬く心に誓うのであった。
「ん?てことは・・・・・・」
マナを人為的にやり取りすると催淫状態になって気持ちよくなるってことは・・・・・・・
「おいオグマ、まさか教会でシェスタにしたのも・・・・・」
『そのまさかだ』
「・・・・・・やっぱり」
だからあの時、意識が混濁していたのに変な気分になっていたのはそれが原因か。
『過ぎた事だ、一々気にするな』
「こいつは・・・・・・」
誰のせいでっ!
「おい、何時までやってんだ?そろそろ行くぞ」
準備が終わったのか、ライラはティソーナを肩に担いで何時でも行けるぞと催促する。
「ああ、分かった」
俺も最終確認。体は動く、装備も若干痛んでいるが問題ない範囲。よし!
「いつでも行ける」
「よし、なら行くぞ」
その声と共に、俺達はベヤドルが逃げて行った扉を潜り、地下水路に出る。
「ベヤドルはどっちに行ったんだ?」
扉を抜けた先には水路があり、水路に沿うように左右に通路が奥に伸びている。
ライラはしゃがんで地面を部屋から拝借してきたランタンで照らす。
「・・・・・こっちだ」
扉側からみて左の通路を指さす。
「よくわかるな?」
「地面の汚れ方だ。こっちには汚れを踏んだ足跡がある。まだ新しい、さっきの連中やベヤドルがつけたやつだろう」
「じゃあ、これを辿れば・・・・・・」
「そう言う事だ。行くぞ」
俺達は足跡を頼りに通路を進むと、上にあがる階段を発見した。足跡はその階段に続いている。
階段を上ると、丁度蓋をするように板がしてあり、それを押し上げてみると、そこは街の城壁の外だった。
「こんなところに隠していたのか」
そこは茂みになっていて、入り口も巧妙にカモフラージュしていて発見するのは難しい。
「ここを使って奴隷のやり取りをしていたのか」
ここを知っていれば、わざわざ門を通らなくても街の外に出られる。
おそらく今までもそうやって違法な取引をしてきたのだろう。
「それで、ベヤドルはどっちに―――――」
行ったんだ?っと言葉を続けようとした矢先、別の方向から声を掛けられた。
「ライラ、それにソウジ君か?」
「オベールさん?」
振り返ると、そこにはオベールさんと数人のハンターと思しき人達だった。
「やはりライラとソウジ君か。二人共、どうしてここに?」
「そっちこそ、レヤックなんかに乗ってどうした?それにその恰好・・・・・」
オベールさん達は馬とは違う、見たことも無い生き物、レヤックに乗って手綱を握っている。その腰には鞘に収まった剣があり、他の人達もそれぞれ武装している。
「ああ、私たちは―――――」
どうやら俺達が地下に潜ってしばらくした後、地上にあるテント内の制圧に成功したようだ。
しかし、肝心のハイデルの姿はなく、ハンターの一人がオベールさんに報告した。
オベールさんはその報告を聞いて自らテントに赴いたらしい。
「そうしたら彼女を見つけてね」
そう言ってオベールさんが振り返ると、レヤックに乗った集団の中に見知った顔を見つけた。
「ミタリーさん?」
暗い顔をしたミタリーさんがそこにいた。彼女はこちらの反応に応じてレヤックを近づけると、おずおずと話し始めた。
「・・・・・・仲間に、裏切られたんだ」
「一体どういう事です?」
よほどショックなことがあったのか、ミタリーさんは暗い顔を俯かせてしまい、そのまま沈黙してしまった。代わりに口を開いたのはオベールさん。
「彼女に聞いた話だが、どうやら彼女の所属しているクランに裏切り者がいたようだ」
「クランに?」
「・・・・・・やっぱりか」
俺は驚き、ライラは訳見知り顔で納得した。
「やっぱりって、ライラは知っていたのか?」
「知っていった、ってよりも大体予想はついてた。何せベヤドルの野郎が人材を集めてたって言ってたしな。身近、クラン内に何人かは同じような連中が潜んでいるだろうとは思ったよ」
「ぐっ!」
それが正解なのか、ミタリーさんは苦し気に顔を歪ませる。
「本来なら彼女はこの作戦に参加する予定はなかった。と言うよりも、疾風に今回の作戦は話していない。だから彼らがあの場にいること自体ありえない事なんだ」
つまり、最初から作戦の妨害のためにあの場に潜んでいたって事か。
「ベヤドルはミタリーを売って仲間の信頼を買おうとしたみたいだが・・・・・・・」
「ビジャルか」
「・・・・・ああ、もうダメかと思った時、ビジャルに助けられた」
そう言えばビジャルがあの場に来た時に言っていたな、ミタリーを売ったな?って。つまりはそう言う事なのだろう。
その証拠にミタリーさんは今ローブを被っているが、ローブの隙間から見える体には所々傷があり、衣服もボロボロだ。きっと相当嫌な目にあったのだろうことが想像できる。
「オベールさん、ベヤドルの事、知っていたんですか?」
これ以上ミタリーさんにあったことを聞くのは忍びないと思い、話題を変えるために先程から疑問に思っていたことを尋ねる。
「・・・・・・ベヤドルの事は、全てではないがある程度の予想はしていた。ここ最近ベヤドルが受ける依頼に違和感を覚えてね。それで独自に調査してみたら、どうやらベヤドルはハイデルと接触している節があった。ソウジ君の件もあったから、もしかしたらとは思ったんだがね・・・・・・すまない、確証があったわけではないから君には話さなかったんだ」
「そうですか・・・・・・ライラは知ってたのか?」
「作戦に参加してしてほしいってオッサンに頼まれた時にな」
ライラは知っていたのか。だからベヤドルの姿を見た時憤っていたんだな。
「それで、二人はどうしてここに?」
「俺達は――――――」
簡単にだがオベールさんに事情を伝える。もちろん全てじゃない。俺が暴走したこと、マナを補給するためにライラと身体を重ねた事などは伏せた。ライラもそれに関しては何も言わず黙ったままだ。
「・・・・・・二人で行くつもりか?」
話を聞き終えたオベールさんは神妙な顔で問いかける。
「はい」
「当然だ。あの野郎をブチのめさないと気が収まらない」
「・・・・・・勝算はあるのかい?」
「それは・・・・・・」
痛いところを突かれる。ライラもそれを分かっているのか、苦虫を噛みつぶしたような顔になる。
「二人の話だと、ベヤドルはアーティファクトを使いこなしている。アーティファクトの力はライラも知っているだろ?それでも行くつもりか?」
「・・・・・・・ああ、それでもだ」
「ソウジ君も?」
「・・・・・・・はい」
俺達はオベールさんの目を真っ直ぐ見つめて覚悟を口にする。
するとオベールさんは―――――――
「はあ~・・・・・・・まったく、師が師なら弟子も、か」
普段見せないような特大のため息を吐くと、オベールさんは何処か諦めたような顔をする。
「オベールさん?」
「二人の覚悟は分かった。言っても引かないこともね・・・・・・ミタリー」
「はい」
「私は残る。このレヤックは二人に貸してやってくれ」
「・・・・・・いいんですか?」
「今の私にはまともに戦うだけの力はない」
そう言って右足を撫でるオベールさんの表情はどこか悔し気だ。
「なら、少しでも戦力を上げるためには私よりも二人の方が適している」
「分かりました。オベールさんが言うのなら」
「すまないな」
ミタリーさんに向けていた目を再びこちらに戻すと、オベールさんは笑みを見せる。
「・・・・・行ってきなさい。そして、その覚悟を自分の手で証明してくるんだ」
「オベールさん・・・・・・」
「オッサン・・・・・・」
「さあ、あまり時間がない。急いで後を追うんだ。話は道すがらミタリーから聞くと言い」
「場所は分かってるのか?」
「君たちの話が正しければ、連中はそう早く移動できないはずだ。なにせ、大事な商品を乗せているのだからな」
商品とは奴隷達の事だろう。確かにあの人数を移動させるには時間が掛かる。
「連中が向かった先も地面を調べればある程度は・・・・・」
「オベールさん!」
「見つけたか」
一人のハンターがオベールさんに近づくと、何やらオベールさんに何かを伝えた。それを聞いたオベールさんは一つ頷くと、改めて俺達に顔を向ける。
「連中の向かった先が分かった。少し先にまだ新しい車輪の後がいくつか残っていた。その後を辿れば・・・・・」
「連中に追いつくって訳か」
「そう言う事だ」
話をしている間にそんなことをしていたなんて、オベールさんは抜け目ないな。
「けど、間に合いますか?」
「それなら大丈夫だ。何せ、このレヤックがあるからな」
そう言ってオベールさんは自分が乗るレヤックの首を撫でる。撫でられたレヤックは嬉しそうに目を細めて鳴く。
俺にはレヤックがどう言った生き物化は分からないが、オベールさんには何か確信があるのだろう。今はそれで十分だ。
「さあ、場所も特定できた。急ぐんだ」
「はいっ!」
俺はミタリーさんの後ろに、ライラはオベールさんが貸してくれたレヤックに飛び乗ると、数名のレヤックに乗ったハンター達を引き連れて走り出した。
「まったく、私は組合の管理者だぞ?ハンターの安全も考えねばならない立場なのに・・・・・・・一体誰に似たのやら、なあ?」
月と星が瞬く夜空に投げかけたオベールさんの言葉は、段々と遠ざかっていく俺達には聞こえなかった。
♢ ♢ ♢
「ん・・・・んん~・・・・・え?」
ガタゴト身体を揺する振動で目を覚ましたファムは身体を起こそうとしたが手足を縛られていることに気付いて慌てる。
なんとか上体を起こして辺りを見ると、自分が馬車の荷台にいることが分かる。そして自分以外の人物がいることも。
よく見るとその人物たちは全員奴隷であった。怯えたように体を震わせながら隅に座る奴隷達の他に、見知った顔が数名ある。自分が所属するクランの仲間だ。
一体何がどうなってこの様な場所にいるのか、訳が分からず混乱していると・・・・・・
「目が覚めたか?」
声に振り向くと、そこには怪我をした血を分けた兄、ベヤドルが優しい笑顔を浮かべていた。
「に、兄さん?どうして・・・・・っ!」
そこでファムは思い出した。自分は自宅で兄と過ごしていて、兄が入れてくれたお茶を飲んだ途端、強烈な眠気に襲われ、そして・・・・・
「兄さん、これは一体・・・・・それにこの人達は?どうして私は縛られ―――――」
「心配するな。大丈夫だ」
ファムの言葉を消す様に言ったベヤドルは傷ついた身体を引きずる様にファムに近づくと、優しく頭を撫でる。
「に、兄さん?」
しかし、優しい笑顔を浮かべる兄に、ファムは何処か得体のしれない恐怖が込み上げてくる。
「お前は何も心配することはない。全て俺に任せておけばいい。全てが終わったら一緒になろう」
「な、何を言ってるの兄さん?」
得体のしれない恐怖に顔を引きつらせる。
「一体何をしようとしているの?どこに行くの?」
「約束したろ?お前を守るって」
「答えてっ!一体どうするつもりなのッ!?」
こちらの質問に耳を貸そうとしないベヤドルに懸命に訴えかけるが、ベヤドルはまるで何かに取り憑かれたかのようにブツブツと要領の得ない事を呟く。
その姿にファムは怯え兄から離れようと体を動かすが、縛られていて思うようにいかない。
「何で逃げるんだ?」
ガッと肩を掴まれ引き寄せられる。
「ひっ」
引き寄せられたファムがベヤドルの顔を見て、思わず声が洩れる。
「何でそんな顔をするんだ?」
「に、兄さん?本当に、兄さんなの?」
先程まで浮かべていた優しい笑顔が消え、代わりにベヤドルが浮かべるのは、劣情にまみれた顔だった。
今まで共に生きてきて、こんな兄の顔など見たことがない。これは本当に自分が尊敬した兄なのか?これではまるで・・・・・・
(あの人達と同じ・・・・・・)
かつてスラムで暮らしていた時、時折ファムに向けられた顔を今のベヤドルは浮かべていた。
「何で逃げるんだ?俺はお前を愛してるんだぞ?お前も俺を愛してるだろ?そうだろッ!?」
「いたっ!」
掴まれた手に力が入り、ファムの小さな肩がギリリと軋む。
「この世で一番お前を愛しているのはこの俺だっ!お前を幸せに出来るのは俺だけなんだっ!お前は俺のモノだっ!!」
鬼気迫る様子でまくし立てるベヤドルの身体から、夜の闇を塗り固めたようなオーラが身体からにじみ出る。
それを見たファムはとうとう悲鳴に近い叫びを上げる。
「やっ、痛いっ!やめ、止めて、兄さんっ!!」
「っ!!」
その声にベヤドルはハッとなって掴んだ手を離す。
「お、俺は・・・・・ちが、俺、は・・・・・・」
「にい、さん?」
頭を押さえるベヤドルに先程までの鬼気迫る様な気配が消える。
しかし―――――――
「・・・・・・・・・・もう、いい」
「兄さん?」
「もういい。今は理解できなくても、直ぐに理解できるさ。お前には俺しかいないってことが」
ベヤドルの目に再び狂気の入り混じった光が宿る。
「ンンッ!」
ベヤドルは懐から布を取り出すと、突然ファムの口に押し付ける。
「それまでの間、眠っていろ」
「ん、ンンッ!!」
抵抗しようと暴れるが、手足を縛られているファムになす術はなく、布から香るどこか甘い香りに意識が遠のく。
「お前は俺だけのモノだ・・・・・・愛してるよ、ファム」
徐々に薄れゆく意識の中で、ファムは無意識に助けを求める。
(誰か・・・・・・兄さん、を・・・・・・・ソウジ、さん・・・・・・)
そして、ファムの意識は闇に沈んだ。
♢ ♢ ♢
ベヤドルを追ってレヤックに乗って走り出したアタシ達は、道に残る馬車の後を追って走っていた。
時刻は既に深夜。空にある月と星の光のおかげで夜でも視界は確保できている。
レヤックに跨って走り始める事数十分、未だベヤドル達の姿は捉えていない。
「あいつら、一体どこまで行ったんだ?」
アタシの言葉に誰も答えを返す者はいない。それも当然か。
「っ!」
無言で走っていると、振動で時折腹部が痛みを訴える。その痛みの原因が何なのか、流石のアタシでも理解できる。
(まさか、ここまで引きずるなんてな)
初めての経験だから分からないが、皆初めてはこうなのか?
(このナニか入ってる感覚・・・・・・・)
妙な違和感に思わず身じろぎしてしまうが、違和感が消えることはない。
(あんなデカいのが入ったんだからしょうがない・・・・・って何考えてんだアタシっ!!)
地下の部屋でのことを思い出して顔が熱くなる。
(今そんな事思い出してる場合じゃないだろ!)
自分にツッコミを入れつつチラリと前を走るアイツの背中を見る。
ミタリ―の後ろで振り落とされない様にしがみついているアイツの背中を見て、地下で奴がベヤドルに言った言葉を思い出す。
『クロードは本気だった・・・・・本気で夢を追いかけてたんだ・・・・・・それを、お前はっ!』
ベヤドルがクロードの事を口汚く罵った時、アイツは身体を震わせながら怒った。
『本気で何かを成そうと必死になっている人間を、お前の様なクズが・・・・・・笑ってんじゃねえぇぇぇぇ!!!』
アイツは本気で怒っていた。クロードの夢を馬鹿にされたことを、アイツは本気で・・・・・・
「・・・・・・・・」
いつだったか、ガヤルの爺さんが言っていた。
『そうじゃな・・・・・・ソウジと一緒に行動しておれば、いずれ分かる』
背中にあるティソーナの重みを感じながら、アタシは手綱を握る手に力を籠める。
(・・・・・・・わかんねえよ、そんなの)
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