寝かしつけ屋 作者 寺音 様
寝かしつけ屋
作者 寺音 様
https://kakuyomu.jp/works/16816927861892377032
共通の基準で評価し合おう。企画への参加ありがとうございます。
では早速
ストーリー[ A]
登場人物[ A]
文章[ A ]
何か一言
評価基準
ストーリーに関する事
A 下記項目のうち二つ以上に該当したものがあったとき。
引き込まれた。ワクワクした。面白かった。予想をいい意味で裏切られた。起承転結がはっきりしており、物語にメリハリがあった。引き込まれる冒頭だった。このラスト好き。この展開は好き。上手な伏線の回収だった。
B下記項目の内一つに該当したとき
最後まで読めた。ストーリーの方向性がはっきりしていた。題材、キャラクター、設定が物語に生きていた。
キャラクターに関する事
A
魅力的なキャラクターだった。セリフのみで誰のセリフかが分かった。掛け合いが魅力的だった。このキャラクター好き。
B
誰が何を言っているのかが分かった。キャラクターの容姿や動きをイメージできた。キャラクターの心情を理解できた。
文章
A
文体が魅力的である。文章のリズムがイイ。読みやすい。個性が感じられる。過不足なく描写ができている。風景・情景・心理の三つの描写を的確に使い分けている。世界観に浸れる地の文である。この文章好き。
B
ストーリーと文体が一致している。誰が何をしたかが分かる。
一言
丁寧に書かれた優しい物語だなと感じました。起承転結にそって物語が展開されていく中で、上手く伏線を張りラストの展開に読者が違和感を持たないように配慮されていました。
上手だなと思った伏線のポイントは、「さりげなさ」と表現すればイイのでしょうか。物語の進行や雰囲気を一切壊す事なく自然に張られた伏線は、「あれ? ひょっとして」という虫の知らせのようにやんわりと誘導して結末の方向へ意識を向けていたように感じます。優しく思考を誘導されていたため、オチを素直に受け入れる事ができました。
掌編ではオチが分かるとああ、やっぱりな。という読後感が出てしまうものですが、この作品ではそんな感情がなく、お布団の中のような温い気持ちに包まれました。起承転結の承の部分でお姉さんが、マモル君と両親の関係を聞いていたり、話していたりしていた効果がでたのだと思います。
物語がさらに面白くなる事を願って、つらつら書かせていただきました。私が上で書いたことは書きたい物語にそぐわない可能性があります。その時はバッサリ要らない意見は切り捨ててください。意見の取捨選択の権利は作者様にしかありませんので。
これからもお互いに切磋琢磨していきましょう。
企画への参加ありがとうございました。
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