エンドレスドッグデイズ 作者 津多 時ロウ 様

エンドレスドッグデイズ

作者 津多 時ロウ

https://kakuyomu.jp/works/16817139556841484805


共通の基準で評価し合おう。企画への参加ありがとうございます。

では早速


ストーリー[ A]

登場人物[ A ]

文章[ A]


評価基準

ストーリーに関する事

A 下記項目のうち二つ以上に該当したものがあったとき。

引き込まれた。面白かった。読み返したいと思った。予想をいい意味で裏切られた。好き。このラスト好き。この展開は好き。上手な伏線の回収だった。

B下記項目の内一つに該当したとき

最後まで読めた。ストーリーの方向性がはっきりしていた。題材、キャラクター、設定が物語に生きていた。


キャラクターに関する事

A

魅力的なキャラクターだった。セリフのみで誰のセリフかが分かった。掛け合いが魅力的だった。キャラクターの行動に強い共感や憧れを持った。このキャラクター好き。

誰が何を言っているのかが分かった。キャラクターの容姿や動きをイメージできた。キャラクターの心情を理解できた。


文章

A

文体が魅力的である。文章のリズムがイイ。読みやすい。過不足なく描写ができている。風景・情景・心理の三つの描写を的確に使い分けている。世界観に浸れる地の文である。この文章好き。

ストーリーと文体が一致している。誰が何をしたかが分かる。分からない所があるが勢いで誤魔化されてしまったから、ヨシ。主人公の目標、目的が分かる。


一言

 ラップ音とジャンプ音を掛けただけで、こんなにも笑ってしまうものが書けるのはスゴい。

 

 1回目の擬音ではなんだか分からなかったのですが、ちゃりんで繋がってしまいました。もう、そこからは面白さしか無いですね。擬音とツッコミのテンポが良く最後まで一気に読んでしまいました。


 伸びそうなところ

 中盤が良かった分、その反動でオチが弱いように感じました。どうしたものか。できればこの疾走感のまま、ストンと落としたい。

Bダッシュしてもらって穴に落ちてもらいますか。ゲームオーバーのラップ音とともに。


キャラクター評価が微妙な理由の推測

 主人公の役回りが物語におけるキャラクターではなく、舞台装置に近い役割だからでしょうか。ラップ音を聞いて幽霊が何をしているかを読者に伝えてくれるのが今作の主人公最大のお仕事なので、キャラクターとして見た時に違和感のほうが大きくなり、評価が下がってしまうのでは無いでしょうか?

私はテンポも良かったので、主人公には特にマイナスのイメージなどは無かったです。

※個人の感想です。技術・データに裏打ちされたものではありません。


 独り言

 この話、後追加で1〜2話くらいまでなら、面白さを維持したまま引っ張る事ができるように思われます。

 幽霊と主人公の攻防戦が面白く書けるのでは無いでしょうか? 作中では無限残機戦略を幽霊が行なっていたということは、奴は倒せる。穴に落としたり、栗をぶつけたり、ハエトリグサを駆使したら、奴をスタート地点に戻せる!! 残機を全て奪ったらこちらの勝ちだ! あっ。はい。スターですね。負けです

 的な話を読みたいです。

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