企業戦士ブラック 作者 宮瀬優希 様
企業戦士ブラック
作者 宮瀬優希 様
https://kakuyomu.jp/works/16817139557182660612
共通の基準で評価し合おう。企画への参加ありがとうございます。
では早速
ストーリー[B]
登場人物 [ B]
文章 [ B ]
評価基準
ストーリーに関する事
B下記項目の内一つに該当したとき
最後まで読めた。ストーリーの方向性がはっきりしていた。
キャラクターに関する事
A
セリフのみで誰のセリフかが分かった。
B
誰が何を言っているのかが分かった。キャラクターの容姿や動きをイメージできた。キャラクターの心情を理解できた。
文章
B
ストーリーと文体が一致している。誰が何をしたかが分かる。主人公の目標、目的が分かる。
一言
プロローグしか無いのでなんとも言えないのですが、何点か思ったことを書かせていただきます。
感想
黒光、思ったよりもブラックじゃ無いかな。どちらかと言うとグレー企業に近い感じがしました。社員食堂あるし、お昼休みもあり、カップ麺も食べられる。面接では圧迫面接ではなく、ゆっくり待ってくれる。あれ? 明かされた条件だけを見ると割とまともでは?と思ってしまいました。
伸びそうなところ
ジャンルはギャグも想定しているようですので、もっとぶっ飛んだ方向に振り切った方がいいように感じられます。例えば、社員食堂とは名ばかりで実際は社屋隣のコンビニの駐車場とか。入社面接では、白光の面接が終わった就活生をそのまま黒光の面接へ自然に誘導する悪辣さとか。ギャグですのでリアリティラインを数段飛び越える必要があるように感じます。そうでないと、目が澱んだ大人たちからするとまだまだこの会社、白いなで終わってしまいます。
近況ノートではぶっ飛んだ物語ということをセールスポイントにされていたので、そこと絡めて。
小説のハウツー本などには竜頭蛇尾を心掛けよ。最初の掴みが大事などと書かれています。
さて、今回のプロローグを振り返ってみましょう。
そう、ぶっ飛んでないんです。ギャグではなくコメディ。ブラックですらない普通の範囲の現代ドラマに収まっています。セールスポイントのぶっ飛んだ物語は本編から始まるのかもしれません。
しかし、それでは遅い。ギャグを読みたくてやってきた読者が離れてしまいます。ギャグのプロローグであるならば、やらなければならない事が一つあります。笑いの方向性を読者に示さなければならないのです。私の笑いのツボはこれだ! ということを具体的に書いて読者に笑ってもらうのです。言うなれば、ギャグのサンプルを渡して、合う、合わないを判断してもらうのです。そうすると笑いのツボがあった読者リピーターになってくれる確率がぐぐんと上がると思います。
良いところ。
文章についてです。
以前、最弱聖女を読ませていただいた事があるのですが、その3話までと比較すると文章の上達に目を見張るものがあります。今作はかなり、読みやすく理解しやすいものになっています。
物語がさらに面白くなる事を願って、つらつら書かせていただきました。私が上で書いたことは書きたい物語にそぐわない可能性があります。その時はバッサリ要らない意見は切り捨ててください。意見の取捨選択の権利は作者様にしかありませんので。
これからもお互いに切磋琢磨していきましょう。
企画への参加ありがとうございました。
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