名前はまだ無い。

「よーし、まずはテンプレと行きますかぁ、

 ステータスオープン」


そう口に出すと目の前に薄く色のついたウィンドウが広がった。


名前:「テキストを入力してください」

年齢:15

職業:「テキストを入力してください」

レベル:1


体力:150

魔力:200

物攻:100

物防:100

魔攻:100

魔防:100

速度:100


スキル

サポートAI

鑑定 Lv.1

アイテムボックス Lv.1

全言語理解Lv.1

テイムLv.1

スキル創造Lv.1


称号

自称最強チート

地球からの旅人


その他



「えぇ!まさか名前がまだ決まってない状態なのか。我輩は最強チートである名前はまだない。」


どこかの猫のようなことを言ってしまったが、名前を決めるところから始まってしまった。しかし、名前は既に決めてあり、自分がゲームをやるときにいつも使っていた名前のレイタスとなるように観念じると名前欄がレイタスに変更された。


サポートAIさんはどうすれば使えるのか悩んでいると「頭の中で声をかけていただければ対応いたします。」そう無機質な声が聞こえた


自分はまず何からするべきなのでしょうね


「まずはスキルの確認と職業の設定と言いたいところですが、後ろにいる魔物を倒すこと、若しくはテイムなど処理することが優先でしょうね」


そう後ろを振り返るとこれぞTHE・ファンタジーと言えるような緑色の小学生くらいの大きさのなにかが存在していた。


そういうのは早く言ってよぉ!!

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