第138話入学式でうれしいことと、お祝いメッセージなど
祐君と私、純子は、ようやく入学式を迎えた。
少し寒い日だけれど、憧れの武道館だった。(大きいなあーーーって、思った)(いろんなイベントがあって、ここに私がいてもいいの?そんなうれしさがある)
私は、とにかくうれしいので、祐に密着。(ムギュッと押し付けたかも)
祐君は、ちょっと赤い顔。(でも、拒まない)(私の肉を楽しんでいる?それとも防寒具?)
受付で、また、超うれしいことが発生!
祐君と私は、文学部の同じクラスだった。(これでずっと隣の席も決定!・・・一生でもいい、親も公認だ!)
それほど信心深くない私だけど、春日大社様に感謝した。(実は、昨日の夜は、お守りを握って眠ったから)(すごいご利益だなあと思った)
偉い先生のお話も聴くけれど、祐君が隣にいるので、そのほうがうれしい。
髪の毛から、少し甘い香りがする。(蜂蜜シャンプー?)(祐君が蜂蜜だ・・・私にとっては・・・思っていて、恥ずかしい)
武道館でのイベントが終わって、事務局から書類を貰って、一緒に帰る。
祐君のスマホにはたくさんメッセージが来ているようだ。
祐君が呆れたような顔で、見せてくれた。
祐君のお母さん(森田彰子さん)
「祐も、大学生としての自覚を持ちなさい」(う・・・厳しいお言葉・・・私も、そうあらねばと思うけれど、ノホホンとした性格だからなあ・・・あかん・・・)
祐君のお姉さん(瞳さん)
「しっかり食べて、毎日3キロはジョギングすること!これは命令!」(私はプッと吹いてしまった)(でも、私もダイエットで走ろうかなと思った、今の体型のままでは、お姉さんに呆れられる)
祐君のお父さん(憧れの名写真家の森田哲夫さん)
「良く学び、良く遊べ」(これには、笑った!)
平井恵子先生からも来ていた。
「おめでとう!祐君」
「今後も、よろしくね」(ハートと・・・筆のスタンプ・・・らしいなあと思った)
実は、私にも実家から来ていた。
母から
「ようやくだね、おめでとう」(そこまでは・・・まだ、よかった)
「祐君によろしくね!」(ここで覚えたてのハートのスタンプが・・・)
それと、悪友可奈子からも来ていた。
「焼肉食べ放題の割引券をゲットした、祐君を連れて来て!」
即座に
「脚下、私は忙しい」と返信。(愛しの祐君だもの、見せるわけがない!)
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