狂愛
坂口 大雲
第一話
ベットに横たわった私は、その女にされるがままだった。強引な手淫、絶妙な口淫そして挿入。上下に激しく揺れる彼女の胸は平坦だった。Aカップか。私はDが好みだった。
そのAカップの女は膣も緩く絶頂までは、しばらくの時間を必要とした。無我夢中で腰を振るう女。15.0cmの陰茎を鼓舞する私。そして遂に出そうになった。そんな私を察して彼女は『出していいよ』と囁いた。本能に従い、膣に射精した。もちろん避妊具は付けていなかった。妊娠の可能性も考慮したが、
膣と陰茎が繋がったまま女はこう言った。『本当はTさんで卒業したかったんでしょ』と。私は歪んだ表情で、曖昧に首を振った。何を言っているんだこの女は。徐に彼女は立ち上がり、私を見下ろした。見下されているようにも思えた。行き場のない視線を彼女の股間に定めることにした。深い意味はないが、なんとなく見てしまった。不満げな精液が私を嘲笑うかのように白いシーツに垂れていた。
狂愛 坂口 大雲 @gjm21
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