第16話 東京と京都。大学生活の最大の違いは「飲み会」だったかも。
このエッセイは、私が投稿している小説に関するものです。
投稿している小説の正式なタイトルは「京都市左京区下鴨女子寮へようこそ! 親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」です。
以下「(略)下鴨女子寮へようこそ!」としますね。
小説のURLはこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817139555256984196
今回何を書こうか迷っておりましたら。
たまたま、「バーテンダー」さんが、日常生活をつづっている文章を見かけました。
バーテンダーという職業の人を小説に登場させる書き手さんが多いのだそうで、現役のバーテンダーさんがクリエイターの参考になればとご自身の生活をWebで公開されているのです。
(有料記事の一部が無料公開されています。「【創作向け】バーテンダーのお仕事 Q&A(1)」。
URLをお知らせしたいところですが……。
以前、カクヨム内で某ネット書店のURLを掲載したところ、カクヨム様より「外部販売サイト」のURLは記載しないよう警告を受けましたので。今回も止めておきます……)。
拙作「(略)下鴨女子寮へようこそ!」では、第16話で美希がヤケ酒をあおろうとします。
私にも美希と似たような出来事がありましたが、小説の方は話を面白くするために18歳の美希の入学後半年以内の話だと設定しているのに対し、私がヤケ酒をあおるような場面では20歳をギリ超えておりました。ですので、合法的に飲んだくれておりましたよw
今こうして思い返せば、別に落ち込むことなかったよなーと思いますが。
冷静に状況を俯瞰するまでは、それなりに傷ついておりました。
まあ、今でも、「安くてチョロい」扱いを思い出すたび腹は立つんですが(で、小説に書いているわけですがw)。
お酒が出てくることで、思い出したことがあります。
そう言えば、京都と東京では「飲み会」が随分違うんです……。
私は京都で4年生の大学を一度卒業し、首都圏の大学に学士入学(3年生への編入)をしました。どちらでも学生生活を送っています。
東京で「新歓コンパ」に出席して驚いたこと。
それは二次会で終わりで、10時半だったか11時だったかに皆帰宅するという点です。
私は学生寮に入っており、学科の先輩もいたので、一緒に地下鉄に乗って帰寮しました。
そう、地下鉄。
終電に間に合わせるために、飲み会は終了するのですね。東京では。
じゃあ、京都ではどうだったのか?
あー。オールナイトでしたw
6時くらいに三条河原町に集合して普通の居酒屋さんで一次会。
そこから分散して二次会へ。
間に喫茶店に入ったりして。12時(0時)にまたまた三条河原町で集合。
(当時は不二家があり、ペコちゃんの人形があったので、それを目印にしてました)。
ここまでで自宅生とかは帰宅しますが……。
下宿生とか、自宅生でも京都で誰かの下宿に泊まる算段をつけた人は、再び飲みに出発。
午前2時か3時かまでやってるバーで飲み、その後午前5時までやってるバーで飲み。
そして、夜の底が白くなってきた頃。
徒歩圏内に止めておいた自転車に乗って、下宿まで帰宅するのです。
これでオールナイトw
私はお酒が強かったので……以下のような出来事が起きるのですが。
言っておきますが、まだ20世紀の話で、アルハラとか急性アルコール中毒とかの啓蒙が進んでいなかった頃の話です。皆さん、21世紀の今、決して真似をしないでくださいね。
部活の先輩だった私は後輩君を2人潰してしまいいました……。
「先輩の酒が飲めないの?」とどんどん飲ませてしまい……ゴメンナサイ……。
一人はバーを出るところまでは自分で歩けたんですが。
外を歩こうとして「先輩、僕、もうダメです~」とへたり込んでしまったんです。
私は後輩思いの先輩だったので(?)
「そうか~。歩かれへんか~。せやったら、私が負ぶってあげるわあ~」と、後輩君を背負い(私はわりと背も高くてガタイがいいんですよw で、彼は小柄だったんです)歩き出しました。
後輩君が私の背中で「先輩、僕、今すごく恥ずかしいことをしている気がするんですけど……」と恥じらうのに「せやなあ! 私もなんか恥ずかしいことしている気はするけど。まあエエわ!」と答え……。
数十メートル言ったところで周囲に止められましたw
午前5時の、四条木屋町の裏通りの出来事です……。
今振り返ると、私が酒を勧めた周囲で、事故とか起こらなくて本当に良かった……。
っていうか、私、無軌道すぎる……。
今の若い世代はあまりお酒を呑まないそうですが。
ええ、ええ、その方がいいですよ。
年取ると肝機能の数値とかも気になりますしねw
あと。
私以外に恋愛が上手く行かなかった友人がいました。
そうそう、京都と東京の学生の飲み会の違いは、鴨川の有無もありました!
京都だと、自転車で鴨川の河原に行って、適当に座って酒盛りができるんです~。
中秋の名月に、その友人を誘って、鴨川べりで月見酒をしてたんですが。
妙な方向に意気投合……。
「なんで私らみたいなエエ女が、女二人で月見酒やねん」「私らを放っておく〇〇大学の男どもは見る目がないで!」「お前らの目は節穴か!」と、女二人して月に吠えてましたw
いや、そんなだから男が出来なかったのかもしんないw
東京は東京で、寮の人が、ものすごくべろんべろんに酔って帰ってきたことがあって。
その酔っ払いさんのお世話をしたのがいい思い出です。
まあ、社会人になったり、子どもが出来て人の親になったりしたら、羽目を外すことも出来ませんから。
青春時代にあれこれ思い出があってよっかた……のかな?
(ただし、本当に事故がなかったからこうして思い出せることであって……。私の周囲のみなさん。無事でいてくれて本当にありがとう!!!)
自転車で生活できる京都と、東京とでは飲み会もだいぶ違いますよ~というお話でした。
拙作「京都市左京区下鴨女子寮へようこそ! 親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」では、美希は未成年ですので(18歳で成人でも飲酒に関しては未成年)、由梨さんに止められます。
そして、由梨さんとじっくり話をすることで、今まで見えなかったものが見えるようになって行きます。
こういう交流が出来ることも寮生活の醍醐味だと思います。
美希が仲間と困難を乗り越えていくプロセスを見守っていただければと思います。
どうか最後までご愛読賜りますよう。
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