第20話 少女は かつて 勇者だった
その少女は、
金色の長い
今はもう、勇者はいない。かつて、その少女は、勇者と呼ばれていた。
◇
ここは、『
木の葉からは、水の
今回、王国軍と
時間は、
「今さら
僧兵が、戦士に
僧兵は、人の
背の高いマッチョの戦士よりも大男でマッチョで、
「勇者様をお
僧兵の意見は、
かつての勇者の
「それは、はっきり言って、やってみないと分からないぜ」
戦士は開き
「ワタクシの
エルフが、勇者の
「勇者さんなら、きっとスライムの
かつて勇者と
戦士は青い
エルフは、エルフ特有の長く
僧侶は、村の教会でも見かけるような
「そうですな。沼の女王に
勇者は見捨てられない。
かつての仲間だった三人にとって、勇者は
「まあ、それはそうだな。それに、今回は、
戦士は、近所の気さくなお兄さんの
「良いでしょう。神に
僧兵が、ハゲマッチョのナイスミドルな
「前方に
先行する王国軍から、ついに泉発見の
◇
泉の
水に
人間の大人と同じくらいの大きさで、人間の大人に
ちょっとレアなモンスターだと思っていたが、レアじゃなさそうだ。ここ
今回も、たくさんいる。
勇者は、
あのモンスターは知性があり、武器を使い、音で
そんな
「ふぅっ」
一つ
『ゴポポッ!』
モンスターの何体かが、くぐもる音を
勇者は
逃げる背中を追い
身の
「ゴポポポポポッ!」
勇者の前に、
目の前にいるのは強い
相手は、
「はぁっ!」
勇者は、
一回り大きなブヨブヨは、すぐに立ちあがり、武器と
「でも、
勇者は
「……っ?!」
勇者は
いた! 魔法を
このモンスターが魔法まで使えるとは、
だが、
「たぁっ!」
勇者は力強く
木の葉の中を
水の
そのブヨブヨの赤く
◇
わたしは、
わたしは、夢の中で、勇者と呼ばれていた。
/わたしは
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