平穏に暮らしていたら極道に気に入られてしまった！？

第10話 修学旅行 part2 湊音編

今回、修学旅行で必要なものは、

・パジャマ

・下着

・洋服（うちの高校は2日目の自由行動時は私服OKという謎ルールがある。）

と、後はこっそり持っていく用のトランプやゲーム類ぐらいだな。その他はすでに持っているから大丈夫…だよな？うん、大丈夫！

〜衣類店ーユニシロー〜

ここは、大型衣類チェーン店のユニシロ。俺はいつもここで洋服を買っている。

下着とパジャマはすぐに選ぶことができたけど洋服については琢磨に

「お前…本当にセンスねぇな…。」

って言われたので2人に一緒に選んでもらうことにした。

すると、少し離れたところで小林さんと舎弟の人がいた。

湊音「小林さーん！」

小林「！？湊音くん！なんでここに？」

湊音「俺と琢磨と優菜さんで修学旅行に必要なものを買いに来たんですよ。」

小林「そうなんですね。で？琢磨くんとお嬢は？」

湊音「今回、全員買いたいものがバラバラだったので別行動してるんです。」

小林「そうなんですね……お嬢は大丈夫でしょうか……。」

湊音「大丈夫だと思いますよ。先日最悪の場合に備えて俺と琢磨で護身術教えていますから。」

小林「そうだったんですか！？そうか…その方法があったか……。」

湊音「まぁ、流石に相手が武器を持っていたら無理でしょうけど、こんなに人が多いなら持ち込めないでしょう。」

と、その時

「キャーーーーーー！！」

と悲鳴が聞こえた！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く