たち行かぬ夜に
深夜午前2時
そこが僕とあいつの待ち合わせ場所
今日も知らぬ存ぜぬな笑顔を浮かべてる
毎夜闘ってる僕の希死念慮が
今日も一日上手くいかなくって
そういう後悔が振り積もってって
「後悔」っていう雪にスタックして
立ち行かない夜にあいつは容赦なく叩いてくる
僕の事をなんも知らない静寂があれこれ言うから
そいつをうるせえと癇癪で塗り潰してやるけど
残るはただ虚しい空白だけ
己のどうしようもない空白を唯見るだけ
うるせえこの野郎ふざけるな
いつか見てろと唾吐いた未来がこれとはな
全く笑えてくるぜ
自嘲にどっか消えたはず静寂が嗤いやがる
深夜午前2時
ただ孤独だけが支配する暗闇に
今日も希死念慮が枕元でうるさい
明けない夜の明けを傷だらけで待ってる
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