第40話

奴と公正証書のやり取りをして、担当


の人に提出した。訂正箇所や直す所が


ないか見てくれるそう。


その数日後、担当の人から直しが入っ


た。見てみると、私の望みどおりの物


が完成した。あとは提出するのみ。


すると、何故か私は言いようのない気


持ちになった。自分の目的達成は完璧


なまでに果たした。奴のことは充分利


用してやったし、この先も一生利用し


てやる。そのはずなのに、離婚を経験


することによる悲しさ、辛さなのか、


虚無感なのか、、。


心が落ち着かない。


時間が経てば消えるのだろうか。

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