第31話
話し合いの席に座った途端
「てめえ!ふざけんな!!いつまで俺
を苦しめば気が済むんだよ!!」
と怒鳴ってきた。
これには私も固まった。
私のしてきたことで怒っている訳だか
ら。その後も奴は、離婚届けを勝手に
処分したこと、私の数々の行動、そし
て遡ること子供はいらなかった。騙し
て勝手に作って楽しいのか。
と罵ってきた。
でも相手がひたすら話していたから私
は冷静になれた。
そして開き直って反論した。
「だーかーらー!離婚したくなかった
から離婚届けを処分したの。悪い?」
続けて言った。
「子供だっていれば楽しいじゃな
い。世間体いいし。何か不都合がある
の?」
このことを言ったら、奴は更に怒鳴っ
た。
「てめえ!本当にいい加減にしろ
よ、、、!!」
あ、本当にまずい。このままだと養育
費どころか家も住めなくなるし色々と
不利になる、、でも即答するのは嫌だ
からな、、。
と、渦巻く様々な感情を必死に整理し
ていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます