第83話 初めてのサイン会

 きっかけはX(旧Twitter)で出てきたおすすめポストのひとつでした。


 中学時代にドハマりした(今も好き)漫画家さんとその方と仲良しのマンガ家さんが合作をしており、トークショーとサイン会をやるとのこと。

 軽い気持ちで宣伝ポストを引用ポストしたところ、マンガ家ご本人様からのリプが届きました。

 そこでやり取りをし、「抽選に当たれば会いにいきます」となり、〆切ギリギリに申し込んだところ当たってしまいました(笑)

 あまりに簡単に当選したので、そもそも応募者が少ない……? と勘ぐってしまったのはヒミツです。

 この好きな漫画家さん達は、少年誌や少女漫画のようなメジャージャンルではないからね。


 しかし、東京会場では当選人数を倍くらいにしても落選者が出てしまうほどの応募数だったそうで……当たったのラッキーでしたヾ(*´∀`*)ノ



 そんな訳で、先生たちに渡す手土産とメッセージカード、サインしてもらう為の漫画本を持って会場へ!


 会場はとあるビルの9階でした。

「ビルは8階までエレベーターがあるので、そのあとは階段で来てね」との案内文。優しい。

 しかし、休日の東京は私の想像を軽くこえてきた。日頃から東京で生活している人は驚きもしないのかもしれない。


 すんごい人。あっちにも人。……情報量オオスギィッ!


 ちなみにこのとあるビル、同日にデスノートの原画展(かな?)もやっていた。8階で。

 1~7階はショッピングフロア。

 1階のエレベーターホール周辺は既に行列ができていて、これがエレベーター待ちなのかガチャガチャ待ちなのかよくわからず、都会の人は怖いので話しかけられず。

 反対側にはエスカレーターがあったので、そっちから1階ずつ上がろう、時間はある。


 と、そちらへ流れると……エスカレーター止まってるやんけ!

 そこをみんなぞろぞろとゾンビのように登っていく……。とりあえず、周りに擬態して私もぞろぞろと上がった。


 さて、2階から上へあがる方法を探すと選択肢はエレベーターか階段の2択。

 エスカレーターないなんて知らなかった……。9階建てのビルだからてっきりあると思い込んでいましわ……。


 必死の形相で8階まで登ると、9階への階段は封鎖されていました。


 おかしい……。


 8階で原画展の来場者整理をしているスタッフに声をかけると、


「6階まで降りていただいて反対側の階段からあがってください」 とのこと。


 エレベーターが待ちきれず、再び階段で6階まで降りて反対側へまわり9階までのぼりましたさ。良い運動になりました。


 おかげで、呼吸は荒く、10月なのに汗をかいたオタクが無事完成しました。


 受付で特典購入レシートを忘れるも、特典用のシリアルコードが記載された引き換えレシートがあったので、スタッフさんが柔軟に対応してくれました。ありがたい。


 会場には関係者からのお花もあり、そこにもまた別の好きな漫画家さんからのお花がありました。

 何というか、好きな漫画家さんが揃って仲が良さそうな片鱗が見えると、こちらもほっこりしますね。ふふ。


 トークショーはオフレコの事までうっかり言いそうになるハラハラドキドキなマンガ家さんと、トークが苦手でなかなか喋らない漫画家さんと、司会進行の方のおかげで楽しい時間を過ごせました。

 30分のトーク予定が15分くらいで終わってしまったのは残念でした。


 で、サインをしてもらい、お話もさせてもらい、プレゼントも直接渡せて本当に素敵なひと時でした。


 ただ、プレゼント用意してる組は皆「それぞれの先生」へ準備していた。お手紙もそれぞれ。

 うかつだった。

 事前の案内にはそこまで詳細はなく、どんな感じなのかもわからなかったので私は「お二人用」に用意してしまった。


 もしも、「次」があるならそこはしっかりと用意していこうと思います。


 あとペン。

 メッセージカードを描くときに、まわりを縁取るのに白ペンのインクが出てこなくて急きょ色鉛筆で描いたのですよ。

 柔らかい雰囲気にはなったから良かったけど、宛名も色鉛筆で書いたのでペンで書きたかったなぁ、と。日頃の確認は大事ですね。



 足にはかなりキましたが、いい経験が出来た日でした!

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