第28話 紙の本が絶滅危惧種らしい
インターネットでみた事なので話半分ではありますが、いわゆる普通の書籍が手に入りにくい負のループに陥ろうとしている。
場所をとらない、スマホがあればいつでも読める、など様々な理由で電子書籍が人気な今、本屋さんで並んでいるような本が売れない……といったことは以前からありました。
売れないので、初版から数を刷らないため冊数自体も少ない。
売れて重版がかかったとしても、紙代などのコスト面から初版と同じ価格では厳しい……などの理由で重版もかかりにくいとか。
これらは、SNS上での話題でしたので話半分に流し見していました。
で。
昨日、来年の手帳を買うついでに同じフロアにある本屋さんで欲しい本があるか見ようと思って仕事帰りに車を走らせました。
行き先は県庁がある市にそびえ立つ百貨店のロフトと丸善。
久しぶりに百貨店の洋服やスキンケアなどの店舗が閉店する前に百貨店へついたので、ロフトへ向かいつつ各テナントをチラ見。
いやー百貨店ってなんであんなに百貨店価格を崩さないのでしょうね。
都内ならいいけど、こっちは地方百貨店よ……。
……まぁ、平日の仕事終わりにしか寄らないので、日中や土日は人でごった返してるのかもしれませんね。
北海道物産展やってましたし。
ちなみに、色んな物産展がありますが、北海道物産展が一番みんなの財布を緩ませるらしいですね。
美味しいものが多いからね。しょうがないね。
話がそれました。
そんなこんなで目的のロフトへ到着。
買おうと思っていた「ほぼ日手帳」のレトロ喫茶柄、なくなってました……。
ていうか他の柄も、ロルバーンなど他メーカーのもだいぶ売れてしまっていて、第2候補も第3候補も全然ありません。
古川紙工のレトロ喫茶モチーフのはまだ売っていました。
それらも可愛いのだけど、来年はまたほぼ日のweekに戻ろうかと思っていたんだけどなぁ……。
結局、悩み悩んで購入は見送り。
かわりに、古川紙工が展開している「オトメ時間」シリーズのノート2冊と気になっていたSDGsを売りにしたペン(クリップがメガネの枠になっていて可愛い)を購入しました。
そして、同じフロアの丸善へ。
そこは万年筆などもあるので、ついつい新しいインクや商品のチェックをしてしまいつつ、目的の本探し。
基本的に本屋さんでは店内をブラブラしながら本を探すタイプなのですが、絶対に売れるであろう本(現在アニメが放送中の少年マンガなど)は1巻から最新刊まで平積みでどっさり。
本屋さんでは何も珍しくない光景です。
問題はそういう話題作や新刊以外。
小説のハードカバーやビジネス書籍、哲学書などの平積みがびっっっくりするほど少ない!
冊数も2,3冊だし、何より昔のようにぎっしり並んでいない……。
本と本の間がスカスカしていて、購入意欲を削ぐ陳列……。
在庫を抱えたくない、とか色々あるのでしょうが、あのレイアウトは悪循環になるだけだと思う。
どうやらSNSでの話題はそんなに的外れでもなかったようです。
目的の本もおいてなくて、何もかわずに帰ってしまった。
少しでも貢献できればよかったのですが。ごめんね、丸善。
そういえば、情景に特化した辞書とかありましたね。
情景だけでなくて、きれいな日本語とかとにかく「日本語」の表現に特化した辞書たち。
ちょっと欲しいと思いましたが、なぜかディズニーのツィンテッドワンダーランドのキャラたちが描かれたやつしかなくて買えませんでした。
私の年齢では無理よ……。
しかし、今後もしかしたら紙の本が高価になったり絶版にもなりやすくなり、なかなか買えなくなってしまうかもしれません。
……どうしても手元に置いておきたい本は、買っておいたほうが良いかもしれないなぁ。
…………百貨店の駐車料金対策を兼ねてロフトで買い物したのに、100円足りてなくて結局駐車料金を払うという凡ミス。
目的のものは何一つなかったというのに、こんなシメになるなんて……。
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