第24話 プロット

 小説を書いている人は事前にある程度、どういう話にするか、とか主人公は男?女?とか登場人物はこんな風で……などと設定などを考えてから書いている人が大半だと思います。


 漫画だと、設定を考えて、下書きをしてペン入れ……と繋がって完成となります。


 小説だと、漫画の下書き部分がプロットに相当するのでしょうか?


 とあるユーザー様が14万字程度のストーリーを書かれて、それの忘備録として書くきっかけから完成までの流れを近況ノートに書き起こして下さいました。

 それを読んだときに


「8万字のプロットを書いたので、12万字はいけると感じた」


 と書かれていて、「プロットで8万字」に驚きを隠せませんでした。

 そしてプロットとは……という迷宮に足を踏み入れようとしているのでした。

 私が書いた作品で一番文字数が多いのは「2週間で夢を見つける方法」で約5万9千字。あれに更に2万字追加したものでプロット……。すごいなぁ…。


 一般的にプロットと言うと「筋書き」「物語の構想」などを指します。

 い、一応、私が執筆している作品もどれも筋書きなどはあるのですが、メモ程度。

 起結がある程度書いてあって、承転については「こういう事を書く」くらいしか書いていないので、実際に書いていくとキャラクターが思っていたのと違うように動いたりします。

 一応、方向性がずれないように気をつけてはいるつもりです。

 ただ、量的にはB5ノート2ページ分。見開きで済んでいるような状態。


 うーん。

 もう少し、細かいプロットのほうがスムーズに執筆が進むのでしょうか。


 一体、他の方はどれくらい設定やプロットをしっかり練って書いているのでしょうか。


 川上稔先生の「境界線上のホライゾン」という作品は初期設定資料がA4で780ページにも渡り、担当者泣かせだと1巻上の作者ページに書いてありました。

 読んだことはないのですが、本屋さんや図書館などでズラッと並んでいるさまは圧巻です。

 ちなみに、最終巻では当時の電撃文庫内最長の1160ページを記録しています。最終巻と言っても最終巻(下)です。最終巻、上下でどれだけのボリュームがあるんだ……。


 ウィキペディアを見たら、続編がカクヨム内にあるようなので、あとで探してみたいと思います。



 みなさんは一作品につき、プロットや設定、どれくらい練っていますか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る