第16話 ステータス確認



10を超えるワイバーンとの戦闘が開始する


「雷纏!」


俺はすぐに魔法を発動し身体強化をおこなう


「ホーリーエンチャント!」


っ!!なんかニーナの体が光り出した!


「えへへ、ゴーシュの真似したくて頑張っちゃった!すごいでしょ〜」


「ああ!びっくりしたよ!さすがニーナだな」


そんな会話をしながら俺は剣を構え、1番早くこちらに向かってくるワイバーンを見据える

ワイバーンはすごい速さで下降しその勢いのまま足の大きな爪で引っ掻いてきた


「結構早いんだな。まっ、目で追えるけどな!ハァ!」


俺はワイバーンの爪攻撃を最小限の動きでかわし、足の根本から胴体を斜めに切り裂いた

その一撃でワイバーンは動かなくなる


それを見ていた他のワイバーンが一斉にブレスを放ってきた


「私に任せて!ウォーターウォール!」


ニーナに任せると水の壁が出来上がる。だがそれは前回見た壁と違い半透明で壁自体が薄くなっている


「ニーナ、ウォーターウォールこんなに薄くて大丈夫なのか?」


「大丈夫、大丈夫。魔力操作で壁は薄いけど濃密な水魔法にしてるから。ホーリーエンチャントを使ってる間は魔法の扱いがより楽になるんだ」


なるほど、俺のは身体強化だがニーナの場合は魔法強化になるのか


水の壁にワイバーンの火属性ブレスが当たり、  じゅ〜っと水の蒸発する音が聞こえるが壁は何も変わらずそこにある


ニーナの魔力操作はすごいなと感心していたが俺はすぐに思考を切り替え、魔法の準備をする


「天より降り注げ!サンダーボルト!」


俺が右手をさ空に向け魔法を発動するとワイバーン達の上空に魔法陣が現れる

魔法陣がビリビリと電気を走らせる


ピカッ!


魔法陣が光った瞬間、ワイバーン達に雷が落ちた

ワイバーン達は煙を上げ、黒焦げになって落ちてきた


「ゴーシュの魔法強くない!?どんだけ魔力練り込んだの?」


「発動に100の魔力を使うとしたら500ぐらい練り込んだかな」


「そっか、私はまだそこまでできないな」


「ニーナだったらすぐにできるようになるよ。さて、だいたいの場所は分かったし日も落ちてきたから1度降りて野営の準備しよっか」


「は〜い」


ワイバーンを回収し山脈を降りた


山脈と森の間にテントを作り野営の準備をする

せっかくだしワイバーンの肉でも食べてみるかな


ワイバーンを取り出すと


「あちゃ〜、表面は黒焦げだし肉には火が通ってるな〜」


次からは剣で倒さないとダメだな


「大丈夫だよ。外側を少し多めにカットすれば内側は食べられるよ。味付けはまっかせってね〜」


ニーナはどんどん料理を進めていく

お〜!さすがニーナだ!料理スキルは無いのにここまで美味くできるなんて!


「「ごちそうさまでし」」


俺はご飯を食べ終わり水魔法で食器を洗い片付ける


「さてと、いったんステータスの確認するよ」


ステータス表示

ーーーーー

名前  ゴーシュ


年齢  12


種族  ドラゴノイド


性別  男


レベル 20/20


スキルポイント 110


パッシブスキル 

ステータスL vー

獲得経験値増加L vー

獲得スキルポイント増加L vー

進化先選択L vー

成長率増加L vー

魔力操作L v MAX

魔力回復力増加L vMAX

魔力量増加L v6

体力増加L v 9

筋力増加L v7

耐久力増加L v6

俊敏増加L v7

体術L v6

超耐性L v4

偽造L v2

隠蔽L v5


戦闘スキル

中級雷魔法L v5

初級闇魔法L v 8

剣聖L v2


非戦闘スキル

危険察知L v7

千里眼L v5

鑑定眼L v 6

アイテムボックスL v 5

ーーーーー



ステータス表示

ーーーーー

名前  ニーナ


年齢  12


種族  下級天使


性別  女


レベル 9/20


スキルポイント 245


パッシブスキル 

ステータスL vー

獲得経験値増加L vー

獲得スキルポイント増加L vー

進化先選択L vー

成長率増加L vー

苦痛耐性L v 4

魔力操作L v 9

魔力回復力増加L v 8

魔力量増加L v3

体力増加L v 2

筋力増加L v1

耐久力増加L v1

俊敏増加L v1

精神耐性L v1

体術L v1

毒耐性L v 5

麻痺耐性L v 5

偽造L v1

隠蔽L v5


戦闘スキル

初級雷魔法L v 4

初級闇魔法L v 1

初級水魔法L v 7

初級回復魔法L v 5

初級聖魔法L v7

剣術L v1


非戦闘スキル

危険察知L v4

千里眼L v2

鑑定眼L v 4


ーーーーー


「お!進化できるようになった。今回の進化先は1つだけか。いったん進化してからスキルを新しく取得したりしよう」


「わかった。ゴーシュが進化して寝ている間は私が守るね!」


「お願いします。進化選択っと、、、うぅ」


俺は進化先を選択すると体から力が抜け眠りについた



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