第14話 ゴブリンキング
ゴブリンキングと聞き全力で森へ走ってきた
「見つけたぞ!」
そこには、俺の予想とは違う姿のゴブリンキングがいた。
「グガァァ〜〜!」
俺の殺気に気がついたのかゴブリンキングはこちらに走ってきた
「お前、遅いなそれでもゴブリンキングなのか?」
ゴブリンキングは手に持っていた斧を降りた上げ切り掛かってきたがスピードが上がっている俺からしたらとても遅い。
ゴブリンキングは攻撃をかわされ少しバランスを崩した。俺はその隙を見逃さず全力の魔法を発動する
「サンダーランス‼︎」
ニーナの、ウォーターランスを参考に魔力を圧縮し回転を加えた
それはゴブリンキングの背中から腹に刺さった
腹と口から血を出しくるしんでいる。だが、サンダーランスはまだ終わっていない。雷魔法の特性である雷による感電がゴブリンキングを襲う
「お前には恨みはないが死ね!ふん!」
俺は剣術スキルである一閃をゴブリンキングの首めがけて思いっきり振り下ろした
ゴブリンキングの首が体から離れ絶命した
「父さん、母さん俺は仇を撃つために強くなるからね」
それから少し経ち俺が落ち着いた頃ニーナと冒険者が、走ってきた
「ゴーシュ!大丈夫⁉︎怪我は?」
「おい坊主。これはお前1人でやったのか?」
「はい。すみません、個人的な恨みで暴走してしまいました」
「その件に関してはギルド長と話をするからいいとしてお前1人でゴブリンキングをヤッちまうなんてな」
「ドラゴンファングの奴らはどうした?」
「ゴブリンキングは俺がきたことで俺を狙うようになったので大丈夫だと思います。ですが早めに回復をしてあげてください」
「それなら私が回復してくるよ。ゴーシュちょっと待っててね」
「うん。しっかり回復してきてあげて」
ニーナの回復魔法を眺めながら少しボーとすることにした。
それから少しして回復が、終わったのかドラゴンファングの3人がこちらに来て話をかけてきた
「あんたがゴーシュか?」
「はい」
「そっか、今回は助かった!本当にありがとう!俺はドラゴンファングのリーダーをやってるカイトだ。この恩は忘れない。だからこの先何かあったときは俺を頼ってくれ、少しでも力になりたいんど」
カイトさんは俺に深々と頭を下げさてきた
年下で見た目もガキな俺に頭を下げてくるなんてすごい人だな
「大丈夫ですから顔をあげてください!助け合うのは冒険者としてあり前なので大丈夫ですよ。回復が済んだのなら1度ギルドへ戻りましょう?森の中ではまだ期間があると思いますので」
「わかった。ギルドに戻ってから話をしよう。嬢ちゃん、え〜とニーナさんだっけか?君も俺たちの回復ありがとな!助かったよ。マジで死ぬかと思ってたからさ」
カイトさんは笑いながらニーナへとお礼を言っていた。この人は人間としてもできてる人なんだな
そんなことを思いながら森を歩いていく
◇◇◇
ギルドに着きギルド長がいる部屋へ俺とカイトさんは案内された
「おお!来たか。2人ともそこにすわってくれ」
そこには、眼鏡をかけハゲたおっさんが座っている
「「失礼します」」
テーブルを挟み向かい側のソファーに俺とカイトさんは座った
「カイト、お前達のパーティーが皆無事でよかった。それとゴーシュだ、なぜ1人でゴブリンキングと戦った?Bランクパーティーでもヤバかったんだぞ?」
「すみませんでした。理由は話せないのですがかなりの恨みがあり気がついたらゴブリンキングの元へと走っていました」
「そっか、詳しくは聞かないが今後はこんなことがないように!わかったな?」
「はい。以後気をつけます」
「ギルド長俺はゴーシュに助けられました。その実力が高いのわかりましたよね?何か報酬を出せないでしょうか?金は俺らのパーティーから出します。助けられた事と回復魔法をかけてくれたお礼があるので」
「そうだな〜、特別にゴーシュをカイトと同じBランクへ上がる。金はカイトが出す分とゴブリンキングの魔石と素材分、それと討伐分をギルドから出す。ゴーシュはそれでいいか?」
「こちらとしてはとてもありがたいです!できればニーナのランクもあげて欲しいのですが厳しいですか?」
「お前のパートナーか、、、試験官を魔法だけでボコボコにしたって子だろBランクは無理だがCランクに上がるそれでいいだろ?」
「はい。ありがとうございます!」
俺とカイトさんが部屋を出てニーナの待つ受け付け近くに戻る
「ゴーシュ、今回は本当にありがとう。お金は後日ギルドへ渡しておくから時間のある時に受け取るようにしてくれ。俺も他のパーティーメンバーが気になるのでこれで失礼するね。じゃまた」
「わかりました。また何かあったらよろしくお願いしますね」
カイトさんとわかれゴブリンキングの報酬を受け取りに行った
「あっ。シスさんじゃないですかゴブリンキングの報酬なんですが、聞いていますか?」
「はい。聞いてますよ。危ないことしないでくださいよ!、この話聞いたとき心臓が止まるかと思いましたよ!いつも担当してた冒険者ごある日帰ってこなかったとき本当に辛いんですから!、、うぅ」
シスを、泣かしてしまった!
ど、どうしよう⁉︎俺があたふたしているとニーナが、よってきてシスさんを慰めていた
少しにに睨まれてしまった
「あ、あの、シスさん?すいませんでした。ギルド長にも、言ったのですが今後は気をつけて行動します」
「グスッ、本当ですよ、、、それでは、、グスッ、こちらがゴブリンキングの、魔石、素材買取、討伐報酬、それとカイトさん達からのお礼の、合計になります」
そう言ってシスさんは小さめの袋をカウンターテーブルに置いた
カタン
え?ゴブリンキングにしては袋が小さい気がするぞ?
「あ、あのシスさんこれ、いくらですか?」
俺が恐る恐る聞くと
「合計で大金貨で10枚になります」
え⁉︎⁉︎
銅貨100枚→銀貨1枚
銀貨100枚→小金貨1枚
小金貨100枚→金貨1枚
金貨100枚→大金貨1枚
マジか〜〜!だから袋が小さかったのか!
「お、多いな」
「Aランク指定であるゴブリンキングの素材や魔石はあまり出回らないですからね」
な、なるほどまさか1度の討伐でお金持ちになるとは、、、
「わかりました。ありがとうございます。それでは俺達は帰りますのでまた明日からよろしくお願いします」
シスさん挨拶し、ニーナと共に宿へと帰る
部屋に着くと
「ゴーシュ!スゴイいっぱいお金もらえたね!私ビックリしてなにも言えなかったよ!」
「俺だってビックリだよ!」
どうしよう、こんな大金持ち歩けないよ
、、、あ!スキル一覧にいいのがあったんだ!
最初の頃はゴブリンしか討伐してないからいらないと思っていたんだよな。
『アイテムボックス』これだ!
取得し、すぐに使うと目の前にカバンみたいな空間の歪みができた
「ゴーシュ何これ?なんか歪んでるんだけど?」
「今『アイテムボックス』っていうちょうどいいスキルを取得したからそのスキルだよ」
空間の歪みにお金を入れるとステータス画面に似たものが表示されて、そこには大金貨10枚と書かれていた
「すごいね!ちゃんと表示されるんだね」
「あと、もう一つ気になってたんだけどゴーシュはゴブリンキング倒してレベルがどのくらい上がったか気さみせてよ」
「いいよ。俺も確認しようと思ってたところだからさ」
ステータス表示
ーーーーー
名前 ゴーシュ
年齢 12
種族 ドラゴノイド
性別 男
レベル 16/20
スキルポイント 130
パッシブスキル
ステータスL vー
獲得経験値増加L vー
獲得スキルポイント増加L vー
進化先選択L vー
成長率増加L vー
スキル共有L vー
苦痛耐性L v 9
魔力操作L v MAX
魔力回復力増加L v 9
魔力量増加L v6
体力増加L v 7
筋力増加L v4
耐久力増加L v4
俊敏増加L v4
体術L v4
精神耐性L v3
毒耐性L v 5
麻痺耐性L v 5
偽造L v2
隠蔽L v5
戦闘スキル
中級雷魔法L v3
初級闇魔法L v 8
剣術L v9
非戦闘スキル
危険察知L v5
千里眼L v4.
鑑定眼L v 5
アイテムボックスL v 1
ーーーーー
スキルポイントはスキル共有で25使ってアイテムボックスで20使ったから130か
「雷魔法がレベルアップして中級になってるな。剣術もあと少しか。『アイテムボックス』はレベルに応じて容量が増えていくみたいだ」
「ゴーシュ、すごいスキル伸びてるね。やっぱり私とはちがう感じだね」
「まぁ〜俺は前衛だし身体能力が上がりやすいからな〜」
「そうだね、私は後衛としてしっかり強くなるからね期待しててね!」
「期待してるよ」
俺はそう言いながらニーナの頭を撫でる
ニーナはえへへと笑いながらこちらに目をつぶり顔を寄せてきた。
ちゅっ
そのキスから俺達はそのままベットに入った
、、、そこからが長かったがニーナ疲れて先に寝てしまった。
そろそろスキルポイントも貯まったしスキル獲得とレベルアップしとくか
まずは耐性系だな
『状態異常耐性』が新しく一覧に増えていたので取得10ポイント
精神、苦痛、毒、麻痺の耐性は『状態異常耐性』に統合され、レベルも4になっている
火、水、風、土、氷、雷、闇、光、のそれぞれの耐性を取得40ポイント
各耐性を取得した瞬間もともと取得していた耐性が統合され、『超耐性』になった。っお、やっぱりレベルも上がったか。レベルは3になっている
『アイテムボックス』も5まで上げるか30ポイント
残りは50ポイントか、これは残しておくか。
ステータス表示
ーーーーー
名前 ゴーシュ
年齢 12
種族 ドラゴノイド
性別 男
レベル 16/20
スキルポイント 50
パッシブスキル
ステータスL vー
獲得経験値増加L vー
獲得スキルポイント増加L vー
進化先選択L vー
成長率増加L vー
スキル共有L vー
魔力操作L v MAX
魔力回復力増加L v 9
魔力量増加L v6
体力増加L v 7
筋力増加L v4
耐久力増加L v4
俊敏増加L v4
体術L v4
超耐性L v3
偽造L v2
隠蔽L v5
戦闘スキル
中級雷魔法L v3
初級闇魔法L v 8
剣術L v9
非戦闘スキル
危険察知L v5
千里眼L v4.
鑑定眼L v 5
アイテムボックスL v 5
ーーーーー
こんなところでいいか
俺も寝よっと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます