第12話 ランクアップ試験


予定より30分寝坊してしまった

昨日、あんなに激しく何回もするからだよ

っま、自業自得なんだけどね〜と思いながらあの支度をする



「、、、ゴーシュおはよ〜はぁ〜」



ニーナは大きなあくびをしながら起きてきた



「おはよ。少し寝坊したからすぐに準備してギルドに行くよ」



「わかったから少し待ってよ〜」



ニーナはまだ寝ぼけているのか準備に少し時間がかかってしまったが、終わり次第朝ごはんを食べて冒険者ギルドへと向かった



「受け付けさんおはようございます」



「おはようございます。受け付けってなんですか!わたしにはシスって名前があるんですから!ちゃんと自己紹介した、、じゃ、、ないですか?、、、そういえばしてなかったですね。ははは」



シスさんは笑いながら誤魔化している。っま聞かなかった俺も悪いんだけどね



「シスさん、なにかいい依頼ありませんか?」


「ちょっと待ってね、、、っあ!ゴーシュさん達はランクアップできるのですがどうしますか?」


「どのぐらいランクできるのですか?」


「そうですね〜、Dランクまで上がることができます。そうしますと、試験を受ける必要があるります」


「そうですか、わかりました。でもなぜ今頃になってランクの飛び級なんですか?」


「それは、ゴーシュさん達が悪いんです!いつも依頼を終わらせると報酬を受け取ってすぐに帰ってしまうからお伝えすることができなかったんです‼︎そのせいで、何回上司から怒られたことか、、、」


そうだったのか、シスさんに怒られてしまった


「すみませんでした。試験をお願いします」


シスさんは、はぁ〜とため息をつきながら話始めた


「わかりました。それでは試験官の予定を確認しますので申し訳ありませんが少しお待ち下さい」


そう言われたのでニーナとどんな試験になるか楽しみだなと言いながら予想などをしていた


「お待たせしました。今すぐでよければ試験官の方も大丈夫だそうです。どうなさいますか?」


俺はニーナに顔を向けて確認を取ろうとしたら、ニーナは笑顔でうなずいている

ニーナも、大丈夫なようだ


「俺も大丈夫なのでお願いします!」


「わかりました。それではギルドの裏にある練習場に行ってください。試験官はそちらにいますので」


「はい!それでは頑張ってきます。ニーナ行こっか」


シスさんに挨拶し、ニーナと一緒にギルド裏の練習場に行った


「おぉ〜、お前達がランクアップを受ける冒険者か⁉︎ちっこいな!何歳だ?」


「俺達は2人とも12歳です」


「かぁ〜!その年でランクアップ試験とかすげ〜な!手加減はしないけどな!」


「「よろしくお願いします!」」


「2人とも元気がいいじゃね〜か!じゃ、説明するぞ。試験内容は1対1でする。合格基準は俺に一撃入れるか俺が納得できる内容なら合格とする!」


なるほど、案外簡単そうだな


「それでどっちから受けるんだ?」


「ゴーシュ?私からでいいかな?どれぐらい強くなったのか試してみたいの!」


「いいよ。全力で頑張ってな!」


「うん!ありがとう!行ってくるね」


「お〜嬢ちゃんから受けるのか!手加減しないからしっかりやれよ?おい、シス!開始の合図してくれ」


「わかりました。2人とも準備はいいですか?、、、それでは、始め!」




こうして俺たちのランクアップ試験が始まった

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