第4話 元アイドル、高校に行く

両親の死を回避した翌日

俺は学校に向かった、通っている学校は地元の進学校で偏差値はそこそこと言った所だ。


しばらくして去年建て替えられたばかりの新校舎が見える、俺が戻ってきたのは高校1年の6月頃だったので、まだアイドルにはなっていない。


ちなみに俺はもうアイドルをやるつもりもなかった、死にたくは無いからな。


まぁ、アイドルになっても確実に死ぬ訳じゃないんだが、それはおいおい考えていこうと思う

メンバーたちは好きだったし俺の事を慕ってくれていたからな。

俺の今の格好は……と言っても制服に身を包んでいるだけだが、うちの制服はグレーを基調とした

制服で個人的にはとても気に入っている。

自分語りはそろそろ飽きてきたので

死に戻ってから初めての学校登校に緊張しつつも

クラスのドアを開けた


「昨日のテレビ見た?」

「見た見た〜、アイドル事務所がオーディションするんでしょ?」

「気になるよね〜」


クラスに入ると奥の方の女子がそんな会話している、そのオーディションは俺が参加する予定だったオーディションで、そこからアイドル人生がスタートしていった人生のターニングポイントと言ってもいいものだ


そこで俺は当時のメンバーと出会うのだが

最初は仲が悪く衝突ばかりしていて、存続すら危なかったのだ。


今では団結力があり仕事終わりにはみんなで外食に行くのが日常だった、そう思えばもう一度オーディションをうけてもいいのかもしれないが、俺は2度も死ぬ思いなどしたくないので今回オーディションには参加しない。

メンバーたちには少し罪悪感は残るが自分の命には変えられないのだ、例えあの瞬間助かったとしても自分の命が狙われる状況などなりたくない。


そんなことを思いながら俺はその日を過ごすのであった。


━━━━━━━━━━━━━━━


皆様お久しぶりです(^^)

更新が遅れてしまい申し訳ありません( ̄▽ ̄;)

更新を再開いたしますので楽しみにしてくださいね(˶' ᵕ ' ˶)(ホントゴメンナサイ)



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る