第42話 燃えるAELDA

KP  さて、アイーダに辿り着く。だが、そこは今なお燃え続けている火中だ。

   辺りには、紅い蝶が火の粉をまき散らしながら飛び交っている。さしずめ、

   大襲撃だ。ここから、戦闘が開始します


KP  あなた達は屋上へと昇っていくことになりますが、一部技能判定が生じま

   す。そしてその結果によって、消費するターン数が増減します。例えば、

   DEX*5に成功で1ターン、失敗で2ターン…等々です


KP  そして、ターン数が存在するという事は当然…という事です。それでは、張

   り切って登っていきましょう


KP  それでは、1-2階を駆け上る。辺りにはゴロゴロと焼死体が転がっている。

   SAN-0/1


《皇  CCB<=59 【SAN値チェック】 (1D100<=59) > 73 > 失敗》


《遠縁 CCB<=36 【SAN値チェック】(1D100<=36) > 37 > 失敗》


《杉谷 CCB<=7 【SAN値チェック】(1D100<=7) > 31 > 失敗》


[ 皇  ] SAN : 59 → 58


[ 遠縁 ] SAN : 36 → 35


[ 杉谷 ] SAN : 7 → 6


杉谷 やばいって()


KP  大丈夫、SAN1で生還した人知ってるから。(その後無事かは知らない)


杉谷 えぇ…


KP  それでは、2階まで上がると辺りは炎に包まれている。全員目星/2かナビゲー

   トをどうぞ


《皇  CCB<=35 【目星/2】(1D100<=35) > 37 > 失敗》


《遠縁 CCB<=20 【目星/2】 (1D100<=20) > 83 > 失敗》


《杉谷 CCB<=35 【目星/2】(1D100<=35) > 33 > 成功》


KP  では、何とか少し早く登れます


KP  そして3階まで上がると、辺りに炎の蝶がうろうろと漂っている。駆け抜けれ

   ば早いだろうが、バレたらどうなるかわからない。ゆっくり進む、もしくは隠

   れる*2か忍び歩きでどうぞ


《皇  CCB<=20 【隠れる*2】(1D100<=20) > 40 > 失敗》


《遠縁 CCB<=20 【隠れる*2】 (1D100<=20) > 30 > 失敗》


《杉谷 CCB<=20 【隠れる*2】(1D100<=20) > 62 > 失敗》


KP  では、あなた達は諦めてそのまま進む。腸に見つかるが特に攻撃される様子

   はない。ただ、一人一匹の蝶が背後に付きまとってくる


KP  4階に着けば、もはや階段が崩れている。登攀か跳躍どうぞ


《皇  CCB<=40 【登攀】(1D100<=40) > 89 > 失敗》


《遠縁 CCB<=40 【登攀】 (1D100<=40) > 4 > 決定的成功/スペシャル》


《杉谷 CCB<=40 【登攀】(1D100<=40) > 8 > スペシャル》


KP  では、遠縁さんが皇さんを連れて行ったという事にしましょう。成功判定に

   します


遠縁 「後輩くん!」


皇  「ありがとう!」


KP  5階は煙が広がっている。どうやらCON*5に成功しないと吸ってしまいそう

   だ


《皇  CCB<=50 【CON*5】(1D100<=50) > 20 > 成功》


《遠縁 CCB<=65 【CON*5】(1D100<=65) > 24 > 成功》


《杉谷 CCB<=45 【CON*5】(1D100<=45) > 34 > 成功》


KP  それでは吸う事なく登りきる。あと少しで屋上だ。全員SAN+1どうぞ


[ 皇  ] SAN : 58 → 59


[ 遠縁 ] SAN : 35 → 36


[ 杉谷 ] SAN : 6 → 7


KP  では、6回に着けば可燃性の布団や毛布が転がっている。このまま歩けば、背

   後の炎の蝶が引火させてしまうだろう。全員回避、DEX*3どうぞ


《皇  CCB<=70 【回避】 (1D100<=70) > 58 > 成功》


《遠縁 CCB<=80 【回避】 (1D100<=80) > 99 > 致命的失敗》


《杉谷 CCB<=36 【DEX*3】(1D100<=36) > 9 > 成功》


杉谷 あ、普通に回避って選択肢があったのか


遠縁 うげぇ


KP  あー…誰か庇います?庇うならダメージ分散させますけど


杉谷 かばいます


遠縁 講師申し訳ない


杉谷 大丈夫よ


KP  ではお二人、ファンブルなので2倍。そして分散なので1d6ダメージどうぞ。

   炎でのダメージの為装甲は発生しません


《遠縁 1d6 (1D6) > 1》


《杉谷 1d6 (1D6) > 1》


[ 遠縁 ] HP : 11 → 10


[ 杉谷 ] HP : 12 → 11


KP  熱いですね。それでは、7階まで昇ってくる。ここまでくればもう平気そう

   だ。では全員聞き耳どうぞ


《皇  CCB<=45 【聞き耳】 (1D100<=45) > 68 > 失敗》


《遠縁 CCB<=40 【聞き耳】 (1D100<=40) > 69 > 失敗》


《杉谷 CCB<=55 【聞き耳】(1D100<=55) > 57 > 失敗》


KP  ああ、思い出すロールしますか?


皇  はい!


KP  するなら1ロールにつき1ターンですが


遠縁 やろう 


杉谷 しましょうか


KP  ではどうぞ。一人ずつですね


皇  アイデア?


KP アイデアで


《皇  CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 32 > 成功》


KP では、あなたはもしかすれば薬井が逃げ遅れてるのではないかと思います


皇  「…薬井さん!逃げ遅れているかもしれない!」


遠縁 「!たしかに、探しましょう」


杉谷 「そうか…ここは7階だ、急いで探そう」


杉谷 目星いりますか?


KP  いりません。医務室へと近づけば、巨大な瓦礫が扉を塞いでいる。瓦礫25と

   のSTR対抗です。何度でもできますがターンが掛かります


杉谷 「みんなで力を合わせましょう!」STR12


皇  「おっけー!」STR8


遠縁 「いくぞ!!」STR10


KP  では、合計して75でのロールどうぞ


杉谷 「いきましょう!」


KP  代表者がお願いします


皇  アカネもここにいますか?


KP  ああ、アカネ。いますね。指示しますか?


皇  しよう


遠縁 「マキナくん!手伝ってくれ!」


KP  では交渉系どうぞ


《遠縁 CCB<=85 【説得】 (1D100<=85) > 24 > 成功》


アカネ「わかりました。手伝いますね」


KP  それではほとんどアカネ一人で持ち上げます。自動成功。扉を開ければ、地

   面に倒れている薬井がいる。意識はないが揺すれば起きそうだ


皇  「薬井さん、大丈夫?」


薬井 「…あ…皆さん…。ゲホッゲホッ…ありがとうございます…」


薬井 「…ハッ…!み…皆さん…私は一人で大丈夫です…私は…一人で降りられます

   から…だから早く…屋上に…」


遠縁 「わかりました」


薬井 「…ごめんなさい…私は…また守れなかった…」


皇  「…気をつけて、」


薬井 「…お願いします…どうか…あの子を…ゲホッ…ごめんなさい…ごめんなさ

   い…」


杉谷 「…あとは僕たちに……任せてください」


KP  それでは、薬井はふらふらと降りていくことだろう


杉谷 「……」


KP  では、目星どうぞ


《皇  CCB<=70 【目星】 (1D100<=70) > 28 > 成功》


《遠縁 CCB<=40 【目星】 (1D100<=40) > 91 > 失敗》


《杉谷 CCB<=70 【目星】(1D100<=70) > 8 > スペシャル》


KP  では自動成功。この部屋をいくら探しても杉谷朱里の姿はない。また、彼女

   の身に着けていた衣服の一部が放り捨てられているのもわかるだろう


皇  「朱里ちゃんがいない…!」


杉谷 「……」


遠縁 「・・・早く行こう」


KP  それでは、登っていく。8階には、穂村の姿はなかった。あなた達は屋上への

   扉の前にいる。鍵は開いている。開けますか?RPなどもどうぞ


遠縁 「…いま招来してるもの、それを退散させることができる」


杉谷 「……どういうことですか」


遠縁 「あれを知ってるから」


皇  「先輩、あれが何か知ってるの?」


遠縁 「まぁわかる。…あれは原初の炎ってやつだ」


杉谷 「なんで知ってるんですか?」


遠縁 「…なんでわかるかは…まぁ、自分が焔の民ってやつだからだ」


皇  「焔の民…」


杉谷 「…」


遠縁 「思い出せたのはつい1.2日前だけどな…あれを退散させには魔力とよばれる

   ものを使う。そして多分自分一人では無理だと思う。力を貸してくれない

   か?」


皇  「分かった、協力する!」


杉谷 「…あいつを止められるなら、力を貸そう」


杉谷 「……そうか……君たちにも、僕の知らない、顔があったんだね」


遠縁 「知らないてか、1.2日前まで忘れてたし…多分こういう事件に巻き込まれら

   なきゃ思い出せすらなかったかな」


杉谷 「そうか……君も、それまでは何も知らなかったのか……」


杉谷 「…本当に、腹が立つな…何も知らなかった自分に……」


遠縁 「・・まぁいましれたからいいと思うし、講師は娘さんのこと第一でいいかと

   思うよ」


杉谷 「…あぁ。ありがとう。」


遠縁 「遮断装置もうもっておいたらいいと思いますよよ」


杉谷 「いつでもできるようにしているよ」


遠縁 「ならokですね」


遠縁 「そういえばマキナくんはこれ終わったらどうする?」


アカネ「終わったら…ですか?私は、特にありません」


遠縁 「特にないっても、AELDAは物理的にも無くなりかけてるし、どうする

   ん?」


アカネ「…それは、後で考えます。今は、やることがあるので」


遠縁 「そっか・・困ったらいつでも言ってよ?」


アカネ「はい、ありがとうございます」


遠縁 「後輩くん。ずっと治してくれてありがとね」


皇  「それが私の仕事だから」


皇  「先輩、死なないよね…?」


遠縁 「どうしたん?」


皇  「ちょっとね…気にしないで。絶対にあれ止めよう」


遠縁 「・・まぁなんやろ。腹はほらこうやって圧迫と縫合してるし?」


彼はそういうと服を捲り上げて 縫われた腹と圧迫し続けやる包帯を見せた


皇  「…なら安心だね!」


遠縁 「んじゃ、いくか」


杉谷 「あぁ…」


皇  「おっけー!」


杉谷 「(今助けに行くぞ、朱里…)」


KP  それでは、開けますか?


遠縁 あけよう


KP  わかりました。それでは、扉を開ける。屋上からは、もう直前まで迫った原

   初の炎が見える。そして、屋上の中央に、人が立っている。足元には巨大な魔

   方陣が描かれているのがわかるだろう


KP  一人は、あなた達も知っているだろう。穂村だ。


遠縁 「穂村さん…」


KP  ただ落ちてくる原初の炎をじっと見ている。そして、その隣にいるのは


KP  紅い軍服を着こみ、腰には軍刀を携えている


KP  貴方のよく知る彼女で、あなたの知らない彼女


皇  「嘘でしょ…あれって…」


KP  杉谷朱里、その人だ


杉谷 「朱里…」

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