第41話 灯台の研究室
遠縁 「ふわぁ〜」
杉谷 「やった…の、か…?」
皇 「みんな大丈夫?!」
アカネ「…周囲の敵性反応の排除を確認。戦闘終了です。お疲れさまでした」
遠縁 「ふわぁ〜」
皇 先輩がふわぁしか言わなくなってる
杉谷 「…皇さん、遠縁さんをみてあげてくれないかい?」
アカネ「皆さん。お疲れさまでした。怪我などはしていませんか?」
遠縁 「ふわぁ」
皇 「先輩、大丈夫?」
皇 精神分析できますか?
遠縁 「ふへぇ」
《皇 CCB<=76 【精神分析】 (1D100<=76) > 46 > 成功》
KP では正気を取り戻す。SAN+1。ついでに全員リセットどうぞ
[ 遠縁 ] SAN : 36 → 37
杉谷 ところでさ、自分のSAN12って何?
KP さあ…?
皇 最初いくつだっけ
杉谷 65ですね
皇 65から12…
遠縁 「・・・! 戦闘終わった?」
皇 「戦闘終わったよ、勝ったよ!」
杉谷 「これですべてが終わったならいいのですが…」
KP では、ちょうどその時アニカもやってきます
アニカ「皆…!すごいね…!あの化け物倒しちゃったんだ!」
遠縁 「芽衣!(手を振る)」
アニカ「お疲れ様…みんなの無事がわかってよかったよ…」
アニカ「取り合えず…そうだね。僕はまだ町に残ってる魚人を片付けるから、みんな
はアイーダに帰ったほうがいいよ。多分、怪我とかしてるでしょ?」
遠縁 「怪我、しちゃいやよ?」
アニカ「…大丈夫!」
アニカ「…あ、そうだ」
遠縁 「そっか・・全部終わったらお出かけするかい?」
アニカ「…それも…そうなんだけどね?…その…実はミ=ゴの目撃も君たちが松林を
潰したおかげで最近はなくなって、魚人もほら、これでかなり減ると思うん
だ」
アニカ「…だから…その。僕もアイーダを辞められるように打診中なんだ」
遠縁 「そうか!それはよかった」
アニカ「で…でね……その…。僕ってさ、一応は死んだ…人間じゃない?…だから…
行く当てがなくて…ね」
アニカ「……だから…もしよかったら…しばらく居候…させてもらえないかな?そ
の…結婚を前提にっていうか…その…」
彼女の声はだんだんと小さくなっている。顔も隠してはいるが紅くなっているのが見なくてもわかるだろう
杉谷 どうしよう、顔のにやけが止まらなさすぎる()
皇 私も
遠縁 「・・・??」
アニカ「……?」
遠縁 「あ、いやえっと…そう言われるとは思わなくて」
アニカ「……?先に言ってきたのは…遠…、……義和…じゃなかったっけ?」
遠縁 「あー・・えっとえっと…」
彼はしばらく考えた後
遠縁 「芽衣、失礼」
そういい彼女の手をひく
アニカ「え…な…なに?」
そして彼女を自分の胸元に抱き寄せてキスした
アニカ「…ッ!」
遠縁 「・・これが答えじゃダメ?」
アニカ「……もうっ!……ありがとね。僕を…受け入れてくれて」
遠縁 「・・はは。えっと…よろしくね?芽衣」
アニカ「…うん。…よろしくね」
そして彼らは再度キスをする。先ほどよりも長く、熱いキスを
KP そうですね。とても良かったので遠縁さんSAN+2で、あとの二人はSAN+1
どうぞ
[ 皇 ] SAN : 59 → 60
[ 遠縁 ] SAN : 37 → 39
[ 杉谷 ] SAN: 12 → 13
KP じゃあしばらくしてキスが終わるとアニカは今更恥ずかしくなってきたのか
顔を赤くしながら
アニカ「あ…じゃ、じゃあ私は行ってくるね!!」
遠縁 「・う、うん」
そして彼は手を振り彼女を見送る。そして視線を感じ周りの人たちの存在に気付いた
遠縁 「・・あっ」
杉谷 「…いいものだよ?家族ってものは」
皇 「お幸せに」
杉谷 「そうだね、お幸せに」
遠縁 「・・・」
KP それでは、描写します
KP ダゴンが去り、空を覆っていた雲は消えていく。暖かな太陽の光が差し込
み、街は明るさを取り戻す。そして、それはあなた達もだ。この町の脅威は
今、去った。あとは灯台を調査し、帰るのみとなった
KP あなた達はいつ振りかの安堵感を覚えることでしょう
KP あなた達は、灯台の研究所まで向かいます。そこは今もなお怪しさが漂う研
究所だ。様々な資料が床、壁、机の上に散らばっている。目星をどうぞ
《皇 CCB<=70 【目星】 (1D100<=70) > 91 > 失敗》
《遠縁 CCB<=40 【目星】 (1D100<=40) > 84 > 失敗》
《杉谷 CCB<=70 【目星】(1D100<=70) > 83 > 失敗》
KP では、ある資料がみつかる。どうやら前編と後編があるようだが、後編は見
つからなかった
「戦闘人形作成記録・前編」
[2014年12月2日]
私は対人間を想定した兵器「戦闘人形」の作成に着手する。人間は愚かしくも同族に対して脳が何らかのセーブをかけてしまい攻撃の手を一時的に止める可能性が極めて高い。
その愚かに甘えさせてもらおう。来たる「復活の日」に向けて準備を始める。人間の脳にバベッジから頂いた「制御チップ」を取り付ける、彼らの技術をそのまま流用するのは美しくないので、改良を加え、これを「C(クトゥルフ)型制御チップ」と名付けた。
チップを埋め込んだ素体に人工の心臓、戦闘用の砲身などを埋め込み作製、科学技術の進んでいない当時に同じように作っていたのだから意外極まるものだ。
手始めにその辺で拾ってきた3人の女を使って1~3号機を作成。彼女らは途中で人体が形を保てなくなり死亡したり、狂気に陥って自殺したりとまだ実践向きのものではなかった。貧相な肉体、脳みそではうまくいかないようだ。なれば優秀なものを用意するまで。ちょうどいいところに優秀な素体の集まる学園があるじゃないか、急ぎ素体の確保を行う。
[2015年4月1日]
4~8号機の作成が完了。5号機の作成中に邪魔が入ったが試作段階の自爆装置のテストがてら5号機を爆破。自爆装置はこのまま継続していってもよさそうだ。そのまま邪魔者を新5号機として作成、適合率が非常に高く、かなり優秀な人形となった。他の人形達も問題があるわけではないのだが、どれも取るに足らない凡作だ。私の求めている力はこんなものではない。だがもう素材も金もない。
最近の有用そうな資料をつなぎ合わせれば、このようなことが記録されているのがわかるだろう。
[2020年9月15日]
9号機の作成が完了。寄せ集めでは上手くいかない。ただ1つ面白いことがあった。国から声がかかったのだ。どうやらこのアラハバキに宇宙人が襲来しているらしい。宇宙人対人類の小規模な戦争が起こるようだ。
力を貸してほしいと言われた、勿論喜んで承諾した。やはり軍備を成長させるのは戦争だ。
KP さて、ではですね。どうやらここにはもうこれぐらいしか情報がないよう
だ。何かしたいこととかありますか?
遠縁 「資料はこんだけかぁ…他になんかないかな」
杉谷 「念のため写真だけとっておこう、穂村さんにもこれらの証拠を出せば信じて
くれるでしょう」
KP では撮れます。あと、何かありますか?
杉谷 あとは大丈夫そうですかね?
皇 大丈夫です
KP それでは、あなた達は研究室をでて、アイーダへと向かう。すべての脅威は
去った。これからは平穏な毎日が待っているだろう
KP …ふと、あなた達の視線に何かが入る。それは、時計だ。研究室に置かれて
いるものらしい。それが指示していたのは、”午前1時31分”。
KP 全員、アイデア、目星、聞き耳、なんでもいいのでどうぞ
《皇 CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 2 > 決定的成功/スペシャル》
《遠縁 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 93 > 失敗》
《杉谷 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 42 > 成功》
KP では、自動成功です。あなたの頭に、このような思考が駆け巡る
〖ならどうして、”太陽が出ているんだ?”〗
KP あなた達は扉を開け、空を顧みる
KP そこには確かに、”太陽”が浮かんでいた
皇 まじか…
遠縁 まじか
杉谷 おいおい、まずいって!13しかないのに!!
KP 燃え盛るような豪炎を纏った太陽。それは火の粉をまき散らしながら、ゆっ
くりとアラハバキへと”落ちて”きている
KP それは、太陽に見えた。だが、そのおぞましい気配、そしてその姿。それは
まさしく、神だ
KP まるで世界中の炎を集めたような巨大な火の玉。豪火の支配者。それはまさ
しく、旧支配者 クトゥグア。かの神に違いなかった。正気度喪失1/1d5+1どう
ぞ
《皇 CCB<=60 【SAN値チェック】 (1D100<=60) > 20 > 成功》
《遠縁 CCB<=39 【SAN値チェック】(1D100<=39) > 45 > 失敗》
《杉谷 CCB<=13 【SAN値チェック】(1D100<=13) > 61 > 失敗》
《遠縁 1d5+1 (1D5+1) > 2[2]+1 > 3》
《杉谷 1d5+1 (1D5+1) > 5[5]+1 > 6》
[ 皇 ] SAN : 60 → 59
[ 遠縁 ] SAN : 39 → 36
[ 杉谷 ] SAN : 13 → 7
遠縁 「…あれは誰かがよんだんだ」
KP では、全員目星どうぞ
《皇 CCB<=70 【目星】 (1D100<=70) > 24 > 成功》
《遠縁 CCB<=40 【目星】 (1D100<=40) > 39 > 成功》
《杉谷 CCB<=70 【目星】(1D100<=70) > 6 > スペシャル》
KP では、あなた達は視界に捉えることができる。アイーダが、燃えている。窓
から炎を吹き出しながら燃えているのだ。そしてそんなビルの屋上には、”誰
か”がいた
KP 赤い軍服をはためかせ、ただ一心に降臨したクトゥグアを眺めるその男
は……。あなた達の脳裏に、嫌な予感が走ることだろう
遠縁 「アイーダに向かおう。そして、止めよう」
皇 「…止めれるかな?」
杉谷 「…止めれるかじゃない、止めるしかないんだよ……これ以上、この町の人た
ちを殺されてたまるか」
KP あなた達は、走り出す。アイーダに向けて、そして、全ての終着点に向けて
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