第25話 調査報告③

KP  松林と共に指令室へと入ります


穂村  「…さて、報告を……そいつはなんだ?」


皇  「これを読めばわかるよ」


彼女らは手記やほむらの民の資料以外の資料を渡した。


穂村 「ふむ…なるほど。コイツが首謀者か…いや、思ったよりも大手柄だ。そいつ

   も後程拷問にかける。ありがとう」


皇  「ん?拷問?」


遠縁 「あ、あと指令」


穂村 「なんだ」


遠縁 「この人が大襲撃の犯人です。本人自白してました」


穂村 「…なるほど。その話も後程詳しく聞こう」


遠縁 「引き起こしたって自慢してました」


穂村 「そうか…」


穂村 「…にしても、こいつに資料を渡したこの…名井亜という社員が気になる。珍

   しい名前だからすぐに見つかるかもしれない、名井亜…ないあ、か」


皇  まぁ、ないあだし


遠縁 どうせまた暇つぶしでやってるよ


杉谷 アレはそういうことばっかするから…


遠縁 「とりあえず・・あとはよろしくお願いします」


穂村 「ああ、それじゃあお前たちも早く休んでくれ。明日も任務があるからな」


遠縁 「そろそろや 休みが・・」


穂村 「……休みか。ふむ……考えておこう」


遠縁 「ありがとうございます」


皇  合計何日働いてるっけ


杉谷 3日目な気がする


遠縁 けど内容激務だよ



遠縁 1日目 深きもの

   2日目 ミゴ

   3日目 深きもの+イゴーロナク

   4日目 小山羊+狂信者


杉谷 ハード()


杉谷 「…すみません…大襲撃のこと…何かあったら教えてください…娘もあれに襲

   われていて…怖いけど、知りたいんです…あれがなんだったのか…」


穂村 「…大襲撃か…」


そう言うと彼は深刻そうに腕を組み話し始める


穂村 「もちろん後悔ばかりだ私もあの時は戦線で戦っていたからな。実に地獄絵図

   だった」


穂村 「…だが、それは過去の話だ。過去を悔いるのはいいが、それを糧に未来を歩

   まねばならない。変えられない過去を見るばかりではなく。変えられる未来を

   見据えて生きろ。過去は所詮過去でしかない。我々には未来があるのだ。まず

   は、そちらに集中するようにな」


杉谷 「…ありがとうございます」


穂村 「そう言えば…大襲撃を乗り越えたのはアニカと薬井だけだったな…あいつら

   は仲が良すぎるから困る。指示する側からすれば面倒だ。最近はマシになって

   きたがな…」


杉谷 「そうだったんですね…」


穂村 「……?今は違うのか?」


皇  「今はなんかお互い距離をおいてる」


穂村 「そうだったのか。それならそれでいいんだが」


遠縁 「・・」


遠縁 「とりあえず・・自分は失礼しました」


穂村 「ああ、しっかり休むようにな」


KP  それでは、あなた方は指令室を去る。


遠縁 あー。調べ物を2つしたいんですが


KP  ではどうぞ


遠縁 ほむらの民についてを


《遠縁 CCB<=76 【図書館】 (1D100<=76) > 25 > 成功》


KP  出てきます


「焔の民について」

一昔前から樹海や森林地域にて実在したという呪術を生業とするこの一族は、遥か昔日本にやってきた宇宙人を怪しげな術で追い払ったという。人体発火などを行ったと言われているが、実態は明らかではない。ただ忽然として姿を消しているようだ。集落が壊滅状態で残されていたことからもしかしたら何者かに襲われたのかもしれない。付近の森の調査を行った際、調査員の数名が何かに酔うような状態になった事から何か焔の民には秘密が隠されているのではないかと予測されている。

この資料は誰かが読んでいたのか、しわや汚れが少し目立っている。


遠縁 2つ目、バベッジカンパニーについて


《遠縁 CCB<=66 【図書館-10】 (1D100<=66) > 88 > 失敗》


KP  では出てきません


遠縁 「ないなぁ」


杉谷 同じくバベッジカンパニーについて調べます


杉谷 CCB<=70 【図書館】(1D100<=70) > 65 > 成功


KP  では出てきます


「バベッジカンパニーについて」

日本では「諏訪化学」という会社と手を組んで共同開発を行っていた会社。「諏訪化学」は1920年ごろに発足した会社で、当時としては珍しく化学の分野に手を伸ばしていた。アメリカのバベッジカンパニーと共同開発で作成したのは「死者と会話ができる電話」というなんともオカルトまがいなものだったようだ。第2次世界大戦頃に一度解体され、現在は「バベッジジャパン」として名前を残している。

当時の面影はない。


遠縁 「おお ありがとうございます」


杉谷 「いいんだよ、別に」


遠縁 んじゃ、もう自分はもうないです


杉谷 自分も大丈夫です


皇  私も大丈夫です


KP  それでは、医務室へ


薬井 「お疲れ様です。任務はどうでしたか?」


遠縁 「きつかったのと・・大襲撃を引き起こした犯人を捕まえました」


薬井 「そ…そうなんですね…!大手柄じゃないですか…!おめでとうございます」


薬井 「あ、傷見ますね…」


《薬井 シークレットダイス》


《薬井 シークレットダイス》


KP  じゃあ二人ともHP+1回復してもらって


KP  後クリティカル出ましたので全員SAN+1どうぞ


[ 皇  ] SAN : 71 → 72


[ 遠縁 ] HP : 10 → 11


[ 遠縁 ] SAN : 37 → 38


[ 杉谷 ] HP : 11 → 12


[ 杉谷 ] SAN : 25 → 26


KP  ではそうですね


薬井 「…と、朱里ちゃんの容態ですが、今のところ異常はないそうです。体調も安

   定しているのでもしかしたらすぐ退院できるかもしれませんね」


杉谷 「!!本当ですか!」


薬井 「ええ、とりあえず明日辺りに二人で散歩にでも行ってみようと思います。そ

   れで具合が大丈夫そうでしたら退院ですかね…」


杉谷 「そうですか…よかった……本当に、よかった……」


薬井 「ふふ、良かったですね…」


遠縁 「杉谷講師!やったじゃないですか」


杉谷 「ありがとう、遠縁さん」


杉谷 「少なくとも、僕一人ではここまでやれなかったと思う…みんなのおかげだ

   よ…ありがとう…」


皇  「先生、すごいいいお父さんじゃん…」


薬井 「明日は……あれ?」


遠縁 「?」


薬井 「遠縁さん、腕治ってますね。どこか病院行きました?とりあえず治ってよか

   ったですけど…」


遠縁 「まぁ色々あって…特に健康的にも大丈夫ですし。異変があれば天嶺後輩が見

   てくれますから」


皇  「できれば怪我とかしないでよねー」


薬井 「そ、そうですか…。いえ、治ってよかったのはそうなんですけど…あんな膿

   んでたのがこんなにも綺麗になるなんて…ちょっと怖いですね。私じゃとても

   足も出ない技術を持つ方って本当にいるんですね…」


皇  「実は私も何でこんなに綺麗になったのかわかんないんだよね」


薬井 「ええ、不思議ですよね。誰が治したんでしょうか…すごい…」


遠縁 「・・・薬井先生が診てくれても安心できますし。技術云々というより、自分

   はあなたと後輩くんに診てもらいたいですね やはり」


薬井 「ふふ、ありがとうございます。いつでも来てくださいね」


薬井 「…あら、少し顔色も見ますね」


《薬井 シークレットダイス》


《薬井 シークレットダイス》


《薬井 シークレットダイス》


KP  あ~…クリティカル出たので全員SAN+2でどうぞ


[ 皇  ] SAN : 72 → 74


[ 遠縁 ] SAN : 38 → 40


[ 杉谷 ] SAN : 26 → 28


遠縁 「うん、流石先生だ。心が楽になりました。ありがとうございます」


薬井 「それなら良かったです…っと、そろそろ夜ですね。すみません引き止めちゃ

   って。どうぞ休んでください…」


遠縁 「いえいえ おやすみなさい」


皇  「薬井さんも早めに休んでね」


薬井 「ええ、ありがとうございます」


KP  それでは、いいですかね?


遠縁  ok


KP  それでは、あなた達はまた自室で眠りにつくことでしょう

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