第13話 街頭調査①

KP  9月20日。すがすがしい朝だ。あなた達は準備をして、指令室へと向かいます


遠縁 「スッキリ寝れた」


杉谷 「それはよかったです」


皇  「それは良かった」


KP  指令室に着けばアカネの姿もあるだろう


穂村 「ああ、おはよう。君達には今日も任務に就いてもらう」


穂村 「今日は簡単だ。街頭調査だ。今から街の中をパトロールして、異常があれば

   その場で解決するんだ」


杉谷 「わかりました」


穂村 「何か質問は?」


遠縁 「パトロールですか」


穂村 「ああ」


皇  「パトロールするところってこっちが決めてもいいの?」


穂村 「ああ、大丈夫だ」


遠縁 「人前でことを起こされるなければいいですが」


穂村 「まあそうだな。コロニーを見つけたり、宇宙人の目撃があったらそれを排除

   するんだ」


遠縁 「わかりました」


穂村 「それじゃあ行ってこい。健闘を祈る」


杉谷 「それじゃあみんな、今日も頑張ろうか」


皇  「どこからいく?」


KP  では、説明します。今から始めるのは「エリアハンター」というイベントに

   なります。簡単に言えば、街に存在する建物(商店街、電気街、ビル街、デパ

   ート、アラハバキ駅、学園)を調査していると「エリア」と名前の付く区画を

   発見できます


KP  そして見つけたエリアを調査するのが今日の目的です。ちなみに、街の調査

   はいくらでもできますが、エリアは一日に1つまでしか調べられないのでどこ

   に行くかよく考えて向かいましょう


KP  ちなみに、エリアに関してはこのシナリオ上ですべて回りきることは不可能

   になっています。中にはエリア内で、特殊なアイテム、またはアカネたちの特

   殊なイベント等がある場合もあります。どこに行くかしっかりと考えましょう


KP  現在保有しているエリアは遠縁さんが知っている「緋宮マキナの家」のみで

   す。他のエリアは町中で見つけましょう。


遠縁 ok


KP  では、あなた達は商店街へと向かいます。では、その辺りを散策していれば

   気づくことがある。あるカフェの前にアニカが立っていますね


遠縁 「アニカ先輩! おはようございます」


アニカ「ん?あれ、どうしたの皆」


皇  「私達はパトロール中、アニカちゃんは何してるの?」


遠縁 「ですね」


アニカ「私はこのカフェの調査。暇なら手伝ってほしいけど…パトロールだもんね。

   それにこれくらいなら私一人でも大丈夫だと思うし」


遠縁 「んー どこら辺のカフェです?」


アニカ「これこれ」


遠縁 「これ?」


KP  目の前にはTea Breakというカフェがありますね。エリア「カフェ」を入手し

   ます


皇  「このカフェがどうかしたの?」


遠縁 「なにかあるってことですか」


アニカ「ん~さあ?とりあえず調べてみないと…」


遠縁 「んー」


杉谷 一度別の場所を見てからエリア選択しても大丈夫ですか?


KP  はい、構いません


杉谷 電気街に向かいます


KP  それでは、電気街。行けばですね、皇さんの知り合いの……電藤さんがいま

   す。名前は適当に付けたので特に意味はありません。彼は機械のパーツなどを

   作る仕事をしていますね


皇  「あ、電藤さん!久しぶり〜」


電藤 「あ、皇殿。こんにちは。最近見かけないと思ったら何してたんでござる

   か?」


皇  「ちょっと色々あってねー、」


遠縁 後ろで待機


皇  「電藤さんは最近仕事どう?」


電藤 「最近は本当に忙しいでござる。馬美食品って知ってるでござるか?」


KP   料理系技能、もしくは知識/2でどうぞ


《皇   : CCB<=42 【知識/2】(1D100<=42) > 27 > 成功》


遠縁 こっちもふれます?


KP  どうぞ


《遠縁  : CCB<=35 【知識/2】(1D100<=35) > 97 > 致命的失敗》


《杉谷  : CCB<=45 【知識/2】(1D100<=45) > 81 > 失敗》


遠縁 うっ


KP  じゃあですね、先に開示します


KP  では皇さんは思い出す


「馬美工場について」

馬美食品について、貴方は知っている。

元々はかなり大手の食品メーカーで冷凍食品をはじめとした加工食品の国内シェア率が高かった会社だ。一時期は直営のレストランなども経営していたが、異物混入により会社が炎上しており、経営は火の車。ほぼ倒産寸前となってしまっている。

その会社の工場がアラハバキにあることもそれとなく知っているだろう。


KP  では、遠縁さんはそれを食べたことがあったんでしょうね。正気度1減らして

   ください


遠縁  うっ


[ 遠縁 ] SAN : 56 → 55


遠縁 「うっ トラウマ」


杉谷 「深呼吸しておこうか」


皇  「あ〜、異物混入で炎上したやつね。それがどうしたの?」


電藤 「そこから大量の発注があったのでござるよ。それでてんてこ舞いで…えー

   と…精密ネジに…制御チップ、後は…そうそう、クティアノタイト。これに関

   しては訳が分からないでござる」


遠縁 「ん??」


皇  「クティアノタイトって…」


電藤 「知ってるのでござるか?候、そう言うのに疎いのでござる」


皇  「知ってるような知らないような…でもそんなに大量に、かなり大変そう」


電藤 「そうなのでござる。あ、暇だったら見に行ってみてほしいでござる。住所は

   ここ」


KP  エリア「馬美工場」を入手します


遠縁 「なるほど」


皇  「ん、ありがとう 仕事頑張ってね、体調崩したらいつでもおいで、診てあげ

   るから」


電藤 「流石皇殿、今度機会があればうかがうでござる。それじゃあ候はこれで…」


皇  「ばいばーい、またねー」


遠縁 「色々おかしな話聞けましたね」


杉谷 「馬美工場…何かしら大きな裏がありそうだね」


皇  「さ、次どこ行く?」


遠縁 「どこいきましょうか」


KP  次はどうしますか?


皇  ビル街に行きます


KP  いたって普通のビル街だ。 目星どうぞ


《皇   : CCB<=70 【目星】 (1D100<=70) > 99 > 致命的失敗》


KP  じゃあ転びます。HP-1


[ 皇  ] HP : 9 → 8


《遠縁  : CCB<=40 【目星】(1D100<=40) > 14 > 成功》


《杉谷  : CCB<=70 【目星】(1D100<=70) > 15 > 成功》


KP  では、一つだけ真っ黒いビルが他のビルに隠れるようにして立っている。会

   社名は「真黒株式会社」。IT系の会社だ


皇  「痛い…」


アカネ「大丈夫ですか」


皇  「大丈夫。久しぶりに怪我したなぁ」


遠縁 「大丈夫か?後輩くん」


KP  真黒会社について調べる場合は経理かコンピューターをどうぞ


杉谷 コンピューターで


遠縁 経理でいこうか


皇  私も経理で


KP  どうぞ


《皇  : CCB<=10 【経理】(1D100<=10) > 33 > 失敗》


《遠縁 : 1d100<=10 (1D100<=10) > 2 > 決定的成功》


《杉谷 : CCB<=85 【コンピューター】(1D100<=85) > 96 > 致命的失敗》


KP  では、あなたも転びますが思い出せます。 HP-1


[ 杉谷 ] HP : 12 → 11


「真黒商事について」

真黒株式会社について、貴方は知っている。

最近上場してきたIT企業で、主にインフラ系の業務を請け負っている。自社開発にも力を入れているが、そのせいで月の残業時間は200時間越えが当たり前、朝早くに入って夜遅くに出ていくしなびた社員の姿がたびたび目撃されている。

今期のブラック企業大賞を取るダークホースだと巷では噂されているようだ


KP  じゃあ追加情報出しますね


KP  ついでにわかります。会社に近づけばわかりますが、魚臭いです


遠縁 「あそこかぁ 魚臭いと有名だな」


KP  という事でエリア「真黒株式会社」を入手します


杉谷 「ふむ…IT企業に魚臭さ…まだ関連性がわからないな…」


KP  それくらいですね。ほかに探索しますか?


遠縁 デパートに行きます


KP  デパートです。買い物ができますね。特に怪しい点はない。 それだけです


遠縁 なるほど


KP  次はどこを探索しますか?


杉谷 アラハバキ駅まで行きます


KP  では駅へ。ではですね。駅に行けばいつも通り多くの人でごった返している

   ですが、少し開けた場所に出ると人だかりができている


KP  よく見てみれば看板が立っており、そこには


KP  「IGNISTAR生ライブ中!CD販売してます」


KP  と書かれている。近づけば路上ライブをしているようだ。赤髪の女性が歌っ

   てますね。では、音楽系技能、または知識/2でどうぞ


皇  知識/2で


杉谷 知識/2で


遠縁 知識/2


《皇   : CCB<=42 【知識/2】(1D100<=42) > 57 > 失敗》


《遠縁 : CCB<=35 【知識/2】(1D100<=35) > 75 > 失敗》


《杉谷  : CCB<=45 【知識/2】(1D100<=45) > 98 > 致命的失敗》


KP  じゃあ杉谷さんは転んでください


[ 杉谷] HP : 11 → 10


遠縁 「知らないなぁ。けど軽く聞く?」


杉谷 「老いてしまったものだな僕も()」


KP  聞きますか?


遠縁 「聞きますか」


杉谷 「休憩がてらきいてみるのもいいかもですね」


三人は彼女の歌声に耳を傾ける。素人から見ても彼女の歌声はとても心を揺さぶられるような素晴らしい歌声だった。歌い終わると女性は話始める


女性 「今日は来てくれてありがとう。結構人集まってくれたし、久しぶりに人前で

   歌ったから緊張してて。間違えてないかちょっと心配。次が最後の曲です。聞

   いてください。「the clock」。」


KP  そして拍手と共に曲が始まる。ゆったりとした曲で、どこか哀愁のある曲

   だ。全員正気度を+1してください


[ 皇  ] SAN : 80 → 81


[ 遠縁] SAN : 55 → 56


[ 杉谷 ] SAN : 60 → 61


KP  しばらくすれば曲は終わり、拍手と共に客は去っていくことだろう


遠縁 「・・・」


この曲が遠縁さんの胸に響いたのか彼のみ大きな拍手を送っていた。


KP  では、そんなことを話していると彼女はあなた達の方をちらちらと見ながら

   スタッフと話している。そしてしばらくすると、近づいてきますね


遠縁 「ん?」


女性 「ねえ、アンタ。私の事知ってる?」


KP  彼女は遠縁さんに話しかけてきますね


遠縁 「えっと…知らないですが、歌は最高に良かったです心内が温かくなる感じで 

   よかったです」


女性 「ふぅん…あたしはMIKAっていうの」


遠縁 「遠縁義和っていいます」


MIKA 「よろしく。それでさ、今度うちのライブハウス来てみてよ。その3人連れて

   きてもいいからさ」


KP  彼女はそう言うと住所の書かれた紙を渡してきます


遠縁 「ライブハウスに?わかりました。お時間できたらその時に」


MIKA 「それじゃ」


KP  彼女はそう言うとスタッフと共に去っていくことでしょう


KP  エリア「ライブハウス」を入手します


杉谷 「どうやら彼女に気に入ってもらえたようだね」


遠縁 「んー気に入られる要素あった?」


杉谷 「まぁ、せっかく誘ってもらったし時間に余裕があったら是非聞きに行こう

   か」


遠縁 「うーむ」


KP   駅は以上です。次はどこを探索しますか?


遠縁 学園へ向かいます


KP  あなた達はアラハバキ学園へ向かいます

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