第14話 アラハバキ学園

KP  受付には男性が立っていますね


遠縁 「あ、おはようございます」


受付 「あ、遠縁先生。おはようございます。もしかしてお知り合いですか?」


遠縁 「杉谷朱里の父です。娘がお世話になっております」


受付 「わかりました。それなら特に何もありませんのでこのまま入っていただいて

   構いませんよ」


遠縁 「彼らの云々は自分が保証しますので」


受付 「わかりました」


KP  では入れますね。どこか行きたい場所とかありますか?


遠縁 んー…一つ調べたいことが


KP あ、はい。何でしょう


遠縁 研修生について調べたいかな。そういえばどんな人物だっけってことで


KP  ああ、なるほど。ではそうですね、職員室に向かうことになります


遠縁 「ちょっと調べたいことがあるので、職員室に向かいますね」


皇  「はーい」


KP  では職員室の前には張り紙が張られているのに気づきますね


KP  「行方不明の生徒 7 人。見つけ次第至急連絡ください。」

・中等部

1 年 B 組 白井エルマ(天文部)

2 年 A 組 緑川リカ(科学研究部)

2 年 B 組 青羽ユイ(手芸部) 緋宮マキナ(無所属)

2 年 C 組 紫水スズリ(書道部)

2 年 E 組 黒子イオナ(オカルト研究サークル) 黄前サクラ(生物研究部)


皇  「行方不明者多いね…」


遠縁 「・・多いね」


KP  後はそうですね。職員室の教員の一人が話しかけてきます


遠縁 「あ おはよう御座います」


教師 「ああ、遠縁先生、お久しぶりです……。あの…そちらの女の子は…?見た限

   り緋宮マキナさんに瓜二つなのですが…」


遠縁 「ああ 彼女はアカネくんです。緋宮マキナくんの親戚で行方不明者の捜索を

   手伝ってくれてるんです」


教師 「あ、そうなんですね。それにしても…最近は行方不明者が多くて…」


遠縁 「ええ 自分的にも心苦しいです。あ、そういえば昔いなくなった研修生につ

   いて聞きたいのですが知ってますか?」


教師 「ああ…いましたねぇ…。あれも関係してるんですかね?」


教師 「確か…沙月 芽衣(さつき めい)さんですね。良い子だったんですけどね

   ぇ…」


遠縁 「もしかしたらですね 顔写真とかありますか?」


教師 「顔写真…ちょっと見てみますね…」


遠縁 「お願いします」


教師 「ああ、ありました。彼女ですね」


KP   では、写真を見せられるんですが…アニカと瓜二つですね。それどころか全

   く成長していない。髪の長さも同じです


遠縁 「んー」


皇  「あ、これは…」


遠縁 「・・いただくか写真撮っても?」


教師 「ええ、生徒に配ったものですのでご自由に…」


遠縁 「ありがとうございます」


教師 「にしても…どうしたんです?急に」


遠縁 「いえ、元々気になってて聞けなかったんですが。ちょっとだけ少し色々とあ

   って」


教師 「そうなんですか…。まあ確かに不思議な方でしたからねぇ…」


遠縁 「不思議な方?」


教師 「生徒からの人気も高かったですし、運動神経も記憶力もよかったですから、

   良い先生になれると思っていたんですが…」


遠縁 何年前でしたっけ?


KP  4.5年前ですね


遠縁 ワンチャンあったことあるかなと思ったが無理そうやなぁ


KP  あ、有ったことありますね。多少は


遠縁 あるのです?


KP  一応遠縁さんが新任の頃に被っていそうですし…


遠縁 あぁ、たしかに


遠縁 「ああ…そういえばよく生徒が集まってましたね」


教師 「ええ、彼女生徒の名前をしっかり覚えていましたし、人気が出たんでしょう

   ね」


遠縁 「・・あ 少し話長くなりましたね ありがとうございます 色々話していた

   だいて」


教師 「ああ、いえいえ」


遠縁 「では また捜索に戻ります」


教師 「ああ。そういえば、しばらく居なかった遠縁先生は知らないかもしれません

   が、この学園の地下水道に化け物が出るとかで生徒の間で噂になってるんです

   よ」


教師 「まあ無いとは思いますが、入ろうとしてる生徒など見かけたら注意してくだ

   さいね」


遠縁 「わかりました」


KP  それでは、去るという事で


遠縁 「アカネくん」


アカネ「はい」


遠縁 「ここに来て…なんだろう、なんか思もったりした?」


アカネ「わかりません。ですが、見覚えがあります」


遠縁 「あるのか・・君は・・」


彼はアカネの言葉を聞き少し悩む


遠縁 「君は今アカネくんってなってるけど自分の生徒には変わらないし…やっぱり

   無理して欲しくないね 」


アカネ「…?ありがとうございます」


遠縁 「まぁ頑張っていこうか。ひとまず下水道気になるし行って見ますか」


KP  ではですね


KP  貴方がそんな風に学園の入り口辺りを歩いていると気づきますね。 建物の陰

   のマンホールが半分ほど開いている


遠縁 他の方々いるならいいけど。いないならよぼう


KP  居ませんね。それでは呼びに行くという事で?


遠縁 スマホで連絡します


KP  ではあなたがスマートフォンを取り出したその時だ


KP  マンホールがバンッと開き、中から何かが這い出てくる


KP  それは、見覚えのある魚顔だった


遠縁 「え?」


アカネ「敵性対象補足。排除します」


KP  それではアカネは刀を抜き、構える


遠縁 「っ噂は本当だったってことか」


KP  ー戦闘開始ー


KP  アカネが動きます


遠縁 「騒ぎになる前に早めに片付けよう!」


《アカネ : シークレットダイス》


《アカネ : 1d10+1d6 【日本刀ダメージ(ノーマル)】 (1D10+1D6) > 2[2]+1[1] > 3》


KP  ではあまりダメージが入らない


KP  ですが、それを喰らった魚人はですね。慌ててマンホールの中へと逃げ込ん

   でいきます。戦闘終了です


遠縁 「あ 逃げた」


KP  そして、エリア「学園都市地下」を入手します


遠縁 「アカネくんお疲れ様。騒ぎになる前に終わってよかった」


アカネ「敵性対象を見失いました。戦闘終了です。お疲れさまでした」


遠縁 「お疲れ様・・頑張ったね」


彼はそういうとアカネの頭をなでる。


アカネ「…?」


KP  最初は困惑していた彼女ですが、ちょっとうれしそうにしますね


遠縁 「!・・いい笑顔」


遠縁 二人に合流しに行きます


KP  それでは、探索をここで終えます。えーとですね。全てのエリアは回収し終

   えました。エリアを選択してください。


皇  「学園都市地下」に行きます


KP はい。それでは、あなた達はマンホールを開け、中へと入っていきます

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る