ジオン公国の憂鬱5⃣

ララァ・スンは死ぬべきではなかった。

ララァは明らかに発達障害です。39話でシャァとララァが初めて

シャリア・ブルと会う場面でララァの言動が明らかに発達障害のそ

れで、このシーン、冨野監督の入念なイントネーションや抑揚の指導

があったと感じますね。

もしかしたら、富雄監督自身、発達障害のある人との接点があった

のかも。もしくは人となりを知っていたか?それに藩恵子さんの

演技が拍車をかけてますね。


ララァは死ぬべきではなかった。


わたし的には、あの時、ララァを中心としてニュータイプの世界が

構築されるはずでしたと感じてます。

奇しくもシャァも「ジオンの支配は終わる、次にニュータイプの世

界がくる。わたしはその為に戦っている」とセイラさんに語ってい

るシーンがあります。この時、その世界を変えるべくニュータイプ

が幸か不幸か、大勢の人が出現してしまってます。連邦のレビル将

軍をはじめとして、アムロ・セイラさん・ミライ、ジオン側にも

ララァ・スン・シャァ・シャリア・ブル、ギレンに卵子を提供した

シムス・バファロフ(ORIJINでブラウブロを操縦してた人)と

か多数の人が出過ぎています。ニューアイプの世界が創造される

機運が高まって来てました。シャァがアムロに「わたしと同士と

なれ」と言った時、アムロはOKすべきでした。そこで一転突破できたはずなのですが、ララァのいう事ならば、シャァとアムロは合意したと思います。

シャァ大佐が言えばジオン側もアムロが言えばホワイトベース側も

納得すると思います。そこはニュータイプですからね。

超常的な力で通じ合えると思うのですが?


しかし、当然創造の痛みは伴います。産みの苦しみ、

とかいう奴でしょうか?

それが簡単にはニュータイプの世界が構築されな

理由でしょうか?

冨野監督は理想論だけでガンダムを作っ

てないと痛切に思いながら書いてます。




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ジオン公国についての憂鬱 タッチ @azusa7245

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