やらかした

結局

私は

自分から壊しに行った。



というのは、

彼と別れた後で。












私は


何もできなかった

何も起こらなかった


とにかく

不満が爆発していた。


自分から壊しに行く勇気がなかったくせに。




別れた後、LINEで私は言ってしまった。



あなたへの好意

独占欲

溢れる嫉妬



LINEで言いたくなかった。


直接会って言いたかったのに。


『軽い奴』だと、思われたくなかったのに。




きっと、飲み過ぎたせいだ。

全く冷静じゃない。


大事なところを、蔑ろにしてしまうなんて。






彼は


『ごめん』


『会って話そう』


と言った。











やらかした。


最悪な方向で、壊れた。

『ごめん』が離れない。

多分、

これは、
















振られた













朝が来た。


一日の始まりだ。



空の明るさは、毒だった。


空の明るさは、私の残り僅かな光を

吸収するかのように、


私は衰弱しながら眠った。































その日の夕方、

私は自動車の接触事故を起こした。





!?!やらかした!?!






しかも、この後彼と会って話す約束をしていた。





幸いにも、けが人はゼロだった。

車の負傷も運転が可能な範囲だった。




正直、いつかやらかすものだと思っていた。


現実となってしまった時、

私は、頭が真っ白だった。



車内で半泣きしながら帰宅した。



1度は彼と会うのはやめようと考えた。

少し休んだ方がいいのか、と。


これから振られに行くのか、と。




結局会ったけど。












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