第5話 幽霊スタジオ
「AVスタジオで、ポルノ女優の幽霊が出るの?」
驚いて淳子はオマンコからペニスを抜いてしまった。残念なので、俺は急いで抜けたペニスを淳子の素股に当ててゴシゴシといく。
「今日の午後、新宿のスタジオのAV撮影を見学に行くよ。出るかも」
淳子もスケベだ。好きなペニスをいきなり口に含んでチュパチュパと吸い出す。いい調子。
「幽霊より女優さんのオマンコ見たいんでしょ、いやらしい」
「あそこのスタジオ、昔、ヤバいアダルトビデオ撮って女優さんが自殺したんだって。今でも噂話してる」
「ヤバいビデオ?」
「女を裸にして、犯して、殺して、ばらして、処分って感じのやつ」
「笑える。そりゃ化けて出るわ」
「娘さんのオナニーはやっぱイヤらしい」
午前の撮影が遅れて全裸女子高生が素人っぽくM字開脚でオマンコ開放の場面。濡れたマンコに空のコーラ瓶。何かいやらしい。スタジオの照明が落ちてベッドシーン。お色気ムンムンのエロ女優がオッパイ揺すって本番セックス。隣の席で淳子がバナナ喰ってる。俺はさっそく幽霊にご挨拶。
「だから何よ」
「あそこ、窓の隣。いるだろ」
「あら、ほんと」
淳子も気づいた。スタジオの窓。街角の風景が眩しい。そのそばに、若い女性がオールヌードで屈んでる。エロい。そんな場合でもないか。よせばいいのに、調子よく俺が彼女と話をつける。愛想よく話しかけると、若い幽霊は悲しそうに、
「でもひどいわよ。わたし、たくさんの男にレイプでお風呂窒息プレイ。死んだらあとは思い出女優。勝手よね」
それで俺がマジマジと肉付きいい身体見惚れてたらその幽霊がどこ見てんのよって、怒り出して、もう男お断りだって。
帰りにアダルトショップ寄ったら、大沢由香の使用済みパンティー置いてた。
TVで映画「人喰族」を放送していた。俺が女隊員が裸に剥かれて喰われる場面でオナってたら淳子が真面目に画面覗いて、
「男、食われても絵にならないか。勝手よね、映画も」
って、構わずに、さっさと服脱いでベッドに飛び込んで来た。俺がペニスの精液を拭かないうちに女性器をねじ込んでもう喘いでいる。で、あとは俺が全速力でストロークして歓喜の淳子に精液でフィニッシュ。メビウスに火をつけて一服。至福の時。
「幽霊って肉体ないからセックス禁止か。面白くないのね」
ってこれは淳子。
幽霊の、正体みたり、枯れ尾花。って何だかつまらない。枯れても 山の賑わい、といきましょう。人生、楽しい方がいいに決まってる。そんなこんなで、今日も、俺と淳子のセクシャルな日々は何とはなく過ぎていくのだ。
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