第13話 黒電話がつなぐ、ボッチと幼馴染

身内はいないし、俺ボッチだから友達いないし、電話かける相手がいない。

…んん?

友達?

いや、たしかに今友達と遊んだりしないけど、子供の頃は遊び友達いたよな。

で。でだ。

あのクソ宇宙人と遭遇そうぐうした現場…あのときも友達と遊んでた真っ最中だった!

そうだよ、宇宙人を助けたのは俺だけじゃない。あの場にクソガキご友人が他に何人かいた!

あいつらも宇宙人からの「返礼品」を受け取ってるハズだよな!

おいおいおい。重大な事実に今ようやく気づいたよ俺!

あいつらの連絡先…あああわからねえ!フェイスブックとか…ってココ圏外だった!

黒電話つながってるんだからルーター接続すればスマホも使えるはずだろアマゾンで宅配してくれるかな…って、電話帳ある!黒電話の下に古いバージョンの昭和レトロな電話帳!

これ撮影用?いやマジでご近所の番号が掲載されてるしコレ中身はリアルガチな感じ?こんなアナログな方法で問題解決するとは…


とりあえず実家の家業が自営業のトコとかなら全然イケる気がする…って、あった!

俺は、とりあえず幼馴染おさななじみのケンちゃんに電話した。


***

脚注 「黒電話」

今でも普通に使えるらしい。いま検索して確認した。

逆にかっこいい。アンティーク電話機とか人気らしい。マジかよ。


***

脚注 「ボッチ」

ひとりぼっち、という意味のスラング。

ボッチ→伝説の巨人ダイダラボッチ→巨大ロボ

という連想から何かネタにならないか一日考えたが何も浮かばず徒労に終わった。

すごくバカな一日だった。

誰かおもしろいネタ思いついたら作品にしてください。

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