第9話 アンドロイドは電気ウナギの夢をみる

ヒューマノイド・レディーはデカすぎるロボ・メガデカーAエースの修理・メンテナンス用独立稼働ドローンである。

巨大な機械を運用するために大量の小型修理メンテナンスドローンを麾下きかひきいており、いま、その実力を大いに発揮はっきしている。


…ステルス化した小型修理メンテナンスドローンが、(メガデカーAのせいで)破壊された車や漁船ぎょせんを高速で修理しているんだよね。バレないように。すごいオーバーテクノロジーだけど、そもそも被害を出さないように運用してほしいんですけど。


ハイテンションで修理ドローンを指揮し証拠隠滅しょうこいんめつ業務にあたるレディー。

こんなキャラだったっけ?まあいいや。


番組中では「ロボットなのにオカルト好き」という意味わからんキャラ設定だったはずだ。戦闘中に突然前世占いを始める彼女はコメディーパートのヒロインだった。

電撃攻撃(漏電ろうでん攻撃)を繰り出したあと、「ワタシの前世は電気ウナギ!」などと叫ぶのだ。いや、ロボだろお前。エレクトリック・パンチは、グラビティ・キックと並ぶ彼女の必殺技だった。


いまスマホで確認したら、姓がヒューマノイド、名がレディー、らしい。ウソだろレディー…。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る