初めての会話

部長「今日から派遣として勤務していただく白鳥奈々子さんだ。みんなよろしく」


私「白鳥奈々子です。宜しくお願いします。」


全員「よろしくお願いします。」


部長「白鳥さんは営業のサポートをしてもらう。そうだな、中谷のサポートをしてもらおうか、おい中谷。」


中谷「はい、」


部長「白鳥さん、中谷のサポートとしてついてもらう事にした。色々仕事振ってあげて」


中谷「分かりました」


私「宜しくお願いします。」


中谷「中谷修二です。宜しくお願いします」


部長「ついでに会社の案内もしたれ」


中谷「分かりました。着いてきてください。」


中谷「ここは会議室です、週一回ミーティングがあります、でここが給湯室。でここでお昼食べてます」


私「わかりました。ありがとうございます」


中谷「白鳥さんって結婚されてるんですね」


私「え、あ、はい」


中谷「結婚指輪。綺麗ですね」


私「あっありがとうございます」


中谷「因みにお昼お弁当ですか?」


私「いや、今日は持ってきてなくて、コンビニで買おうと」


中谷「あっじゃあ、昼一緒に食べましょうよ。美味しいラーメン屋さんあるんすよ」


私「私ラーメン凄い好きです、行きたい」


中谷「行きましょう」


外へ出る


中谷「車乗ってください」


私「え?歩きじゃないんですか?」


中谷「いや、歩きだと遠くて、助手席乗ってください」


私「あっはい」


中谷「いやでしたか?車」


私「いや、歩きだと思ってたから、ありがとうございます。」


(旦那以外の助手席乗るの何年振りだろう)


そう思いながら菜々子は黒いセダンの車に乗り込む。

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