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  • 編集済

    超真面目に感想書いてみた2

    拝啓 霜月朔さま。
     前回のコメントでは感謝のお言葉、恐れ入ります。
     今後の書き直しを検討とのことですが、参考として長谷川裕一氏のマンガ『マップス』をご一読されることをお勧めします。
     古い作品なのでネット通販ぐらいでしか手に入らないでしょうが、『最初の一ページで読者の気を引く』とはどういうことか、文字通り、最初の一ページで学べるはず(すでに読んでおられたらすみません)。

    では、第二章の感想。

     警備隊の小悪党ぶりとやり取りの描写は見事。一章の後半からの展開と相まって、主人公の今後の行動に対する期待が膨らむ。
     なぜ『ただの旅行者』が、そんな強力な銃をもっているのか、という点にも興味を惹かれる。それだけに、序盤の展開の遅さが惜しい。
     フラン親方に『革命軍の幹部で主人公を戦いに誘うのだろう』的予感があれば、さらに期待感のいや増すところ。それは今後の展開次第なので現時点でどうこう言えないものの、このタイミングで『親方』と称される人物が登場すれば、大抵の読者は上記の期待をするはず。『期待を裏切る』展開も魅力的だが。

     総じて『徐々に期待が高まる』展開ですので、『時間をかけてじっくり読みたい』派には申し分のない展開でしょう。ただ、現代人は『じっくり本を読む』という習慣を失いつつありますので。
     時世に合わせるか、自分のスタイルを貫くかは難しいところ。どちらを選ぶにせよ、力を尽くされることを。
                            敬具
     
     
      

  • 第一章 北へ-4への応援コメント

    ※超真面目に感想、書いてみた1

     ここまで読んだ限りではSFというより、未来の火星を舞台にした政治小説。世界観に合った重厚な文章と緻密な描写は一線級。
     ただし、じっくり展開の上に主人公の目的も、行動も、何も描かれていないので共感できず、興味もそそられない。よほど辛抱強い読者以外、切り捨てる構成になっている。
     プロローグで主人公が『何のために、どんな行動を』しているかを描いたあと、『なぜ、そんな行動をすることになったのか』を回想するという形で一章につなげる展開で良かったはず。
     移民政策も奇妙。
     本気で火星開発に取り組んでいるのなら、最初から人手不足の南部での労働者を募集して送り込むはず。北部への開拓民にしても、最初の数年間ぐらいは地球からの援助があるのが普通。
     逆に、地球にそれだけの余力がなく、いわゆる『棄民政策』として行われているのなら、南部のような発展はありえない。技術文明を維持できず、火星全土が西部劇のような状態になっているはず。
     その点、設定の甘さを感じる。
     論理的でなければSFにも、政治小説にもなり得ないのでご注意のほどを。

    ※追伸
     (批評されることを嫌う方もいるので、念のため)
     『批評めいた感想などいらない』というスタンスでしたら、返信にてお伝え下さい。
     断られたからと言って、読まなくなると言うわけではないので、その点はご心配なく。

    作者からの返信

    的確な感想と批評、有り難うございます。
    展開が遅すぎで、読んでくださる方を排除してしまうのは、致命的欠陥です。
    既に書き上げた物ですので、このまま掲載しそのあともう一度見直して書き直してみたいと思います。
     よろしければ、これからも批評を頂けると嬉しいです。
     更に、他の作品についても感想を聞かせてください。
     宜しくお願いします。
     本当に感謝しています。