第13話 火炎魔術、極めます!
例の爺さんから魔術のコツなどを色々教えてもらい、俺は火属性の火炎魔法を極める事にした。
何故火炎魔法を選んだかというと、初めて買ってもらったポ〇〇ンの最初のキャラがほのおタイプだったからである。ちなみにXY。
あとどうやらみんなのスキルは前衛での戦闘向きのものが多かったらしく、魔法を練習しているのは数人だとか。
なので、多少剣を振ったりしながら、火炎魔法の練習を離れの小屋ですることとなった。
「えっと、火炎魔術の一覧は......。」
分厚い魔導書をパラパラ捲ってみる。その音しか聞こえない、静寂で孤独な場所だ。
魔法の練習は、静かな場所で1人でやるのが良いんだとか。
────────────────────
火炎魔法 一覧(試作)※
Eクラス
Dクラス
Cクラス
Bクラス
────────────────────
「めっちゃ多い!とりあえず、Eランクから試してみるとしよう。」
体の真ん中にこもっている魔力を、だんだん全身に巡らせて行き、手のひらに集めていく。
「
すると前に突き出した手から炎が噴射される。
「すげぇできた!もう1回!ファイヤ!」
感動のあまり30回くらい連続して打った。しかし小屋は対魔術の木材だとかなんだとかで、燃えないのである。
「はぁ、疲れた。前言ってた魔力枯渇かもしれない。今日はこれで休みにしよう。」
立ち上がって小屋を出ようとするが、ふとなにか閃いた。
そういえば、自分の残り魔力って、ステータスオープンで見れるのかな?」
俺は最初の召喚の時に言っていた、【ステータスオープン】の言葉を思い出した。スキルしか表示されなかったけど、どうなんだろう。よし、試してみるか。
「ステータスオープン!」
『名前…山崎悠希 人 年齢…15 スキル…【鑑定】 』
ん?最小限のことは分かるけど、ステータスは表情されないのか。ステータスオープンなのに。
自分を鑑定した時と、情報量が違うのかな?
実験してみよう。「鑑定!」
『鑑定結果……山崎悠希 基礎情報
種族…人 年齢…15 性別…男 状態…魔力低下? その他の情報…解析不能
ステータス Lv?
身体能力値 才能値
HP…最大/?(?) ?(?)
ATK…?(?) ?(?)
DFE…?(?) ?(?)
SPD…?(?) ?(?)
MP…低下/?(?) ?(?)
スキル
〔固有スキル〕
【鑑定Lv5/?】
〔魔法スキル〕火炎魔法 【火炎Lv2】
【魔力循環Lv1】
その他のスキル又はステータス 解析不能』
めっちゃ増えた!どうやら、鑑定スキルはステータスオープンをするよりも得られる情報が多いらしい。これは大きな発見だぞ!
というか、【魔力循環】というスキルはどんなものなのだろうか。これも鑑定出来るのかなぁ。やってみよう。「鑑定!」
『スキル【魔力循環】分類…基礎魔法スキル ランク…E 説明…体内に魔力の流れを発生させ、魔法の発生速度や威力を強化するスキル。無意識に常時発動可能で、解除も可能。
使用方法…常時
消耗魔力…?
効果…魔法攻撃威力上昇?
その他の情報…解析不能』
す、すごい!【鑑定】って、スキルまで鑑定できるやん!これって強いのでは?
★☆★
そんな感じで、俺の異世界での生活がスタートした。
とは言っても他の誰かと関わりたくないので、朝起きて訓練場の小屋に行き、魔法やスキルの練習をして魔力が尽きた後剣術の練習をちょつとしたりして寝るだけである。
食事は部屋まで運んでくれた。まじ助かる。
────────────────────魔法一覧やステータスで文字数を稼ごうとしましたが、逆に時間かかりました。
あとスキルを漢字かカタカナ、どちらで表記するか迷ってます。あと魔法と魔術。
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