エスケープ
赤城康彦
エスケープ
国境に隣国の軍隊が終結し、不穏な空気が国中に漂ってきて。
ついに、戦争が始まった。
それはまだ雪がたくさん残っている、冬がまだ残っている時期だった。
多くの戦車やトラックが雪を踏みしめて国境を越え、攻め込んできた。
「逃げるぞ!」
父親が血相を変えて家族をせきたて、あらかじめまとめていた荷物を車に詰め込み、一家四人、ほかの人々とともに逃避行の旅が始まった。
荷物と家族四人を乗せたバンの運転席に母親、助手席に父親。後部座席に小学生の姉と弟。
姉のソエルと弟のリュンは車窓越しに流れゆく景色を眺めていた。
他の人々も避難をし、ものものしい雰囲気ではあるが。まだ隣国の軍隊は来てなく。このまま安全圏に逃げられるかと思われた。
街を抜け、郊外に出て。
麦畑広がる田園地帯の道を、ひた走る。この田園地帯を抜け、峠を越えれば安全圏。
ひと時の安堵を得て、リュンはポケットからスマートフォンを取り出し、ゲームアプリを起動させた。
両親は何も言わない。怖がるあまり泣き叫び暴れるよりよほどいい。姉のソエルも視線を外から弟のゲームに移した。
「くそ、オレがけがをしてなけりゃ」
「それは言いっこなしよ。家族で助け合わなきゃ」
助手席の父のフォンは右足をなでながら無念を吐き、ハンドルを握る母のエーネがなぐさめる。
フォンは建設業に従事していたのだが、労働災害で右足を骨折し、治ったものの、後遺症が残り歩くのも不自由し、車も運転が出来ないわけではなかったが、この非常事態では、妻に頼るしかなかった。
エーネはまっすぐに前を見据えて、必死の思いでバンを運転する。助手席のフォンは後ろを振り向き、姉弟の様子を見てから、前に向き直った。
「あッ……」
エーネが声にならない声を上げ、ブレーキを踏む。
「そんな、なんてこった……」
すぐ前に向き直ったフォンは絶望を漏らす。
どこをどう先回りしたのか、峠の手前まできたところで、隣国の戦車の集団が向こうに見える。
広がる麦畑をキャタピラで踏みつぶしながら、迫ってくる。
「どうしたの」
とゲームを中断したリュンも、ソエルも身が石になったかのように固まる。
「と、とにかく逃げなきゃ」
「くそ、どこかに抜け道があったのか」
エーネのバンをはじめ、ほかの避難車両は慌てて止まり、急ぎ方向転換をしようとする。
どん!
という空(くう)が揺れるほどの爆発音がした。戦車が砲撃を始めたのだ。威嚇などせず、避難車両を問答無用で撃つ。
ソエルとリュンはうずくまって悲鳴を上げて恐怖に震える。大人だって恐ろしい。エーネも身が石になったかのように固まって、運転の動作が止まる。フォンも助手席で身もだえするしかない状態だ。
爆炎が上がる。ほかの避難車両に命中し、爆裂四散する。
地獄だった。
「ああ、もう終わりよ!」
エーネはハンドルに額を打ち、絶望に涙する。フォンも手で顔を覆い、ちくしょうを連発する。
ソエルとリュンはうずくまって、無言。ただ心の中では、今まで遊んだゲームキャラクターたちが浮かんでくる。
(助けて、みんな助けて!)
声に出なくても、心で絶叫する。
その途端、強い光が発せられた。戦車の砲撃によるものかと思われたが、そうではなく、その光はスマートフォンから発せられたものだった。
何事かと驚き、スマートフォンに目をやれば。何かが飛び出す。そうかと思えば、車のドアが開く。ソエルとリュンが恐怖のあまり車から飛び出たのかと、両親は思ったが。違った。
バンの屋根に何かが飛び乗る音がした。隣国の兵士か、と思ったが違った。
何かの光が屋根からほとばしったかと思えば、それは戦車に当たり。なんと、その戦車が爆発したではないか。
全壊にこそならなかったが、中から兵士が飛び出て慌てて逃げるのが見えた。
「な、なんだ」
フォンとエーネは呆気に取られる。
「光の精霊たちよ、光りの矢を立ちふさがる者どもに向けて放つのだ!」
そんな叫び声が聞こえて、子供たち、ソエルとリュンは咄嗟に外に出た。
「何してるの!」
エーネも慌てて外に出て、フォンも続き、そして、バンのルーフに目をやり、
「な、なんだこれは!」
とたいそう驚かされた。
バンのルーフの上には、黒いフードを深々とかぶった、ゲームに出るような、黒い杖を掲げるウィザードがたたずんでいるではないか。
と思えば、光りのつぶてのようなものが、掲げられる黒い杖からほとばしり出る。
空を揺らす戦車の砲撃。その砲弾が空中で爆発する。ウィザードの黒い杖から放たれた光りのつぶてが砲弾に当たったように見えなくもなかった。
「車に戻って!」
驚きのあまり唖然としているところへぶつけられるように、女の声がした。
「な、なにッ!?」
エーネが声の方を向けば、マシンガンを持った女兵士がバンの、後部ドアから飛び出す。
青いベストを着た黒髪のアジア系女性兵士のようだった。
そうかと思えば、今度は赤いジャケットにジーンズ、コンバースを身に着けたブロンド髪のストリート系の男が飛び出し、女兵士に続く。
「お父さんがやってるゲームのキャラじゃない、あれ!?」
リュンが女兵士を指さし咄嗟に指差して言う。フォンも呆気に取られて、
「うん、確かに似てる……」
と、ぽそっとつぶやく。
フォンもゲームをたしなみ、特にファーストパーソンシューティング=FPSを楽しんでいた。
あの女性兵士は、フォンが使用しているキャラクターのようだが。
もう一人は、ソエルがよく知っていた。
「あたしの推しのファイターじゃん!」
と、そのジャケットの背中を見送る。ソエルは格闘ゲームをよく楽しんでいたが。よく使っているファイターだ、あれはと、非常に驚かされる。
一体、何が起こっているのか。
はっと、エーネは気付いたように、
「みんな、車に戻って!」
と、言いながら運転席に座る。家族も急いで車内に戻る。
「さあ、進むのだ!」
あのウィザードだ。いつの間にかバンから降りて、運転席側にいる。
「!!」
よく見れば、足は地に着かず、宙に浮いている。
ソエルはスマートフォンを手に、目を凝らして見つめる。
「スマートフォン、光ったよね」
「我らはそなたらの心の叫びに導かれてやってきた」
ソエルに応えるようにウィザードは語る。
(これって、ファンタジーゲームの……)
エーネももちろんゲームをたしなみ、特にファンタジー系を好んでいたが、キャラクターでは特に魔法の使えるウィザードを好んでプレイしていたが。
リュンとディスプレイを眺めながら、母と息子で、やいのやいのと楽しんでいた。
砲撃、空を揺らし心を揺らし、身をすくめる。
「風の精霊たちよ、堅き壁をなしこの者たちを守りたまえ!」
黒い杖を掲げて叫べば、周囲がややゆがんで見えるようになり。砲弾はバンのはるか手前のゆがんだところで爆発した。バンは無事だ。
「すごい、本当に風の壁ができたんだ!」
車窓ごしにリュンは感心しきりだった。
「ゲームのキャラクターたちが、助けに来てくれたんだ!」
にわかに信じがたいことだが、ウィザードに女兵士にファイターたちは、確かにゲームのキャラクターで、現実世界に飛び出て、家族を助けてくれているんだ。
「スマートフォンから出たの?」
ソエルはまじまじとスマートフォンを見やる。
ウィザードは無言。風の壁をつくってからは、静かに戦況を見守っている。
「あっ!」
リュンがソエルの手にあるスマートフォンの画面を見る。周囲は風の壁が出来て、それで視界がゆがんでしまって、遠くの様子はわかりづらいのだが。その風の壁の向こうが、スマートフォンに映し出されていた。
戦車の後方に控えていたであろう歩兵部隊が前に出て、避難車両を襲おうとしていたが、FPSの女兵士と格闘ゲームのファイターがこれと戦っていた。
向こうも銃を持ち、
「この野郎!」
と撃ち、襲ってくるのだが。どのようにしているのか、弾を巧みにかわし。女兵士はお返しの銃弾を放ち、ファイターは強烈なパンチとキックを食らわせる。
「さあ、進むのだ!」
ウィザードは叫びざまにフードを外す。褐色の肌をし、その鋭い目をこちらに向ける。
「やっぱり、あなたは……」
エーネは、自分がよく使っているファンタジーゲームのウィザードなのを確信した。
FPSの女兵士と格闘ゲームのファイターは、わずか二人にもかかわらず、歩兵部隊を翻弄し。
「なんだこいつら、つええ!」
「ちくしょう、やってられっか!」
と、逃げ出す歩兵も出てきた。
戦車部隊の方では、砲弾を撃てども撃てども、なぜか着弾せず、途中で爆発し相手に被害を与えられないことに戸惑っているようだった。
「行くわよ!」
エーネは意を決し、アクセルを踏んだ。
「風の精霊たちよ、光りの精霊たちよ、この世界のすべての精霊たちよ、この者たちを守りたまえ!」
ウィザードの声。いけるという安堵の気持ちが、心の奥底から湧き出してくる。
という時だった。バンがまさかのエンスト!
「そんな、どうして!」
エーネはセルを回すが、エンジンは止まったままうんともすんとも言わない。よりにもこんな時に故障だなんて。
安堵の気持ちも吹き飛び、フォンもソエルもリュンも、顔を青ざめさせる。
歩兵や戦車はFPSの女兵士と格闘ゲームのファイターの奮闘で、戦列を乱し。方向転換をする戦車も増えてきた。逃げる絶好のチャンスだというのに。
「案ずるな。出でよ、鉄馬たちよ!」
ウィザードが黒い杖を掲げて叫べば。スマートフォンは光り。その光は車窓を透き通って天まで届き、さながら光の塔が出来たようだった。と思った一瞬の間で光りの塔は消えた。
そうかと思えば、空で何かが光った。戦闘機かと思われたが、そうではない、車だった。
シャープなデザインをしたレーシングカーが四台、空から落ちてくるではないか。
「あ、サッカーの車だ!」
家族でよく楽しんでいる、車でサッカーをするゲームの青いレーシングカーが四台。ウィザードに導かれて、リアスポイラーを翼にするかのように鳥のように飛翔しながら、空から降臨してきた。
着地をすると同時にハッチが開かれる。
「さあ、急いで乗るのだ!」
「早くしな!」
ウィザードが言うと同時に、なんとレーシングカーまでもがしゃべった。
驚かされっぱなしではあったが、呆気に取られて身体の動きを止める余裕などない。もうしのごの言わず、家族四人、咄嗟にレーシングカーに飛び乗る。
「ほかの人たちは?」
リュンは一緒に避難していたほかの人たちが気になって、閉ざされゆくハッチのガラス越しに周囲を見渡す。
FPSの女兵士に、格闘ゲームのファイターの奮闘により隣国の軍隊は隊列を乱し、退避行動をとっている。ほかの人たちはその隙に逃げ出していて、どうにか助かりそうだった。
「行くぜ、しっかり座ってな!」
ハッチが閉まり、四台のレーシングカーはエキゾーストノートを唸らせて。それはさながら野獣の咆哮で、戦車の砲撃に負けないほど空(くう)を揺らした。
リアタイヤは激しくホイールスピンし、猛然と地を蹴り駆け出す。
「あ!」
ソエルは空を見て悲鳴を上げてしまう。あろうことか隣国の戦闘機がやってきたではないか。
「光りの精霊たちよ!」
ウィザードは黒い杖を掲げれば、光りの弾がほとばしり出て、空の戦闘機向かって放たれゆく。
何事かと驚いた戦闘機のパイロットは光りの弾に驚き、これと交戦をする。
ある機体が被弾する。光りの弾によって、ではない。地上からの攻撃でだった。
戦車や歩兵は散り散りにばらけて逃げてしまい。手が空いたFPSの女兵士と格闘ゲームのファイターが、空の戦闘機を攻撃しているのだ。
FPSの女兵士は自分のマシンガンでだが、格闘ゲームのファイターは、強く握りしめた拳から波動を撃ち放つ。
光りの弾との相乗効果で、戦闘機隊も隊列を乱す。
「け、そんなことをしなくてもいいのにな!」
「おうよ! のろまに負けるオレたちかよ!」
「飛ばすぜ!」
四台のレーシングカーは猛然と、麦畑広がる田園地帯の道路をかっ飛ばす。
周囲の景色が吹き飛ぶように流れてゆく。
バックミラーを覗けば、戦場は遠ざかってゆく。隣国の軍隊と戦うウィザードやFPSの女兵士に格闘ゲームのファイターも、あっという間に見えなくなってゆき。
やがて田園地帯も過ぎ、峠道に差し掛かった。四台のレーシングカーは速度を緩めずに飛ばす。かと思えば、何を思ったかぴょんぴょん飛び跳ねだすではないか。
「なにやってんだ!?」
「え、あ、さ、サッカー!?」
フォンとエーネ、もちろんソエルとリュンはコクピットの中で驚き、やがて余裕も覚え出し、楽しさも感じる。
四台のマシンは、どこから出したのか、サッカーボールをフロントノーズにぶつけながらパス回しをしているではないか。そのために飛び跳ねていたのだ。
「わあー」
「すごーい」
ソエルとリュンはもう大喜びだった。車内はジェットコースターのようで、身体をシェイクされるようで、それがとても楽しい。
「うわ、わわわ」
「お、おっとっと」
シートベルトはしているとはいえ、大人の両親は楽しいばかりも言ってられず、戸惑いも見せながら苦笑する。だが、子供たちのきゃっきゃと喜ぶ声が聞こえて、知らないうちに笑顔がほころぶ。
無線でつながっているのか、各々のコクピットに家族の声が聞こえる。
改めて中を見れば、ハンドルにアクセル、各種メーター類といった車の操作に必要な機器がそろっており。カーナビまでついているのか、スマートフォン大ながらディスプレイも見受けられる。その横のスピーカーから、家族の声が聞こえる。
「アテンションプリーズ! 当機はまもなく目的地に到着しまーす」
「そうそう、仲間からのメッセージを預かっておりますので、ご紹介させていただきま~す」
レーシングカーがおどけてそう言い、ディスプレイが灯ったかと思えば、あの麦畑の田園地帯が映し出されて。そこに、あのウィザードとFPSの女兵士に格闘ゲームのファイターが並んで立っている。
隣国の軍隊の姿はすっかりなくなってしまっていた。
「あ、ありがとう……」
家族四人、ディスプレイに向かい感謝の言葉を述べる。もう感謝しかない。
「生きよ」
ウィザードは言う。
「生きて生きて、生き抜くのだ」
その言葉に、家族四人は思わずしんみりする。すると、FPSの女兵士に格闘ゲームのファイターも口を開く。
「生きて、生きて。……ゲームをするんだよ」
「おう。生きて生きて生き抜いて、またオレたちで遊んでくれよな。約束できるか!?」
ゲームキャラの三人は笑顔を見せる。
「うん、約束する!」
家族四人は咄嗟に約束を誓って頷く。
「OK!」
「約束だよ!」
「また会おう」
格闘ゲームのファイターは満面の笑みで親指を立て。
FPSの女兵士は優しげに微笑み頷き。
ウィザードは威厳ある引き締まった顔つきながらも、これも優しげな微笑みを見せた。
「ふわあ」
飛び跳ねながらボールのパス回しをするレーシングカーの中にいるはずなのに、安堵のせいか途端に強い眠気に襲われて。抗えないまま、眠りについて、目を閉じてしまった。
……
「大丈夫ですか!?」
という声で、家族四人目が覚めた。
「ここは……」
と思いつつ目を開ければ、どことも知れない街の路地裏。自分たちを起こしたのは、兵士たちだったが。肩のエンブレムが自国側なのを見て、安堵する。
「歩いて逃げてきたのですか? 外で寝るのは危険ですよ」
「私たち……」
記憶がうすぼんやりと思い出されてくる。
隣国が攻めてきて、それから避難するも軍隊に行く手を阻まれて。もうだめだと思った時、スマートフォンからゲームキャラクターたちが飛び出て、助けてくれたのだ。
「ああ、必死に逃げて。記憶が……」
フォンはそう言って言葉を濁した。ゲームキャラクターに助けられたなどと言っても、信じてもらえないばかりか、異常者だと思われどこに閉じ込められるかわかったものじゃない。
「もう大丈夫ですよ、ここは安全圏です。まあ完全に安全というわけでもありませんが……」
隣国の軍隊はひたひたと迫ってきているようだ。安全圏もやがては安全圏でなくなるということか。
「歩けるかい?」
「うん。ありがとう……」
ソエルとリュンは兵士の手を借り立ち上がって、ゆっくりながらも歩き出す。フォンは足が不自由だが、足を引きずりながらでもどうにか歩けた。
ピコリ。
と、リュンのポケットに入っているスマートフォンが鳴った。取り出して見てみる。
「あ、オレもこのFPS好きなんだ」
スマートフォン画面に写っているゲームキャラクターたちを見て、兵士の一人が微笑んで言う。
「うん、僕も大好きだよ」
「私はこのファイターが一番の推しなんだ!」
と、スマートフォンを互いに見ながら会話を弾ませる。
「オレはレーシングサッカーが一番得意だぜ」
「オレはファンタジーゲームが好きでな、このウィザードでもよくプレイしてるぜ」
などなど、ほかの兵士も会話にまざってきて、ゲーム談義に花が咲く。
生きて生きて生き抜け。生きてゲームをするんだ。
家族四人の心の中で、ゲームキャラクターのその言葉がひらめく。
特に反応を示したのは子どもたち、ソエルとリュンだった。
「ねえ、ゲームしてる?」
「おう、スマートフォンでだが時間が空いた時にやってるぜ」
「対戦しよ」
「いいねえ。子ども相手だからって、容赦しねえぜ」
「なんの、大人だからって容赦しないぞ」
一同笑いが弾けた。
この瞬間だけ、戦争の緊張した空気が暖かく緩んだ。
エスケープ 赤城康彦 @akagiyasuhiko
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作者
赤城康彦 @akagiyasuhiko
物書きです。 公開作品をお読みくださり、まことにありがとうございます。 小説家になろうとエブリスタでも公開しています。 1974年生まれ。高知県出身。 もっと見る
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