第5話 地に足のついた(浮ついていない)科学技術力
中国の先端科学技術力というのは、第二次世界大戦後、あるいは日中国交回復後から開始されたわけではない。
唐だの宋だのの昔から、中国の文明と文化は西洋を凌駕していた。
しかしながら、大砲・ロケット・ミサイル・戦闘機といった人殺しの道具に関しての文明と、自分で働かないで植民地の人間(アフリカ・中東・インド・中国)を酷使して利益を搾り取るという、血も涙もない冷血人としての文化(的)発想において、これらをなるべく避けながら世界と付き合っていこうとしたので、清朝時代の西洋による侵略から300年間もかかってしまった、というに過ぎない。
西洋の狂(凶)人に歩調を合わせていれば、客家台湾のように、第二次世界大戦後数十年で、格好(体裁)だけは先進国として、狂国たちと仲良しになっていたであろう。
大体からして、中国人とは、台湾客家などとは違い「その本を務めよ」という務本の精神から何事も始める民族ですから、時間は多少かかるが、動き出せば、牛の如く象の如くにどっしりと確実に歩む。
○ 「アジア最大の海上インターチェンジでランプ橋梁の架設始まる 浙江省寧波」
http://j.people.com.cn/n3/2022/0718/c94638-10124370.html
○ 「中国最大画素数のデジタルコレクション「鄭和の大航海」が発売」
http://j.people.com.cn/n3/2022/0718/c206603-10124290.html
→ 優れた科学技術力を、一般大衆のために使用する。
そして、それは自国の歴史に対する自覚となって、国民一人ひとりの血となる。
○ 「中国初の独自開発浅水サブシーツリーが稼働開始」
http://j.people.com.cn/n3/2022/0718/c95952-10124335.html
(人民網日本語版 2022年07月18日のニュースから)
2022年7月19日
V.1.1
平栗雅人
人民網日本語版に見る中国(2022年07月18日のニュースから) @MasatoHiraguri
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