第4話 徹底したフェアー精神(機会均衡・公明正大・平等)


  情報の公開、「貧困脱却プロジェクト」に見られるような、社会の富の平準化・機会均等・門戸開放を目指した平等政策の実施。


○ 「視覚障がい者が運営する「盲人カフェ」がプレオープン 上海」

http://j.people.com.cn/n3/2022/0718/c94638-10124459.html

  口だけの「弱者対策」ではなく、現実に地域住民と政府・国家が協力して、理念を現実化させている。

 → 機会均等・門戸開放

  <参考>

 「視覚障がい者のPC操作学習法とは? 浙江省紹興」

 「市場の小さなカフェ」


 → 庶民の声を大切にする

  「専門家」だけの視点や行動ばかりでは、中国という広大な国土におけるさまざまな問題を網羅できない。一人ひとりの市民が自発的に積極的に、国政に学問に文化・文明に参加しなくては、15億の共同体は運営できない。

  そして、そういう微細な声を、官(政府や大学の専門家)が真摯に取り上げ、実行に移せるところに、中華民族という濃い血で結ばれた民族の力を見る。


○ 「レストランで食事中に恐竜の足跡を発見! 四川省楽山」

http://j.people.com.cn/n3/2022/0718/c94638-10124369.html


  → 全く、この国には笑ってしまう。

   「レストランで食事中に恐竜の足跡を発見」なんて、西洋世界(欧州・米国)ではジョーク(の類)です。

   そして、こんな珍事に真面目に対応してしまう、お客・レストランの従業員・大学、そして政府報道機関(人民網日本語版)に私は、「いかにも中国的だなぁー」と感心するやら笑うやら。


 (人民網日本語版 2022年07月18日のニュースから)


2022年7月19日

V.1.1

平栗雅人

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