第10話 ご褒美の下見で面倒な人にあった
それから、二日が早くも経ってしまった。
今まで、エプソンにはなぜか会えずじまいだったので、アルターの本も、彼が落としていったペンダントも私が持ったままである。
そしてそして、本日はわたくしの個人戦第二回戦です。
マジで憂鬱やわー。頑張れ私。
これ終わったら、パフェ食べるんだからな。
そうなんです。近くにパフェがあるお店があってそれに行きたくて行きたくてしゃあなかったので、これからの戦いが終わったら、ご褒美といたしまして食してこようと思うのです。
まぁ、パフェらしい見た目のスイーツでしたけれども多分違うんだろうなー。
まぁ、おいとこ。
さて、今回は食べないけれどもメニュー見てこようか
っと、店の横の路地から店に向かっていると、ドン!!
向こうから女の子が来ていたらしい、その子と衝突事故を起こしました……。
「なんですの?私にぶつかるなんて……」
うーわっ、面倒くさ!
この金髪ポニテ美少女、自分正しいですってキャラじゃないの?
個人的な意見ですけどね。
なんでこんなわがままキャラに当たったのだ。
「なんてねー。ごめんねぇ。うっかりしてたぁー、なんかぁ、貴方タイプかもー!」
はい!?この人何を言われている?
私がタイプなわけがなかろ?
何なの何なの、タイプだとか言っておいていそいそと帰ろうとしている。
まぁ、良いんだけど。いいんだけどさぁ……。
「じゃあねー、まだ会えたらいいな…」
こちとら残念ながら、出来れば会いたくございません。
誰か知らないけどね。ということで、メニュー見てこようか。
「ん、ダイアナ遅い……」黒髪の少女と先程の金髪美女ーダイアナとが話していた。
「あー、ごめんて。行こかー」
「うん。で、何かあったの?嬉しそう。」
「そうかな?でも可愛い子にあったよ!なんかまた会えたらいいなぁ…」
ほんとにまたこの子と会うことになるのですけど、
大変なんだなそれが……
それはまた次回の話で
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